ピストンエンジンは永遠か!な?

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オイル洩れの原因は?

2008年05月01日 | オイル洩れ

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テレビのニュースによると、昨日の都内のガソリンスタンドは大変な混乱のようでした。

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エンジンによっては、シリンダーヘッドを外してもシリンダーベースガスケットは触らずに済む場合もありますが、グースに関してはそうは行きません。

左・前側のヘッドボルトを抜くと、クランクケースのネジ穴にオイルが溜まっています。

コレを知らずに、そのままヘッドボルトを締めてしまうと・・・・、想像もしたくありません。

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こうなってしまう原因は、ヘッドを潤滑するオイルの一部が排気バルブガイドの傍を通過して、冷却する構造になっています。

その通路は製造上の理由か、矢印のようにボルト穴と貫通しています。

オイルがまるきりボルト穴に出てこないように、矢印のロールピンで塞いでありますが、完全にシールされているわけではないのです。

矢印がオイルの流れる方向で、ココにホースがジョイントされてオイルタンクに戻ります。

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一昨日の記事”遠くへ!?”の中で「構造上洩れる可能性がある」としたのは、この場所であります。

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この色が特徴の液体ガスケットですが、グリコール系のブレーキフルードで溶けてしまった塗膜のように縮んでいます。

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ココは問題の場所で、少々厚めに塗ったはずなのに残っていませんね。

この液体ガスケットを使ったのは、今回が初めてですが・・・・・。

今までに、こんな状態になったのは見たことがありません。

371℃という耐熱温度の表示が気に入って使ってみましたが・・・・・。

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ヘッドカバーのほうは異常ありません。

とすると、銅との相性が悪いのか・・・・。特に注意事項として書いてありませんが。

まあ、実績があるものを使うことにいたしましょう。

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