三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

きょう津地裁で

2013年07月04日 | 紀州鉱山
 きょう(7月4日)午後2時から、熊野市を被告とするあらたな訴訟の最初の裁判(口頭弁論)が、津地方裁判所でひらかれました。
 この訴訟は、熊野市が、紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する碑の敷地に2012年度に土地税を課税してことに抗議するものです(このブログの年6月18日の「熊野市を被告とするあらたな訴訟の歴史的意味」と6月19日の「熊野市を被告とする訴訟の経過」をみてください)。
 こんがいの裁判の裁判官は、戸田彰子裁判長、浅川啓裁判官、秋山沙織裁判官の3人で、戸田裁判官は、熊野市が2010年度に土地税を課税してことに抗議する前回の訴訟のときの裁判官と同じです。
 被告席には、前回の訴訟のときと同じ倉田厳圓弁護士と、熊野市の職員星山政文氏・小松緑氏・濱田直行氏が座っていました。

 裁判官3人が入廷して、塚田靖夫書記官が事件番号を読み上げた直後、原告が立ち上がり、
   「原告は、戸田裁判長を忌避します。理由は、前回の裁判において不当な訴訟指揮を
   おこなったからです。詳しいことは後日、書面で提出します」
と述べました。
 戸田裁判長は、一瞬硬直した表情を示したあと右陪席官の浅川啓裁判官と数語小声で語りあったあと、一言も発言しないで、そそくさと退廷していきました。
 この間、2分たらずでした。

 忌避された裁判官は、裁判(口頭弁論)の訴訟指揮を続けることができません。
                                          佐藤正人
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