三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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『控诉:采访九位海南“慰安妇”实录』

2016年05月18日 | 日本軍隊性奴隷
 海南島の南海出版公司は、昨年8月に“紀念中国人民抗日戦争暨世界反法西斯戦争勝利70周年”主題図書として、『真相 海南島近現代史研究会17年(27次)调查足跡』を出版しました(このブログの2015年7月28日の「『真相 海南岛近现代史研究会17年(27次)调查足迹』」、8月16日の「『真相 海南島近現代史研究会海南島 17 年(27 次)調査足跡』詳細目次」、10月20日の「1945年→2015年→ 」をみてください)。

 “紀念中国人民抗日戦争暨世界反法西斯戦争勝利70周年”主題図書の2冊目として、南海出版公司は、『控诉:采访九位海南“慰安妇”实录』を出版しました。この本の奥付の発行日は2015年10月となっていますが、実際に発行されたのは、ことし4月でした。
 この本は、南海出版公司の20歳代前半の若い女性編集者(余靖さん、何怡欣さん、吴雪さん、魏灵玲さん)が、「采访九位海南“慰安妇”实录」という副題が示しているように、海南島の9人の受難者(陈林村さん、卓天妹さん、黄有良さん、符桂英さん、符美菊さん、王志凤さん、李美金さん、林爱兰さん、陈亚扁さん)の証言を聞き、記録したものです。余靖さん、何怡欣さん、吴雪さん、魏灵玲さんが、9人の受難者を訪問したのは、2014年8月、9月でした。本書ができあがるまえに、符桂英さんが、2015年3月に亡くなられました。
 本書巻末の「采访者手记」には、余靖さん、何怡欣さん、吴雪さん、魏灵玲さんが、受難者と面会して感じたこと考えたことが、それぞれの思いと決意をこめて書かれています。
 
 “紀念中国人民抗日戦争暨世界反法西斯戦争勝利70周年”主題図書の3冊目として、南海出版公司は、5月中に『忘记过去意味着背叛(過去を忘れることは背叛を意味する)』を出版するとのことです。
                                    佐藤正人
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