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ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

モーターサイクルエンジンカー VW-XL Sports

2014年10月04日 | オイルリーク

Volkswagenxlsportconceptsideprofile ttp://www.automobilemag.com/auto_shows/paris/2014/1410-ducati-powered-volkswagen-xl-sport-concept-debuts-in-paris/

10月1日に開幕したパリモーターショーでVWはXL Sportsを公開した。

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既にご存知と思われるがエンジンはDucati PanigaleのスーパーバージョンのSuperleggeraのもので、車体はカーボンファイバー・チタン・マグネシウムを多用して155kgという軽量を実現しているが、65,000ユーロ(日本国内価格670万円)もする。

Vwprojektxlsportmotorferdinandpiech ttp://worldscoop.forumpro.fr/t4511p120-2013-volkswagen-xl1

このコンセプトは唐突に現れたのではなく、2013年に既に発表されていて、限定生産で市販される可能性があるらしい。

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不思議歯車?!

2014年09月26日 | オイルリーク

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厚さの違うギアを重ねてスプリングディスクをスナップリングで押さえた、まあそれほど複雑ではないが。

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ホンダCBX1000は、SOHC時代から受け継がれたクランク中央からプライマリーチェーンを介してクラッチに動力を伝達するメカニズムになっているが、プライマリーシャフト先端(画像右下)のドライブギア(パーツリストの呼び名はGear,Ass,Primary,Driven)がバックラッシュを低減させる構造になっている。

Drivegear

薄いサブギアは歯数が1枚少ないので、ギアを180°回転させると相対位置が異なるのが分かる。薄いほうのサブギアはスプリングディスクによりテンションが掛かっているものの、メインギアに対しては回転するので、噛みあっているクラッチ側のギアとのバックラッシュの分だけ角度がずれるということになり(バックラッシュを)なくすことができる。

バックラッシュは各部品の熱膨張などを考えるとなくてはならないものだが大きければ騒音も大きくなったり弊害も出てくる。CBX1000とほぼ同時期に開発されたRC04も同様のメカニズムだが、後の4気筒はプライマリードライブにチェーンを使っていないからこのメカニズムも存在しない。

1219454817 ttp://orange.ap.teacup.com/thefourthelement/34.html(転載させていただきましたが、不適切でしたら削除いたします)

同じ様なメカニズムに”シザーズギア”がある。こちらはメインギアとサブギアの歯数は同じで内蔵したスプリングで回転方向にテンションを掛ける。

こちらはカムの駆動にギアを使った場合にトヨタの”ハイメカツインカム”など採用実績が多くある。

冒頭の”サブギアが1枚歯数が少ないほう”は、ヤマハもRZV500Rの2本のクランク間に使っていて、その時に”不思議歯車”と呼んでいた。強いて言えば”フリクションギア”かと思うが、名称はともかく、その後はかなり広範囲に使われているようなので、もう誰も不思議歯車とは呼ばないと思う。

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フランシス・タービン

2014年09月18日 | オイルリーク

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このカタチはターボ好き(?)の方なら!?と思うに違いない。

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これは残念ながら巨大なエンジンのターボではなく水力発電のタービンで、フランシス・タービン(水車)というのだそうだ。

Francispicture ttp://ffden-2.phys.uaf.edu/webproj/212_spring_2014/Taylor_Hanley/taylor_hanley%232/Project%20template%202/project/Water%20Turbine(pg3).html

冒頭の画像はフーバーダムのもので修理中のショットと思われる。フランシス・タービンの歴史は古く、1848年にイギリス生まれのアメリカ人James B. Francisにより開発されたようだ。

James B. Francisは他にも初期のスプリンクーラーの開発や治水工事にも名を残している。

続く

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ターボチャージャー

2014年09月16日 | オイルリーク

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さて9月30日には明らかになりそうな新しいH2 は過給エンジンという噂もある。画像はかつてのGPz750 Turbo。

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今度のH2はターボではなく軸駆動のスーパーチャージャーと言う説が有力らしいが、ご存知のとおり小型乗用車にはエンジンのダウンサイジングに伴うターボの採用例が増えていて、アメリカのハネウェルとボルグワーナーに続いて三菱重工・IHIの順序でシェアを占めているとか。

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内燃機関にターボチャージャーを最初に導入したAlfred Büchiが1905年に取得されたと言われる特許図面だが、これ以外の資料は検索しても見つからず構造が分かりづらい。

しかしHis design for a “highly supercharged compound engine” was simple, using an axial compressor, radial piston engine and axial turbine on a common shaft. (ttps://ae-plus.com/milestones/alfred-bchi-the-inventor-of-the-turbocharger/page:1.より抜粋を引用)との記述ではコンプレッサーと星型エンジンの複合エンジンのようだ。

つまり、特許を申請する前から通常の内燃エンジンは効率が低いと主張し、排気熱により2/3のエネルギーが失われるのでそれを利用すべきと考えていたのだ。

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現在の一般的な”ターボ”とは外観やブレードの形状も異なるがAlfred Büchiの最初のプロトタイプ。これはコストが高いと却下されたが、その後も開発を続けて1925年にはディーゼルエンジンの熱効率を40%に引き上げることに成功した。

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ラリークロス

2014年09月12日 | オイルリーク

82superbikers_6 ttp://www.cyclenews.com/598/21645/Racing-Article/Remember-When--Superbikers-1982.aspx

1979年から85年まで行われたSuperbikersは以前にも紹介 したが、これは貴重な(?)Springsteenの画像。

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ところでミックスサーフェイス(ダートと舗装路)でのレースはラリークロスもあるが、今年から世界選手権が始まったようだ。

ラリークロスの歴史は意外と古く1969年(66年と言う説も)からあり、この78年のレースはストラトスがぶっちぎりで早い。

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バルブ/シート カット・摺りあわせ

2014年09月06日 | オイルリーク

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久しぶりの実録メンテナンスですが。

堆積したカーボンを除去したところで、右側がインテーク、左側がエキゾーストです。5万KM余りの走行でバルブとの当たり面はカーボンで酷い虫食い状態になっています。

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エンジン本体はご覧のように空冷4バルブ6気筒1000ccです。燃焼室にカーボンがたまっている主な原因はバルブステムシールの劣化によるオイル下がりです。

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順序としてはまずバルブのフェイス研磨(今回は画像なし)。

それからシートのカット。サービスマニュアルでは32°・60°・45°の順序でカットを指示していますが、虫食いが激しい場合は先ず45°を先にカットして虫食い面を無くしてからのほうが良いと思います。

ホンダ純正のツールは工業用ダイアモンドの細かい粒子を使っていて、刃物のシートカッターより作業に時間が掛かるものの失敗する恐れは少ないと思います。

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右がビフォア、左がアフター。

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シートカットが終わったら、バルブフェイスに専用コンパウンドを使い摺りあわせを行います。

コンパウンドには荒目・中目・細目がありますから、荒目から始めます。

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摺り合わせ作業にはエアラッパーを使うと早く出来ます。

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摺りあわせが終わったところです。

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光明丹を使い当たり面を確認します。

サービスマニュアルによる指示は0.9~1.1mmなのでコレでは広すぎますので、更に32°と60°のシートカットを行い当たり面の位置と幅を調整して完成となります。

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レース観戦

2014年09月02日 | オイルリーク

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十数年ぶりに出向いたツクバサーキットの目的はM.C.F.A.J.主催のL.O.C.(レジェンド オブ クラシック)レース。

クラス分けは年式や排気量で細かく分かれているが、画像はセニアA・B、HWO-B、HW-A・Bの混走レースのスタート前風景。

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応援していた#77のS氏は予選5位ながらトップに立つものの、転倒車で赤旗ののち再レースになり、再スタート後エンジントラブルでリタイアと残念な結果に。

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また、ヘルパーをさせていただいたシーリー/アエルマッキも予選の始めのうちは快走していたものの、途中でエンジントラブルとこちらも残念。

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カワサキH2とシーリー/アエルマッキ

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パンヘッドについては1965年までのモデルが参加可能なA.V.C.C.(アメリカンヴィンテージコンペティションクラブマンロードレース)。ハンドチェンジは必須。

次回は最終戦になっており、12月7日にまたツクバで行われる予定ですから出掛けられたらいかがでしょうか。

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最初のウイングカー !!

2014年08月29日 | オイルリーク

Sprintincidentinvolvingtonystewarta ttp://www.motorsport.com/sprint/news/sprint-car-racers-give-their-take-on-tragedy-and-defend-tony-stewart/

NASCARの元チャンピオン トニー・スチュワートが引き起こしたレース中のアクシデントが色々と取りざたされていたが・・・。

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アメリカだけではなく、カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカでも行われているようだが、アメリカにはNational Sprint Car Hall(Wikipedia) があるほど人気は高く、レースは主催団体は幾つもありNon-winged sprint car seriesとwinged sprint car seriesに分かれている(Wikipedia)。

ところが、この1959年の映像ではNon-winged carとwinged carが混走している。

600wd693 ttp://www.coastal181.com/weekday_photos-E.htm

動画のレースでは多数のwinged carが走っているが、これが最初にウイングを使ったと言われているJim Cushmanのスプリントカー。記事には”Note the width of the wing which was reported to be a section of a P51 fighter wing”とあるが、P51の翼そのものを使ったのであろうか?

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6 Cylinders by Guy Coulon

2014年08月17日 | オイルリーク

Coulon300cc6closeup2 ttp://thekneeslider.com/300cc-inline-6-cylinder-by-guy-coulon-a-22000-rpm-race-engine-personal-project/

エンジンだけではなく、フレームももちろんワンオフ。

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映っている設備や展示物などをみるとTech3のファクトリーかなと思われる。

このビデオは2009年あたりらしいが、Guy Coulonが多大な時間を費やしてこのプロジェクトを遂行した意図は分からない。

 

諸条件が大きく異なるものの、やはりサウンドを較べたくなる?

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パンヘッド スケールランニングモデル

2014年08月11日 | オイルリーク

Imag002a ttp://www.ronsmodelengines.com/index.html

ご覧のようにパンヘッドの2/5スケールモデルだが・・・・。

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ランニングモデルというだけあって、オイルが燃えているのが気になるものの快調に回っている。しかし流石にスケールモデルでは”3拍子 ”は実現が不可能と思われる。

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製作者のRon Colonna氏はガソリンエンジンだけではなくスチームエンジンなど様々な作品があるが、どうもビジネスとしては1/4スケール・オッフェンハウザーのワークショップマニュアル(組み立てキットではなく)を販売しているようだ。

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