人気ブログランキングへ ドンヨリ曇り空で蒸し暑い。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
キャブレターの調整のためにジェットニードルを発注していましたが、思うところがあって同時に手に持っているメインノズルも頼んでおきました。
左側が古いほうで、右が新品です。
更に画像を拡大すると・・・・・。
古いほうは随分と表面が荒れていますが、穴の大きさが違います。
古いほうは品番が1154-838-2000ですけれど、これは廃番になっているようで、現在は穴の小さい1154-835-2100しか入手できないようです。
メインノズルは矢印のメインジェットが付く基の部分です。
そして、上端部の穴とジェットニードルの隙間からガソリンは吸入されますから、穴が小さければキャブレターで作られる混合気は薄くなります。
ジェットニードルはご存知の通り、先端がテーパー状に細くなっていて、スロットルバルブが開くにつれ吸入空気量が大きくなるとともに供給燃料を増やしますが、このFCRキャブレターではストレート部分が意外に長く、矢印のところまでストレート形状です。
これは何が言いたいかというと、メインノズルを交換する前には、アイドリングのCO濃度が2.4%でしたが、
他の調整スクリューをいじらずに、メインノズルの交換だけで0.86%に下がりました。
アイドリング回転でのスロットル開度にもよるとは思いますけれど、メイン系が思ったより低回転域への影響が大きいということです。
COアナライザーを使った調整なら、例えこのことを知らなくても、思った方向への調整も可能ですが、知らないとFCRの調整は難しいと感じるかもしれません。
しかし、古いノズルの表面があれほど荒れているのは、腐食だけなのだろうか?
ニードルのストレート径が1/100mm毎に用意されているはどなのに、ノズルの穴の内側があれほど荒れているとなると、使っているうちに穴の内径がすぐに変わってしまうでしょう。
人気ブログランキングへ デッドヒートも楽しからずや・・・・応援クリックお願いします!