三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「韓国政府 慰安婦被害者から意見聴取へ=韓日合意検証受け」

2017年12月30日 | 日本軍隊性奴隷
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/12/28/0200000000AJP20171228001800882.HTML
「聯合ニュース」 2017/12/28 11:22
■韓国政府 慰安婦被害者から意見聴取へ=韓日合意検証受け
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題を巡る2015年末の韓日合意に関し、韓国政府は近く、慰安婦被害者や支援団体への聞き取りに着手する。 康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は28日、登庁の際に記者から被害者との面談について問われ、「当然会う。これから日程を調整する」と答えた。被害者からの意見聴取は、外交部長官直属のタスクフォース(TF、作業部会)が前日発表した検証報告書を受けて政府が合意を維持するか、あるいは破棄や再交渉を要求するかなどの立場を定めるための手順の一つとなる。

【写真】27日のタスクフォースの検証結果発表に同席した康長官(資料写真)=(聯合ニュース)

 康氏はこの日、報告書で指摘された点を政府当局が熟知した上で、被害者と面談すると述べた。被害者全員から意見を聞くかとの問いには、「できればそうしたい」と答えた。
 TFの報告書は、合意には海外に慰安婦被害者を象徴する少女像を設置する動きを韓国政府が支援しないなどとする非公開の内容があり、合意に至るまでに被害者の意見を反映する取り組みが不足したと指摘した。
 康氏は報告書発表の席で、「政府はTFの報告書を土台に、『被害者中心のアプローチ』で被害者関連団体と専門家の意見を謙虚に聞いていきたい」と述べている。また、「韓日関係に及ぼす影響も勘案しながら、合意に対する政府の立場を慎重に決める」とした。
 康氏は10月初旬の秋夕(中秋節)連休に被害者のための施設を訪問し、同月中旬には被害者とその家族、支援団体関係者を長官公館に招き懇談するなど、これまでにも被害者側の声を聞いてきた。


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/12/28/2017122801283.html
「チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版」  金鳳基(キム・ボンギ)記者
■慰安婦合意:文大統領「重大欠陥確認」「慰安婦問題解決できない」
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、外交部(省に相当)長官直属の「韓日従軍慰安婦被害者問題合意検討タスクフォース(TF=作業部会)」の前日発表と関連、「この(2015年12月の韓日政府間の)合意で慰安婦問題は解決できない」と述べた。
 文大統領は同日、大統領府の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が代読したコメントで、「慰安婦作業部会の検討結果発表を見て、大統領として重い気持ちを抱かざるを得ない」とし、「2015年の韓日両国政府間による慰安婦問題交渉は手続き的にも内容的にも重大な欠陥があったことが確認された」「遺憾だが、避けて通ることはできないことだ」と述べた。
 さらに、「これは歴史問題の解決において確立された国際社会の普遍的原則に違反するだけでなく、何よりも被害の当事者と国民が排除された政治的合意だったという点で、非常に手痛い」「現に確認された非公開合意の存在は国民に大きな失望を与えた」としている。
 また、「この合意は両国首脳の追認を経た政府間の公式の約束だという負担にもかかわらず、私は大統領として、国民と共にこの合意で慰安婦問題は解決できないことをあらためてはっきりと述べる」「再び傷付けられた慰安婦被害者の皆さんに心より深いいたわりの言葉を伝える」と語った。
 そして、「歴史において最も重要なのは真実であり、真実から目をそらした所に道はできない」「我々にはつらい過去であるほど向き合う勇気が必要だ」「苦痛を伴い、避けて通りたい歴史ほど真正面から直視しなければならない」「そこから初めて癒しも、和解も、未来も始まるだろう」と言った。
 その一方で、「私は韓日両国が不幸だった過去の歴史を乗り越え、真の心の友になることを願っている」「そうした姿勢で日本との外交に臨む」「歴史は歴史の通り、真実と原則を損なうことなく扱っていく」とし、「同時に私は、歴史問題の解決とは別に、韓日間の未来志向的な協力のため、正常な外交関係を取り戻していく」とも述べた。
 その上で、文大統領は「政府は被害者中心の解決と国民と共にする外交という原則の下、早期に後続措置を用意するよう望む」としている。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/12/28/0200000000AJP20171228002500882.HTML
「聯合ニュース」 2017/12/28 14:45
■韓国大統領 慰安婦合意の再交渉を示唆
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、旧日本軍の慰安婦問題を巡る2015年末の韓日合意を認めない立場を公式に示した。これは「最終的かつ不可逆的な解決」をうたった韓日合意について、日本との再交渉を示唆するもので大きな波紋を呼ぶことが予想される。

【写真】文在寅大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
 合意を検証してきた外交部長官直属のタスクフォース(TF、作業部会)による27日の検証結果発表を受け、文大統領は報道官を通じ、「政府間の公の約束という負担があっても、私は大統領として国民と共に、この合意で慰安婦問題が解決されないという点を今一度明確にする」との声明を発表した。
 合意を認めない立場を公式に示したと言える。文大統領が政府間の合意を正式に否定したのは、それだけ今回の合意に「総体的な問題」があると認識しているからだ。また、事実上の「裏合意」と受け止められる非公開合意が存在したにもかかわらず、前政権が否定し続けたことに大きく失望したとみられる。
 青瓦台(大統領府)は当初、検証結果に対する公式論評を控えるなど慎重な姿勢を示していた。報告書が指摘した内容を意味あるものと評価しながらも、韓日関係に及ぼす悪影響を懸念する様子だった。
 文大統領はしかし、参謀らとの協議を経て、従来の合意を否定し再交渉を求める方向にかじを切った。人権を重視する文大統領の信念と、慰安婦被害者を第一に考えるという基本原則を無視した合意を正さなければならないとの判断が働いたと言える。
 一方、慰安婦問題とは別途に、安保分野での協力を中心とする韓日関係の正常化は推進していく考えを示した


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/12/28/0200000000AJP20171228003100882.HTML
「聯合ニュース」 2017/12/28 15:56
■慰安婦問題「被害者中心の後続措置、早急に策定」=韓国政府
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は28日の定例会見で、旧日本軍の慰安婦問題を巡る2015年の韓日合意に関する文在寅(ムン・ジェイン)大統領の声明を受け、慰安婦被害者を第一に考えた実質的な後続措置を早急に講じると述べた。

【写真】会見する魯報道官=(聯合ニュース)

 文大統領はこの日、「政府間の公の約束という負担があっても、私は大統領として国民と共に、この合意で慰安婦問題が解決されないという点を今一度明確にする」との声明を発表。事実上、日本との再交渉を示唆した。
 魯報道官は「政府としては大統領の言葉通り、『被害者中心の解決』を原則に、被害者の名誉と尊厳を回復し、心の痛みを癒すため、誠意ある実質的な後続措置を早急に講じる」とした。
 また、慰安婦被害者、関連団体、専門家の意見を十分に反映し、韓日関係に及ぼす影響も鑑みるとした。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/12/27/0200000000AJP20171227003700882.HTML
「聯合ニュース」 2017/12/27 17:36
■「慰安婦合意の破棄を」 検証結果受け政府に要求=韓国市民団体
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題を巡る韓国と日本の合意で、当時の朴槿恵(パク・クネ)政権が被害者の声に耳を傾けず、秘密交渉が行われていたことを明らかにする韓国外交部長官直属のタスクフォース(TF、作業部会)の検証結果が発表されたことを受け、慰安婦被害者を支援する市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)などは同部前で記者会見を開き、早期の合意破棄を求めた。

【写真】外交部前で会見を行う挺対協など市民団体のメンバーら=27日、ソウル(聯合ニュース)

 文大統領は大統領選で慰安婦合意の再交渉を公約に掲げていた。
 厳しい寒さのため、会見に慰安婦被害者は出席しなかった。挺対協は「もうあまり時間がないという意味」として、重ねて慰安婦問題の解決を求めた。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/12/29/0200000000AJP20171229001100882.HTML
「聯合ニュース」 2017/12/29 14:06
■慰安婦被害者の音声データ公開 「支給金を財団に返して」=韓国市民団体
【統営聯合ニュース】韓国外交部長官直属のタスクフォース(TF、作業部会)が旧日本軍慰安婦問題を巡る2015年末の韓日合意に対する検証結果を発表したことを機に、慰安婦被害者支援の市民団体が29日、被害者が「和解・癒やし財団」から慰労金として渡された1億ウォン(約1000万円)の現金を財団に返す意思を示した音声データを公開した。

【写真】音声データが公開された慰安婦被害者のキム・ボクドゥクさん(資料写真)=(聯合ニュース)

 和解・癒やし財団は韓日合意に基づき日本政府が拠出した10億円を活用して設立された韓国女性家族部所管の財団で、被害者に現金を支給してきた。
 この音声データは、慰安婦被害者を支援する南部、慶尚南道の市民団体が今年1月に被害者のキム・ボクドゥクさんを入院先の病院に訪ね、録音した会話だ。現金を返還する意思があるかを問われたキムさんは「(財団に)返して」と3回、はっきり答えた。
 市民団体はキムさんのこうした意思を財団側に伝え、何度も返還手続きを求めてきたが、財団は対応していない。
 このほどの検証結果で韓日合意に「裏合意」と受け止められる非公開部分があったことが明らかになったため、市民団体は録音した会話を公開することでキムさんの返還意思をあらためて示すとともに、財団に速やかな対応を求めた。
 キムさんへの現金支給に関しては、財団が本人の同意なく親戚に渡していたとされ、1月に問題となっていた。キムさんはこの時、支給事実を知らず、現金が振り込まれた通帳も見たことはないと話した。財団側はキムさんと親戚がともに合意したため振り込んだと釈明した。


http://japan.hani.co.kr/arti/international/29369.html
「The Hankyoreh」 2017-12-29 16:36
■「慰安婦」“裏合意”なかったと言っていたのに・・・嘘だった
 被害者団体説得・国外の少女像支援しないと合意
 外交部TF「日本側要求受容・・・高位級協議で決定」

【写真】「韓日日本軍慰安婦被害者問題合意を検討するTF」のオ・テギュ委員長が27日午後、ソウル鍾路区外交部庁舎で5カ月間検討した結果を発表している=共同取材写真//ハンギョレ新聞社 

 韓国と日本政府の2015年12月28日の日本軍「慰安婦」被害者問題合意(以下12•28合意)当時、両国が「慰安婦」被害者関連団体説得、在韓日本大使官前の少女像撤去問題と関連した適切な努力、などを入れた“裏合意”をしながらも、これを公開しないことにしたことが確認された。韓国挺身隊問題対策協議会など関連団体は12•28合意廃棄と和解治癒財団解散を要求するなど強力反発している。

 韓-日「慰安婦」被害者問題合意検討タスクフォース(以下TF)は27日、過去5カ月間の検討結果を盛った報告書において「慰安婦合意には(韓-日)外交長官共同記者会見発表内容以外に非公開部分があった」として、朴槿惠政府が△「慰安婦」被害者関連団体を説得し△在韓日本大使官前の少女像問題に関連して適切な努力をし△第3国に慰安婦記念碑など設置時支援しない△「日本軍慰安婦被害者問題」を公式名称とするという内容の“裏合意”をしたと明らかにした。 TFは「このような(裏合意)方式は日本側の希望により高位級協議で決まった」と説明した。 12.28合意は2015年2月に始まった「高位級秘密交渉」を通して成立したもので、イ・ビョンギ当時青瓦台秘書室長と谷内正太郎日本国家安全保障局長が代表に出て合意を主導したものと確認された。

 問題の核心である「最終的・不可逆的解決」という文句は韓国政府が「首相の謝罪の不可逆性」を強調するために先に提起したが、「慰安婦」問題の「最終的解決」を主張していた日本側の要求によって「解決の不可逆性」を意味するものに変質したとTFは明らかにした。

 TFは12.28合意が被害者中心的接近が十分に行われず政府の立場を主として合意をなしたため、問題が再燃されざるを得ないという結論を下した。 12•28合意は日本政府の法的責任認定、謝罪、賠償という観点から過去の合意などに比べて進展した面があるという点も認められた。 しかし韓国政府がこの3大核心事項を日本側が要求する「慰安婦」問題の最終的・不可逆的解決確認、少女像問題の適切な解決努力、国際社会での相互非難・批判自制などと交換する方式で合意したため、その意味まで褪せてしまったとTFは明らかにしている。 TFは日本側の構図どおりに交渉が進められた12•28合意が「市民社会の活動と国際舞台での韓国政府の活動を制約するものと解析される素地がある」として“裏合意”によって「不均衡な合意が一層傾くことになった」と評価した。

 韓国挺身隊問題対策協議会など関連団体は記者会見を開いて「12•28合意の裏面に非公開の合意があった可能性について疑いをもってきたが、事実であることが明らかになった」として「朴槿惠政権は失敗した外交戦略により韓・米・日外交関係でコーナーに追い込まれるや、被害者の要求に反する『最終的・不可逆的』解決という表現を受容してしまった。文在寅政府はTFの結果発表に基いて12•28合意を廃棄し、和解治癒財団を解散すべきだ」と明らかにした。

 日本政府は報告書に対して「韓国政府が報告書を基に合意を変更しようとするならば、日韓関係は管理不能になる」として「(それは)決して受け入れることができない」と反発した。

キム・ジウン、チャン・スギョン記者、東京/チョ・ギウォン特派員
韓国語原文入力: 2017-12-27 21:25
http://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/825341.html


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/12/28/0200000000AJP20171228002600882.HTML
「聯合ニュース」 2017/12/28 15:09
■釜山の少女像設置から1年 市民団体が慰安婦合意無効訴え=韓国
【釜山聯合ニュース】韓国南部・釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が設置されてから1年となる28日、市民団体「少女像を守る釜山市民行動」が同像前で記者会見を開き、慰安婦問題を巡る2015年末の韓日合意を無効にすべきだと訴えた。韓国外交部のタスクフォース(TF、作業部会)が前日発表した同合意の検証結果に触れ、「国民と被害者の要求が全く反映されていない外交の大惨事であり、拙速な裏合意だった」と主張した。

【写真】記者会見を開く市民団体のメンバーら=28日、釜山(聯合ニュース)

 釜山市の徐秉洙(ソ・ビョンス)市長が先ごろ少女像設置について「道路法に違反する」と述べたことについても批判した。
 記者会見後には同団体のメンバー約50人が日本総領事館を取り囲み「韓日合意を即刻破棄せよ」「徐市長を糾弾する」などと叫んだ。
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「挺対協「12・28合意を破棄し、和解・癒やし財団を解散せよ」」

2017年12月30日 | 日本軍隊性奴隷
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/29364.html
「The Hankyoreh」 2017-12-28 07:43
■挺対協「12・28合意を破棄し、和解・癒やし財団を解散せよ」
 「TF調査の間に8人が亡くなった 
 もうこれ以上待つことはできない」 
 水曜集会、日本の公式謝罪を要求

【写真】光化門広場では、広場の真ん中に日本軍「慰安婦」被害者を象徴する300個の空いた椅子が置かれた「空いた椅子に刻んだ約束」のパフォーマンスが開かれた//ハンギョレ新聞社

 韓日日本軍慰安婦被害者問題の合意を検討するタスクフォース(「慰安婦合意」TF)調査の結果、朴槿恵政府の「裏合意」が明らかになり、市民社会は激昂した反応を見せた。日本との屈辱的な合意だけでなく、合意後も持続的に被害者と国民を欺いてきた事実が露見したからだ。
 韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)などの市民団体は「12・28合意」2周年を翌日に控えた27日、ソウル光化門(クァンファムン)外交部庁舎正門前で記者会見を開き、「朴槿恵(パク・クネ)政府は、民主的な手続きなく被害者たちを排除したまま日本と合意を結んだ」とし、「裏合意が明らかになったため、文在寅(ムン・ジェイン)政府は12・28合意を無効化して和解・癒し財団を解散すること」を求めた。尹美香(ユン・ミヒャン)挺対協代表は「TFの結果を待つ間に(慰安婦被害者の)ハルモニ(おばあさん)8人が亡くなった。私たちはもうこれ以上待つことはできない。待ち続けるハルモニたちを放置した政府は、責任をもって報告書の結果に応えなければならない」と話した。パク・チョンウン参与連帯事務処長は「もしかしてと思ったが、やっぱりだった。12・28合意が発表された時、セヌリ党・政府・大統領府は歴代政権で果たせなかった外交的成果を成し遂げたと自画自賛した。必ず記憶し続け、処罰しなければならない」と話した。彼らは「慰安婦合意」TF活動については「日本軍性奴隷制の被害女性たちと関連団体らが提起してきた合意過程などに対する問題提起が調査結果に反映され、肯定的に評価する」と明らかにした。
 「慰安婦」問題解決に向けて日本で活動している市民団体も力を加えた。日本軍「慰安婦」問題解決全国行動の方清子(パン・チョンジャ)事務局長は「もう韓国政府は植民地意識から抜け出し、被害者と韓日未来世代のために歴史問題を正しく解決しなければならない」とし、「私たちは日本で韓日合意の無効化に向けて最後まで闘う」と話した。
 ただ、挺対協は「慰安婦合意」TFの限界も一緒に指摘した。挺対協は「結果報告書を見ると、『日本の法的責任や責任の認定という言葉を引き出すことはできなかったが、責任の痛感という表現を通じて進展を見せた」と評価したが、責任の痛感という表現を進展と見ることはできない」とし、「被害者たちの意見が全く反映されていない、『慰安婦合意』TFの恣意的な評価」と指摘した。
 この日、日本軍慰安婦被害者が暮らす京畿道広州市(クァンジュシ)のナヌムの家では、イ・オクソンさん(90)、パク・オクソンさん(93)・ハ・ジョムヨンさん(95)などが不自由な体でTFの結果発表の生中継を見守った。ナヌムの家のアン・シングォン所長は「慰安婦合意は一方的な権力の独断だった」と明らかにした後、「(調査結果をみると)はやはり朴槿恵政権時代に行われた間違った合意だった。即時廃棄しなければならない」と主張した。
 今年最後に開かれた同日の水曜集会では、日本政府の公式謝罪を要求する声が続いた。この日の第1315回水曜集会には、今年亡くなった8人の日本軍「慰安婦」被害者を追悼する場が設けられた。水曜集会の舞台の横の壇上に8つの遺影が置かれた。「パク・チャスンさん、イ・スンドクさん、キム・グンジャさん、ハ・サンスクさん、イ・キジョンさん、ソン・シンドさん…」。司会を務めた俳優のクォン・ヘヒョさんが、今年亡くなった被害者のハルモニ(おばあさん)の名前を順番に呼んだ。クォン氏は「この方々は、日本政府から一言も謝罪を聞くことができず、12・28TF結果も聞かないまま人生を終えた。日本政府の公式謝罪、法的賠償を受けるまで最後まで闘うのが、韓国にできる最善の追悼」だと話した。同日の水曜集会には、マイナス5度(昼12時基準)の酷寒にも関わらず600人以上(主催側推算)の市民たちが菊の花とバラの花を持って集まった。
 水曜集会を終えた市民たちは、被害者のハルモニたちの遺影を持って平和の少女像から光化門広場まで500メートルあまりを行進した。「韓日合意を直ちに破棄せよ」、「日本政府は公式に謝罪し、法的賠償せよ」、「和解・癒やし財団を直ちに解散せよ」などのスローガンが鍾路区(チョンノグ)平和路(ピョンファロ)一帯に響き渡った。
 光化門広場では「空いた椅子に刻んだ約束」のパフォーマンスが続いた。広場の真ん中に日本軍「慰安婦」被害者を象徴する300個の空いた椅子が置かれた。同日の水曜集会に出席した人々は「亡くなった慰安婦被害者に対する追悼の気持ちを約束と行動につなげよう」という意味で、空いた椅子に座って約10分間沈黙するパフォーマンスを行った。

コ・ハンソル、チャン・スギョン記者、広州/キム・ギソン記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/825336.html
韓国語原文入力:2017-12-27 21:31


http://japanese.joins.com/article/998/236998.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|main|inside_left
「中央日報日本語版」 2017年12月28日17時15分
■韓国大学生、少女像前で「売国的慰安婦合意を直ちに破棄せよ」

【写真】民大協が主催した慰安婦合意廃棄要求集会が28日午後、ソウル中学洞駐韓日本大使館前で開かれた。この日の集会に参加した学生たちが記者会見をしている。

 韓日両国間慰安婦合意が妥結して2年目になる28日、駐韓日本大使館近隣ではこの合意を破棄しなければならないという大学生の声が続いた。
 旧日本軍慰安婦問題の解決のために組織された大学サークル連合「平和蝶ネットワーク」はこの日午前、ソウル中学洞(チュンハクトン)駐韓日本大使館前で記者会見を行って「2015韓日慰安婦合意を直ちに破棄しなければならない」と促した。
 参加者は前日、韓日慰安婦合意検証TF(タスクフォース、作業部会)が2015年両国間合意当時、裏面合意があったと明らかにしたことに対して「朴槿恵(パク・クネ)政府と安倍政府の裏面合意が明るみに出て怒らざるを得ない。被害者たちは日本の謝罪を受けるために72年を待ってきた。さらに待たせるのは暴力だ」と主張した。
 彼らは「文在寅(ムン・ジェイン)政府は慰安婦合意問題を外交と結びつけてはならない」とし「安倍政権の妄言」「日本政府の責任否定」などの文面が書かれたボックスを足で蹴るパフォーマンスを披露した。
 この日正午、同じ場所で「民主主義自主統一大学生協議会」(民大協)所属の大学生も記者会見を行って「お金で慰安婦問題を覆ってしまおうとする韓日慰安婦合意は直ちに破棄しなければならない」と明らかにした。同時に「文在寅政府は日本の顔色をうかがわず、堂々と合意破棄宣言をしなければならない」と要求した。
 民大協は「朝鮮人少女が旧日本軍の性的奴隷に連れて行かれたのは日本政府と軍によって組織的に行われた。人類歴史で類を見ない残虐な戦争犯罪だった」と批判した。また、「歴史問題の正しい解決なしに韓日関係の発展はあり得ない。政府は10億円を直ちに返還し、和解・治癒財団も解散する必要がある」と強調した。彼らは記者会見を終えた後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)方面に行進した。


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/12/28/2017122800950.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/12/28/2017122800950_2.html
「朝鮮日報日本語版」 2017/12/28 10:08
■慰安婦合意:作業部会「評価できる点も妥結で色あせた」■
 「日本政府の責任引き出した」「海外の少女像支援しないと裏合意」

 韓国外交部(省に相当)の康京和(カン・ギョンファ)長官直属で7月31日に発足した「韓日従軍慰安婦被害者問題合意検討タスクフォース(TF=作業部会)」が、27日に検討結果報告書を発表した。同作業部会では、2015年12月28日に発表された「慰安婦合意」は日本のこれまでの見解よりも良くなっている面もあるが、慰安婦被害者の意見集約が不十分だったと見ている。また、当時の韓日両国の外相が発表した内容以外に、両国間の会談で非公開ながら言及されていたある種の「裏合意」があり、さらに不均衡な合意がなされたとしている。

■口頭で「非公開合意」
 同作業部会が「非公開合意」だと見ている内容の核心は、合意発表前に行われた韓日外相会談で、双方が口頭で言及した後の相互確認事項だ。まず、日本側は「今回の発表をもって慰安婦問題は最終的かつ不可逆的に解決されるので、韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)など関連団体が不満を表明したら韓国政府が説得してほしい」「在韓日本大使館前の(慰安婦問題を象徴する)少女像をどのように移転するのか、具体的な韓国政府の計画を聞きたい」「第三国における慰安婦関連像・碑設置の動きは適切ではないと考える」「韓国政府は今後、『性奴隷』という言葉を使用しないことを希望する」と述べた。これに対して韓国側は「関連団体などから異なる意見の表明があったら、韓国政府として説得のため努力する」「(少女像問題について)関連団体との協議を通して適切に解決されるよう努力する」「(第三国での像・碑設置に)韓国政府が関与することはないが、このような動きを支援することなく、今後の韓日関係の健全な発展に努力する」「公式名称は日本軍慰安婦被害者問題だけ」と答えた。
 同作業部会検討結果報告書は、慰安婦被害者側の3つの核心要求である日本政府の責任認定・謝罪・賠償という観点から見ると、これまでよりも「良くなったと見られる面がある」としている。この慰安婦合意で、日本側が「日本政府は責任を痛感する」と述べ、安倍晋三首相が内閣総理大臣として謝罪と反省を表明したことに対し、同作業部会は「責任に関する言及がなかった河野談話などこれまでの日本の見解と比較すると、進展と見なすことができる」とした。また、日本政府の予算10億円で合意当時の元慰安婦生存者47人のうち36人が1億ウォン(約1000万円)、死亡者199人の遺族68人が2000万ウォン(約200万円)を受け取ったり、受け取る意思を明らかにしたりしたことについても、「日本政府の予算だけを財源として個人への支給を引き出したのは、これまでになかったことだ」としている。

■韓日妥結で意義色あせる
 作業部会はしかし、日本が自主的に政府責任認定・謝罪・賠償をしたのではないため、「進展だと評価できる部分さえも意義が色あせた」と述べた。韓国側が慰安婦問題の最終的かつ不可逆的解決の確認、少女像問題の適切な解決努力、国際社会での相互非難・批判自制といった日本側の要求を受け入れ、その対価として妥結した合意だということだ。
 作業部会の呉泰奎(オ・テギュ)委員長は記者会見で、「各部門別にみると、不足している点が多い」「責任については『法的責任』を達成できていないし、謝罪はこれまでの水準を超えておらず、賠償は日本政府の予算を引き出しはしたものの、(賠償の性質を明確にできず)『履行措置』という名称にとどまった」と述べた。また、外交部は2015年に15回以上も慰安婦被害者や関連団体に接触したが、賠償額について意見を取りまとめず、韓国側の措置などについても伝えないまま「政府の立場を中心に合意した」と作業部会では言っている。
 作業部会は、問題になっている「不可逆」という表現に関しても、関連団体が「元に戻すことができない謝罪(謝罪した後に、謝罪すべき事実はなかったなどと言うこと)」を強調したため、韓国側が先にこの用語を使用したとした。だが、この「謝罪の不可逆性」を強調した当初の趣旨とは異なり、最終合意で「解決の不可逆性」を意味するものとして脈絡が変わったと指摘した。
 作業部会はまた、大統領府が主導した高官級秘密交渉で合意が妥結されたという点も指摘した。「(朴槿恵〈パク・クネ〉)大統領の指示で李丙ギ(イ・ビョンギ)国家情報院院長=当時=が代表として」高官級協議を主導したということだ。また、外交部は当時、「不可逆」という表現や第三国における碑設置・性奴隷・少女像言及などが悪影響をもたらす恐れがあることを認知し、修正・削除を提案したが、大統領府が受け入れなかったとしている。
                                 金真明(キム・ジンミョン)記者


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/12/29/0200000000AJP20171229003500882.HTML
「聯合ニュース」 2017/12/29 18:57
■慰安婦問題 「被害者が納得できる新たな合意必要」=韓国与党代表
【ソウル聯合ニュース】韓国与党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表は29日、党の幹部会議で旧日本軍の慰安婦問題を巡る2015年末の韓日合意について、「真実を明らかにすることもせず覆い隠すことが目的の合意は合意ではない。被害者が言いたいことを言えないようにする合意は合意とは言えない」とし、「被害者が納得できる新たな合意が必要」との見解を示した。

【写真】秋美愛氏=(聯合ニュース)

 韓国外交部長官直属のタスクフォース(TF、作業部会)が27日に発表した合意の検証結果に関する報告書によると、日本との合意には海外に慰安婦被害者を象徴する少女像を設置する動きを韓国政府が支援しないなどとする非公開の「裏合意」があった。報告書は合意に至るまでの過程についても被害者の意見を反映する取り組みが不足していたと指摘した。
 秋氏はまた「歴史は歴史として解決し、未来は未来として解決しなければならない」とし、「歴史は真実と原則を損なわずに扱い、韓日間の未来指向の協力をあきらめてはならない」とも述べた。
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