三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「忠清北道報恩(ポウン)に平和の少女像…「友達も一緒に」」

2017年10月16日 | 日本軍隊性奴隷
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/27384.html
「The Hankyoreh」2017.05.18 06:27
■忠清北道報恩(ポウン)に平和の少女像…「友達も一緒に」
 忠清北道唯一の慰安婦被害女性のイ・オクソンさんの姿も一緒に 
 200以上の報恩地域社会団体が参加し19日に推進委員会を発足 
 先月から610万円募金…10月のナツメ祭りの際に除幕する予定

【写真】忠清北道清州に建てられた平和の少女像=オ・ユンジュ記者//ハンギョレ新聞社

 忠清北道報恩(ポウン)に独りぼっちではない平和の少女像を建てる計画が進められている。清州(チョンジュ)、堤川(ジェチョン)など全国に建てられた大半の少女像の隣には、椅子が置かれている。しかし、報恩では生存している「平和の少女」イ・オクソンさん(87)を模った造形物も一緒に展示することが検討されている。イさんは、14歳の時、日本軍に連れていかれて慰安婦として苦痛を強いられた。以降、中国に渡り、2000年に帰国した彼女は、米国や日本、中国などを回って慰安婦の惨状を知らせる活動をしており、映画「鬼郷」のモデルとなった。イさんは現在報恩に在住している。
 報恩郡社会団体協議会は10月の報恩ナツメ祭りの際、報恩平和の少女像を建てる計画を17日に明らかにした。彼らは19日、200以上の報恩地域社会団体が参加する「報恩平和の少女像建設推進委員会」を構成する予定だ。これに先立ち、先月初頭頃から報恩地域市民を対象に少女像建設募金運動を展開しており、これまで6100万ウォン(約610万円)を集めた。報恩郡社会団体協議会のチェ・ユンシク会長(61)は「報恩は慰安婦被害の象徴であるイ・オクソンさんが住んでいた地域であるため、さらに意義深い。少女像の隣に、イさんを模った造形物を立てることも検討している」と明らかにした。イさんは、2010年の基礎生活受給金と慰安婦生活安定支援金などを集めた奨学金2000万ウォン(約200万円)を寄付した。
 報恩平和の少女像の位置はペッドゥル公園と俗離山(ソクリサン)彫刻公園が有力だ。チェ会長は「ベッドゥル公園は報恩郡民が最も多く、気軽に訪れる市民の空間であり、彫刻公園は報恩の象徴である俗離山の入口であるため、観光客も多い。討論を経て位置を決める計画だ。慰安婦関連の日本政府の謝罪や補償・真相究明などを盛り込んだ米下院決議案の採択を主導したマイク・ホンダ元米下院議員なども、除幕式に招待する計画」だと話した。

オ・ユンジュ記者
韓国語原文入力:2017-05-17 21:30
http://www.hani.co.kr/arti/society/area/795114.html


「聯合ニュース」2017/05/17 08:56
■慰安婦被害者暮らす韓国・報恩郡にも少女像 10月目標
【報恩聯合ニュース】旧日本軍慰安婦の被害女性が暮らす韓国中部の忠清北道報恩郡に、慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が建てられる。同郡の社会団体協議会は10月の設置を目標に、地域の市民団体による推進委員会を今月19日に発足させる計画だ。

【資料写真】韓国各地で少女像の設置が進められている=(聯合ニュース)

 先月から募金運動を始めており、約5500万ウォン(約560万円)を集めた。
 関係者によると、慰安婦問題に積極的に取り組んできたマイク・ホンダ前米下院議員が10月に報恩郡で開かれるナツメ祭りに参加する予定で、これに合わせた少女像の除幕を検討している。
 ホンダ氏は米カリフォルニア州グレンデール市への少女像設置にもかかわり、友好関係にある同市を訪れた報恩郡首長の鄭相赫(チョン・サンヒョク)郡守と知り合った。
 一方、報恩郡の俗離山ふもとには、慰安婦被害者の李玉善(イ・オクソン)さんが暮らす。日本軍に連れて行かれ慰安婦としての生活を2年以上強いられ、1945年に植民地支配からの解放(光復)を迎えたが、生まれ故郷には戻れず、ここに定着した。毎朝、家の門に太極旗(韓国国旗)を掲げ、2010年には生活保護や慰安婦の生活安定資金を貯めた2000万ウォンを奨学金として寄付している。
 忠清北道には現在、清州と堤川に少女像がある。


http://japanese.joins.com/article/292/232292.html
「中央日報日本語版」2017年08月14日09時35分
■30年間門柱に太極旗を掲げた慰安婦被害者
 30年を超える歳月の間、雨が降ろうが雪が降ろうが太極旗がはためく家がある。俗離山(ソンニサン)国立公園の町角である忠北報恩郡(チュンブク・ポウングン)の俗離山面舎乃里(サネリ)にある忠北唯一の慰安婦被害者、イ・オクソンさん(87)の家だ。
世界慰安婦の日(8月14日)と72周年光復節(8月15日、解放記念日)を控えた13日にもイさんの家の門柱には太極旗が力強くはためいている。
イさんは「国を失った民の悲しみを経験することができなかった世代に祖国という垣根がどれほど大きくて強固なものかを教えるべきだ」と話した。
大邱(テグ)が故郷であるイさんは16歳だった1942年、旧日本軍に連行された。そこで2年以上地獄のような慰安所生活を強いられた。開放後、帰国して隠れて生きるように俗離山周辺の食堂などで働いた。30歳をはるかに超えた年齢に結婚したが、子供も持つことができなかった。高熱と共に全身を針で刺すかのような痛みで日常生活も大変だった。
 ある日、偶然に力強くはためく太極旗を見たイさんは心の中で熱い火だるまがわき上がるような気持ちを感じた。
 イさんは「民を守ってくれなかった国が恨めしかったが、わが国が健在で私の目の前に太極旗がはためいているということ自体が大きな感動だった」と話した。
 その後、夫と死別した後から毎朝、門に太極旗を掲げ始めたのがすでに30年が過ぎた。「太極旗を見ながら国が富強になって再び不幸が繰り返されないように祈り続けました」。彼女は最近、報恩地域に少女像建立が進められるという話を聞いて「全国に平和の少女像が建てられるのは幸いなこと」としながら「機会があれば除幕式で当時の私が体験したことを証言する計画」と話した。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/28692.html
「The Hankyoreh」2017.10.14 07:51
■「慰安婦公論化」の先頭に立ったホンダ元議員、イ・オクソンさんに会う
 13日、忠清北道報恩平和の少女像除幕式で会い 
 ホンダ元議員「とても会いたかった」 
 イさん「本当にありがとう」

【写真】マイク・ホンダ元米連邦下院議員(右)が今月13日、忠清北道報恩平和の少女像除幕式で、カン・イルチュル、イ・オクソンさんら元慰安婦のハルモニたちが紹介されると親指を立てて彼女らの努力に感謝している=オ・ユンジュ記者//ハンギョレ新聞社

 「本当にありがとうございます」「とても会いたかったです」。
 日本政府に日本軍「慰安婦」の存在の認定と謝罪、歴史的責任と真相究明などを要求してきた日系米国人のマイク・ホンダ元米連邦下院議員(76・本名マイケル・マコト・ホンダ)と「生きている平和の少女」イ・オクソンさん(87)が13日、忠清北道報恩(ポウン)で会った。
 長い間別れていた姉弟が会うように、二人は手を取り合って抱き合った。ホンダ元議員はとつとつとした韓国語で「ハルモニ(おばあさん)、とても会いたかったです」と言い、イさんは「ありがとう。本当にありがとう」をしきりに口にした。この日の会合には、慰安婦被害女性たちが暮らす京畿道広州(クァンジュ)のナヌムの家で生活するパク・オクソン、カン・インチュルさんなども同席した。カンさんはホンダ元議員に親指を見せながら「あなたが私たちの大きな力になった。本当にありがとう」とし、ホンダ元議員と抱擁した。報恩で一人で暮らすイさんは、たまに広州のナヌムの家を訪れ、ハルモニたちと打ち解け話を交わすなど交流している。

【写真】報恩平和の少女像の除幕式に出席したチョン・サンヒョク報恩郡守、マイク・ホンダ元米下院議員、カン・イルチュル、イ・オクソンさん=オ・ユンジュ記者//ハンギョレ新聞社

 ホンダ元議員は、2007年に日本政府に第2次世界大戦当時の日本軍慰安婦の存在の認定と公式謝罪、責任と真相究明を要求する決議案を米連邦下院に提出し可決させた。この決議案で、米国内で日本軍慰安婦被害者問題に対する認識が転換された。しかし、その後ホンダ元議員は、日本の右翼団体と保守マスコミなどからひどい圧迫を受けたりもした。ホンダ元議員は「日本に屈辱を与えるものではなく、真実を明らかにするもの」だと対抗した。ホンダ元議員は米国内で初の平和の少女像であるグレンデール少女像建設にも力を注いだ。日本の極右団体の3年余りにわたる米国内の平和の少女像撤去訴訟に対抗し、少女像を守ることにも力を加えた。

【写真】報恩ベッドゥル公園に建てられた平和の少女像=オ・ユンジュ記者//ハンギョレ新聞社

 ハルモニたちとホンダ元議員はこの日午後3時、報恩ベッドゥル公園で開かれた報恩平和の少女像の除幕式で会った。報恩郡里長協議会など報恩社会団体協議会は、先月1月から少女像の建設に乗り出し、今年5月「報恩平和の少女像建設推進委員会」(共同代表ク・ワンフェ・63)を設けた。少女像推進委は、市民寄付を行い、9000万ウォン(約890万円)を集め、報恩ナツメ祭りの初日であるこの日、少女像の除幕を行った。少女像のそばにはイ・オクソンさんを形象化した造形物と慰安婦の実情を知らせるためのイさんの努力などを刻んだ祈念碑を一緒に建て、少女像と友達のように過ごせるようにした。
 米グレンデール市と姉妹都市である報恩郡は、イ・チャンヨプ・ロサンゼルス韓人タウン開発委員長などを通じてホンダ元議員の訪問を要請し、ハルモニたちとの出会いが実現された。チョン・サンヒョク報恩郡守は「ホンダ元議員は母国の日本からひどい糾弾を受けながらも、真実を明らかにしようとした。正義を守ったすべての韓国人の友人」と称えた。

【写真】マイク・ホンダ元米連邦下院議員(右)が今月13日、忠清北道報恩平和の少女像の除幕式でイ・オクソンさんに感謝の意を伝えると、イさんが明るく笑っている=オ・ユンジュ記者//ハンギョレ新聞社

 ホンダ元議員は「私の友人であるハルモニに出会えてとても嬉しい。イ・オクソン、パク・オクソン、カン・イルチュルさんら3人は私の友達」と述べた。ホンダ元議員は彼女らの勇気に賛辞を送りながら、慰安婦問題の解決に向けて国民の参加を提案した。彼は「1991年、彼女たちが慰安婦問題を暴露して、世界が慰安婦問題について知るようになった。彼女たちに感謝しなければならない」と明らかにした。また、「日本政府は彼女たちのような女性の青春を奪っていったが、今まで謝罪も、補償も十分にしていない。もう若者を含めた国民が立ち上がってこそハルモニたちが受けた人権蹂躙を防ぎ、誤った歴史を正すことができる」と付け加えた。

【写真】チョン・サンヒョク報恩郡守がマイク・ホンダ元米連邦下院議員に感謝牌を渡している=オ・ユンジュ記者//ハンギョレ新聞社

 ホンダ元議員はこの日午前、清州大学で政治学名誉博士号を授与されてから行った講演でも、若者の参加を強調した。彼はこの場で「誰かが立ち上がって闘ったから社会が変化した。若者なら、過ちがあれば立ち上がり、正さなければならない。国民の、国民による、国民のための正しいことをしなければならない。過ちがあれば立ち上がろう」と話した。

【写真】報恩平和の少女像の除幕式で会った「生きている平和の少女」パク・オクソン、カン・イルチュル、イ・オクソンさん=オ・ユンジュ記者//ハンギョレ新聞社

 元慰安婦のハルモニたちは、政府の役割を強調した。イさんは「ホンダ元議員に感謝の言葉をとても伝えたかったが、会って伝えられて幸いだ。ナヌムの家で暮らすハルモニたちはもうかなり年を取った。私も足が痛くてうまく歩けない。もう文在寅(ムン・ジェイン)大統領など政府が慰安婦問題にもっと積極的に乗り出さなければならない。時間は多くない」と話した。カン・インチュルさんも「ホンダ氏のような議員たちが助けてくれたが、結局私たちが乗り出さなければならない。私たちが力を集めてこそ、これ以上日本にやられず、日本も勝つことができる」と口を添えた。

オ・ユンジュ記者
韓国語原文入力:2017-10-13 19:42
http://www.hani.co.kr/arti/society/area/814439.html
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