ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




公式サイトが分かりました・・・ 安保法制違憲訴訟やまなし(略称・あんぽなし)
続報・安保法制違憲訴訟の会リンク一覧、山梨もサイトがあります(2017-01-19)

安保法制違憲訴訟やまなし事務局からの情報で山梨県でも始まることを知りました。
平日午後なので参加が難しい方もおられると思いますが、弱いから群れるのではなく、群れるから弱いのだとも言われないような、自立した方々が集う会合になるだろうと私は思っております。
追記・本日29日、安保法制違憲訴訟やまなし設立総会、小林 節 氏講演【付・動画】 続報です

日時 2016年11月29日(火)14:00~16:00
会場 甲斐市敷島総合文化会館 2F 研修室A・B
プログラム
 激励講演  小林 節 氏(憲法学者)
 設立総会  趣意書及び組織の承認、会の設立承認
 説  明  経過及び今後の流れ説明、原告募集について
 質疑応答  会場からの質問にお答えします

設立総会は15時半頃まで、同じ場所で記者会見
安保法制違憲訴訟やまなし

設立趣意書案に書かれている「事件」を時系列で思い出しておきます。私のブログでは以下のように記録してあります。
2014年7月1日、集団的自衛権閣議決定の記者会見を記録
衆議院本会議 2015年7月16日 14:07 可決された。議場には自民・公明のみ
安保法制の成立と参議院の崩壊、2015年9月17日参議院特別委員会可決、9月19日参議院本会議可決して成立 
参議院安保法制特別委員会の附帯決議 2015年9月17日 、採決偽装の中で可決された事になっている附帯決議を記録した記事です。
安保法制の施行は 2016年3月29日
 関連して書いた記事は多数ありますが時系列としては以上です。

全国的に安保法制違憲訴訟活動が展開されています。
安保法制違憲訴訟の会(事務局・東京渋谷)ホームページ左に各地組織へのリンクがあります。
安保法制違憲訴訟の会_Facebook
安保法制違憲訴訟

【新着】
安保法制違憲訴訟福岡弁護団、2016年11月16日福岡地方裁判所に提訴、一次提訴の原告数は54名

安保法制の違憲訴訟を考えるぐんま市民の会
安保法制違憲訴訟埼玉の会_Facebook
信州安保法制違憲訴訟の会 | 292名の原告団で安保法制違憲訴訟へ(長野市議会議員・布目ゆきお氏のブログ 2016/07/26)
安保法制違憲訴訟の会ながさき
安保法制違憲訴訟福岡弁護団_Facebook
安保法制違憲訴訟おかやま
「戦争法」違憲訴訟の会(大阪)
安保法制違憲訴訟北海道の会が始動しました!(2016年11月17日記事)サイトが出来たら訴訟の会リンク集に追加されると思います。

安保法制違憲訴訟 広島の会(2016年7月11日記事が結成総会のお知らせ)
違憲訴訟の会のブックレット『安保法制違憲訴訟−憲法を取り戻すために』(法学館憲法研究所で詳しく紹介されています)

注目!「安保法制違憲訴訟」・・・「マガジン9」から情報を拾えます
2016年4月13日、安保法制違憲訴訟が始まります! 角田由紀子(安保法制違憲訴訟の会共同代表) が最初の記事です。

東京といわきで安保法制違憲訴訟が提起される。全国15地裁に提訴予定。少なくとも合憲判決だけは出ない。(Everyone says I love you ! 2016年04月27日) この宮武嶺さんのブログは私も参加しているブログ村の「政治・社会問題分野」でトップランクの読者を集めています。


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第9師団第5普通科連隊が派遣されることで青森市内で反対運動があることをニュースから知りました。(時事ドットコムなど)
とにかく次期米国大統領との会見も終り「いよいよ」ですから軍事大国ニッポンを目指すのはアベ政権としても当然でしょう。そんなことで7月に書いた未公開記事を補足して公開します。

軍学共同反対連絡会 の活動も活発になっているようです。
狙われる民間技術 海外軍事企業 「日本と武器開発」(東京新聞 2016年10月24日)
論説 : 軍学共同/科学者は積極的に発言を(山陰中央新報 2016年10月11日)

リニアモーターカー技術に詳しい山梨県の皆さんは航空母艦からの戦闘機発進にこの技術が利用される展開もご存じと思います。
中谷真一議員の質疑応答、衆議院国土交通委員会 2016年10月26日で記録したように、『このリニアは、必ず私は日本の今後の将来をしっかりつくっていくその大きな原動力になると信じております。一刻も早い東京から大阪までの開通を心から祈るものであります。』と意見された陸上自衛隊出身の中谷議員は、平和安全特別委員会委員でもありました。
自ら採算が取れないと発言した企業がリニア中央新幹線事業に注力している理由は沿線地域の活性化などではなく、国防に関する重要事業との認識があると想定することは無理ではありません。
南アルプス・トンネルは例え貫通しなくても高濃度核廃棄物の最終処分場に転用できます。核兵器原料の保管庫かも知れません。
リニア中央新幹線が開通した時は三大都市異変時に自衛隊緊急出動にも役立つでしょう、短時間で移動できるのは兵員とビジネスマンの荷物程度の小火器だけですが。北富士駐屯地からの出動の為にも都留リニア施設は臨時停車駅として残される。
これらの諸点からもリニア事業は民間事業の冠により国会審議も無しに始める事ができた国策事業なのです。

以下は予稿で記していた記事です・・・
日本の科学者2016年7月号〈特集〉軍学共同の新展開―問題点を洗い出す は過日甲府で開催された日本科学者会議関東甲信越地区第5回シンポジウムに関係した内容と思います。

どうなる日本 どうする日本「大学・研究所に広がりつつある軍学共同について考える」
日 程:2016年4月24日(日) 13:30~17:00
会 場:山梨県立図書館 1階イベントスペース東面(甲府市)
プログラム
 13:30 開会
 13:40 講演1 「軍学共同を望んでいるのは誰か-その底流にあるもの」(東北大学名誉教授 井原 聰氏)
 14:25 講演2 「軍学共同の流れを押しとどめるには」(海洋開発研究機構研究員 浜田盛久氏)
 15:10 休憩
 15:20 現地報告 「大学改革にまとわりつく軍学共同の影」(山梨支部・竹内智氏)
 15:40 各支部の報告を含む総合討論
 16:30 閉会(予定)

資料代 / 一般:500円、院生・学生:300円

主 催:日本科学者会議関東甲信越地区会議
担 当:日本科学者会議山梨支部


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【続報 関連記事】
◇ 株式会社アステック入江 都市鉱山 再生金メダルへの挑戦
◇ 大館市 2017/06/02 都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト
◇ 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 あなたの携帯電話・パソコン・デジタルカメラ等がメダルに生まれ変わります!

甲府市でも始まったというニュースは見ていました・・・使用済小型家電の回収(更新日:2016年3月22日)『市では、小型家電を回収し小型家電に含まれる有用な金属をリサイクルします。分別回収にご協力ください。』

廃棄家電から金メダル 世界唯一の技術で再利用 北九州市のアステック入江(ニュース:九州経済:qBiz 西日本新聞経済電子版 2016年11月17日)を gooニュースから知りました。
株式会社アステック入江(北九州市八幡東区西本町)

この記事で「都市鉱山」という言葉が出てきて思い出したのです・・・秋田県大館市 株式会社エコリサイクル 資源リサイクルについて 平成21年11月11日 新政クラブ視察記録(元甲府市議会議員 野中一二さんのページ)
私が「都市鉱山」という単語を初めて知った記事でした。そして甲府市でも「こでん」回収が始まったのは、この新政クラブ視察がきっかけなのかも知れません。

西日本新聞の記事には『資源回収に熱心な東北の自治体が昨年、都市鉱山の金属をメダルに使うことを提唱。組織委の方針決定につながった。』と書かれています。それが何処の自治体なのか? 秋田県大館市かも知れませんが、それらしい匂いは無い?

まあ、とにかく、私も都市鉱山(中古パソコン)に囲まれているので彼たちの最期は金メダルにしてあげたいなと思います。Windows の旧バージョンから強引にリサイクルを繰り返して使い続けたのですから・・・



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NPO法人甲府駅北口まちづくり委員会 主催のイベントです。
昨日、甲府市中心街に出かけた時に北口と南口を結ぶ舞鶴陸橋に「全国発酵食品サミットinやまなし」の幟が立ち並んでいるのを見て、久しぶりにNPOのサイトを開いてみたら発酵食品サミットは土日で終っていましたが「きたぐち音楽会」に気付きました。

 日時 2016年11月18日(金)18:30~(開場18:00)
 場所 山梨県立図書館(愛称・かいぶらり)多目的ホール(2F)
 演奏 さくらハーモニカクラブ
 入場 無料(先着 150名様)
 主催 甲府駅北口まちづくり委員会
 共催 山梨県立図書館
きたぐち音楽会inかいぶらり

曲目を見ていたら私でも知っている名前が並んでいます。
ついでに山梨県立図書館の イベント情報 も見ていたら、2016年11月22日(火) データ活用セミナー『RESASって?』【公益財団法人 山梨総合研究所主催】があります。
おおっ!コッチは私テキには本命ですよ、地域活性化に RESAS を使おう(2015年04月21日記事)を書いていますが、その後放置モードなのです。参加できるかどうか山総研のサイトから確認しておきます。



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新宿区南元町にある千日坂、双子姉妹が挑戦し「千日×双子」で2000回を祝った画像
全力坂

テレビ朝日が月~木 深夜 01:20 から放送している「全力坂」について初めて記事を読みました。異色のミニ番組「全力坂」が放送2000回 美女が2分走るだけ(gooニュース スポニチ配信)

全力坂_テレビ朝日

深夜もナガラテレビで仕事していますので、この番組はよく視るのです。でも、これがどういう番組なのかは全く知らず、こんなに回を重ねているとも知りませんでした。
「この坂もまた、実に走りたくなる坂である」 記事を読みながら耳の奥に甦ります。

「全力坂」という番組名を初めて知りました、この坂は知っているという場合も多いのですが、今は記憶が薄れています。
東京の都心部は平坦ではなく坂が多い街です。坂には名前があり、道端にその標識がある場合は多いので、私は車で通過する時に坂の名前を覚えるようにしていました。「南部坂雪の別れ」(忠臣蔵)の南部坂はここだとか、わざわざ回り道して通ったこともあります。
東京に出かけたらのんびりと懐かしい坂巡り、裏道巡りをしてみたい。街の様子はすっかり変わっているかも知れませんが・・・センチメンタル・ジャーニーです。



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山梨テクノICTメッセ2016 | Facebook | Twitter

会期・2016年11月10日(木)・11日(金)・12日(土)10:00〜17:00 ※12日(土)は16:00まで

会場・アイメッセ山梨(山梨県甲府市大津町2192-8)

アクセス・「甲府駅」⇔「アイメッセ山梨」無料シャトルバス があります。
※アイメッセ山梨~甲府駅間の路線バス廃止についてお知らせ がありますのでご注意ください。甲府駅との直通バスはありません。バス・電車・タクシーでのアクセスについて時間と料金説明(PDFファイル 258 KB) があります。

テクノICTメッセ2016記念講演会 | 山梨県立大学からの講演会お知らせ

私がこのイベントをブログにまとめて書いたのは2009年でしたが、それ以後も何度か出かけています。久しぶりに今年は参観したいと思っていますが、いつもながら予定は未定にして決定にあらず・・・
(以下記事中のリンクは切れているものが多いです)
◇ 2009.11.20 「情報化時代の教養」(T&M2009見聞録)
◇ 2009.11.20 第1回やまなし産業大賞(T&M2009見聞録)
◇ 2009.11.19 木質バイオマスのペレットストーブ(T&M2009見聞録)
◇ 2009.11.19 Bright Flora 甲府発のLED電飾造花 (T&M2009見聞録)
◇ 2009.11.10 山梨テクノフェア&マルチメディアエキスポ

第1回授賞式は参観したのですが今年は第8回、平成28年度やまなし産業大賞の結果について、表彰式は会場で 11月10日(木)10時30分からです。

「情報化時代の教養」を読み返してみると、「自由の拡大」と「安全性の向上」と「プライバシーの保護」で構成されたICT社会の三角形をいつも考えている自分はこの当時のままなのだなぁ。三角形で考えるのは自分の癖で、なんでも「歴史」「理論」「政策(技術)」で考えてしまう、進歩が無いのか、これで良いのか・・・
以上、久しぶりの産業カテゴリーでした。



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11月 5日(土)~ 6日(日) 山梨英和大学 | 第15回「紅楓祭」(こうふうさい) (甲府市)
11月 4日(金)~ 6日(日) 山梨大学 | 第14回梨甲祭ホームページ テーマ「宴の合図」 | 山梨大学甲府キャンパス大学祭実行委員会_Twitter (甲府市)
11月 3日(木)~ 5日(土) 都留文科大学 | 桂川祭実行委員会(公式) | 「桂川祭」 (都留市)

甲府に居ついてから毎年気になってチェックしていました、大学の学園祭 甲府市・山梨県
各地確認するには全国の大学祭を網羅したサイトから調べると手っ取り早い、私の記録も今年で終りかも・・・
学祭BRAVO
学園祭情報

別件ですけど、リニア、残念だった衆議院国土交通委員会。誰もリニア問題の本質を知らないままで可決された、お書きになった樫田秀樹さんがゲストで・・・

2016年11月4日(金)午後8時から 生放送!とことん共産党 - 特集
「公的資金3兆円?! “悪”夢の超特急リニア新幹線 そんなに急いでどこに行く?」
【ゲスト】樫田秀樹さん(ジャーナリスト)
【MC・司会】本村伸子衆議院議員、林竜二郎さん

別件もう一つ、リニアを検索していて気が付きましたが・・・
「愛知県は「知恵を絞り、簡素で質の高い祭典を目指す」と掲げ、事業費をこれまでの五分の一程の2億5000万円に削減しました。」って書いてる記事。えっ?!と驚いて 富士の国やまなし国文祭の記録 を確認したら桁が違うようだ・・・ということで、
第31回国民文化祭・あいち2016



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2016年10月30日に長野県大鹿村で「ああ、大鹿ダンプ街道」 という集会・講演会が開催されましたが、それに参加された樫田秀樹さんが 10月31日付けの記事で リニア、残土の学習会で、その被害の実態に震え、それと闘う住民運動に元気が出た をアップロードされました。

この記事を拝読していて、はっ!としたのです。樫田さんは書かれています・・・
 『そのままの状態で掘り出される土は「残土」だが、シールド工法などで、水や石灰、薬品などでドロドロになって出てくるものは残土ではなく「産廃」である・・・』
 『佐々木さんは質問コーナーのときも、「薬品でドロドロになったらもう産廃です。みなさん、どうぞ勉強してください。専門家を呼んで勉強会をしてください」と強調していました。』

リニア・トンネル工事の発生土は資源の有効な利用の促進に関する法律が定めている再生資源(建設副産物)に該当すると私は考えていました。(建設副産物・・一般財団法人日本建設情報総合センター--建設副産物情報センター

従って中部横断自動車道で発生したような重金属汚染などが確認された土壌はそれなりの処置がされるとしても、それ以外なら早川・芦安連絡道路でもリニア山梨県駅(甲府市大津)周辺地域開発事業でも、リニア発生土を活用した造成が出来るのだと思っていました。

大鹿村集会での佐々木悠二講師の示唆は思いがけない問題を指摘されたと思いました。しかし、この分野も私は実に不勉強で知識がありません。

南アルプストンネル山梨工区の工事からの発生土(残土)については、先日設定された早川町雨畑の汚染土仮置き場で処理するもの以外は、全く問題なく山梨県内で利活用できるのか。
地域行政からの情報を確認したいと思います。

ちなみに山梨リニア実験線トンネル工事の発生土は山梨県政が住宅地造成のための埋め立てに利用した事は知っていますが現地は知りません。おそらくトンネル工事では再生資源となる土壌だけが発生したのだと思います。
大月市では 大林組が8月3日に「大月バイオマス発電所」の工事に着手した(2016年08月15日)という記事があります。実験線の工事で発生した残土の処分地を活用しているとのことですから、何の問題もない建設副産物としての土壌でしょう。



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JRとの折衝 県「協力」 大鹿のリニア意見交換会で(信濃毎日新聞 2016年10月31日)

 県は30日、JR東海が11月1日に下伊那郡大鹿村でリニア中央新幹線の南アルプストンネル長野工区(8・4キロ)の起工式を開くのを前に、阿部守一知事と地元関係団体の代表者との意見交換会を村役場で開いた。村側からは、JRとの折衝に県側の協力を求める意見などが出て、知事は協力する考えを示した。
 村側は柳島貞康村長と村議会のほか、農業委員会、教育委員会、自治会長会、商工会、観光協会、老人クラブ、赤十字奉仕団の代表者ら計24人が出席。約30人が傍聴した。
 柳島村長は「(JRは)大きな組織。私たちの話が(十分に)上層部に届いているか疑問」と説明し、同社との折衝に県の協力を求めた。各団体からは、工事用車両の通行に伴う生活や観光への影響を懸念する声のほか、さらなる道路改良、工事に関するJR側の具体的な説明を求める意見や要望が出た。  阿部知事は、子どもや高齢者の安全対策や観光業者への支援など、全庁を挙げて検討すると説明。掘削残土については「置きっ放しではなくJRが責任を持つよう、交渉する」と述べた。
 一方、工事に反対する村民3人が意見交換会後、それぞれ抗議書などを阿部知事に手渡した。リニア計画自体や工事着手までの過程に異議を唱え、県の指導などを求めた。

大鹿で阿部知事と地元関係者の意見交換会(2016年10月31日 南信州新聞)

 JR東海が1日に大鹿村でリニア中央新幹線の南アルプストンネル長野工区(8・4キロ)に工事着手するのを前に、県は10月30日、阿部守一知事と地元団体関係者の意見交換会を村役場で開いた。1時間ほどの意見交換だったが、阿部知事は「幅広い課題があると実感した。県全体で大鹿の課題や懸念を共有し、JRに言うべきことは言っていく」と約束した。
 村側は柳島貞康村長や村議会のほか、観光協会、商工会、農業委員会、教育委員会、自治会長会、老人クラブ、赤十字奉仕団の7団体の代表者ら計24人が出席した。
 柳島村長はJRについて「大きな組織で、現場の社員に伝えても上層部に届いているか疑問。県に間に入ってもらいたい」と要望した。
 議会側からは南アトンネルの掘削残土について「残土は不安材料の一つ。早急に運び先を決めてもらいたい」としたのに対し、阿部知事は「県としても本腰を入れてやっていく」と応答。残土置き場については「置きっぱなしではなくJRが責任を持つよう交渉していく」とした。
 各団体からは大量のダンプなど工事用車両の通行に伴う住民生活や観光への影響を懸念する声が相次ぎ、残土の運搬路となる県道松川インター大鹿線の全線2車線化や渋滞対策、国道152号の冬季通行止めの解消など道路問題に関する意見や要望が多く出た。
 阿部知事は住民の懸念が顕在化している現状を指摘した上で「マイナス面の軽減に加え、工事後の大鹿村がどうあるべきか、ポジティブな方向性を一緒に考えたい」と述べた。
 会場では住民ら約30人が傍聴し、知事の答弁に耳を傾けた。

阿部知事が大鹿村でリニア工事について意見交換(2016年30日 21時06分 SBC信越放送ニュース)

阿部知事は大鹿村を訪れ、起工式が迫ったリニア中央新幹線の工事について、村などと意見を交わしました。
知事がリニアについて大鹿村で懇談するのは初めてで、村長や村議、商工会や観光協会、自治会など7つの団体が出席しました。
意見交換では工事で出る土砂を運ぶ大量のダンプカーに関連して、子どもやお年寄りへの対応を求める声や、渋滞、道路の補修などの要望が多く出ました。 観光客の数や生態系の変化の調査を求める声もあり、阿部知事は「幅広い課題があると実感した。
県の各部署と連携してできることはやっていくし、JRにも言うべきことを言っていく」と述べました。
意見はあさって村内で開かれるトンネル工事の起工式で、知事がJR東海の社長などに伝える予定です。

「県部局も連携し対応」 知事、大鹿村でリニアの意見交換(2016年10月31日 中日新聞長野版)

 リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事が十一月一日に着工する大鹿村で、阿部守一知事と柳島貞康村長、村議らの意見交換会が三十日、村役場であった。
 商工会や観光協会の幹部らを含め二十四人が参加した。柳島村長は「JR東海は大きな組織で、村が現場の担当者と話をしても上層部まで届いているのか疑問がある。県には細かい要望もJRに伝えてもらい、村民の不安軽減に一緒に取り組んでほしい」と要望。熊谷英俊議長も「県内のリニア沿線自治体全てが工事の情報を求めている。県に連絡調整の場を設けてほしい」と求めた。
 工事期間中に一日最大千七百三十六台の工事車両が通行することによる生活環境の悪化や観光客の減少対策、村の主要道路である県道松川インター大鹿線の全線二車線化など、多くの要望が出た。
 阿部知事は「工事中の観光対策など、建設事務所だけでなく(環境部など)県の部局でも連携して対応したい。意見を整理し(村へ)投げ返したい」と約束。「工事中や終了後にどういった村づくりをするのか、前向きな議論もしていきたい」と述べた。
 (沢田佳孝)

昨年2015年12月18日には山梨県早川町でトンネル山梨工区の起工式が開催され山梨県知事も参列されましたが、今年10月28日に工事が始まり報道陣に公開されたと報じられています。
12月8日には早いですが、「安倍晋三内閣東海鉄道部発表、国土交通省は南アルプス山系と戦闘状態に入れり」と伝える声がどこからか聞こえてきそうです。国土部隊が地域の人々まで巻き込んだ沖縄の悲劇を繰り返さないことを祈りたい。
補足するなら国土交通省に戦場の「事実」情報が届いているかいないかは事業の勝敗に関わる問題であり、それは沿線地域行政の不作為とも言える問題に繋がるような気がしますので、国土交通省にリニア事業の事実を認識させ記録させる必要があると私は思っております。

山梨県知事が言われたように「リニア中央新幹線は国全体の大きな国家プロジェクトという位置付け」 という認識が全ての国民に共有されることは大切なことです。安倍晋三政権による財投融資もそれが無ければ成り立ちません。
長野県の地域情報がこうして全国どこでも、いつでも、誰でも読めるのは、まさにインターネット社会が目指した姿でしょう。
いずれ長野県庁サイトでも今回の意見交換会の詳報が掲載されると思います。それは u-Japan が目指した行政のあるべき姿です。マスメディアのニュースはその先駆けに過ぎないものです。



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