人気ブログランキングへ 夏日は暑い。
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15年掛かって宿題をやっつけたのは昨日の記事でしたが、その前にオイルの経路を確認いたしました。
まず、シリンダーヘッドを部分的に冷却したオイルが出てくるのは矢印のところ。
オイルの導入部。ヘッドボルト穴を通じて送られてきます。
こうして見ると、以前にバルブガイド付近を冷やすと言ったのは間違いで、バルブシート付近ですね。
シリンダーを上から見た画像ですが、シリンダーボアとヘッドボルト穴、カムチェーントンネルの関係が分かると思います。
シリンダーを外気で冷やすことができるのは前と左側であって、カムチェーントンネル側は流れるオイルが冷却するようにも見て取れます。
15年ほど前に、この冷却システム(ヘッドのね)は10℃くらいしか効果がないとある筋から聞いた覚えがありますけれど、その原因はシリンダーを通っているうちに温度が更に上がっていて、温度差がなくなっているからかもしれません。
当時のワタシの理解力では、ソウ聞いてしまったので、今回のような改善案が思い浮かばなかった?
クランクケースでは矢印がオイルの経路です。矢印はヘッドの潤滑用通路。
右側カバーは結構複雑になっていて、○がオイルフィルター。○から入ったオイルがフィルターを通って、矢印はクランク、矢印はトランスミッション、矢印はヘッドの潤滑そして矢印が今回の冷却システム。
通路の大きさから見て、4つの系統にほぼ均等に供給されていると思われます。
矢印はオイルポンプです。ドライサンプですから中は2系統になっていますが、フィード側はオイルタンクから矢印のところを通ってポンプに入り、○からカバーの通路に送られます。
続きます。
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1966年のブラバムホンダのカットエンジンも
バルブガイドがラジコンの空冷エンジンのシリンダーの様にフインが切ってあり
冷却水かオイルで冷やしているようでした
熱には悩まされていたのでしょうね