2009年11月19日~21日開催の「山梨テクノフェア&マルチメディアエキスポ」を訪問しました。
「バイオマス」 初めて製品となった実物を見ました。タバコの吸い口のフィルターのような形とサイズでした。ペレットというものだそうです。幼児がお菓子と間違えて口に入れてしまいそうですが、ここではこれを食べるのは展示されていたストーブでした。
ストーブとも思えぬオシャレな色と形はただ者では無いと思ったら、「イタリアの新しい風~日本初上陸 ! MCZ」だそうです、納得。
バイオマスペレットの写真を撮り忘れましたが、後ろに積まれた袋に入っています。10kg入りで500円程度とのこと。
駐車場ではストーブが実演展示されていましたが、上に載った操作盤でペレットの供給量を変えて火力を調整できるのだそうです。
子供の頃の記憶しかないのですが、このようなストーブといえば薪とか石炭で、火が順調になるまで煙かったり臭いがきつかったりしたことが思い出されます。「だるまストーブ」を検索するといろいろな記事が出て来ますが、私のここでの関心は「バイオマス」の活用というエコシステムです。
このストーブ輸入販売元の株式会社ECOテックは甲府市貢川にあり、9月~10月に開催されたアートフェスタ貢川にも参画されたとの事です。
生物起源なら石炭も石油も古代バイオの化石なのですが、それは経済産業省の方になり、バイオマスは農林水産省管轄でしょうか(^o^) とにかく私はインターネットから知るだけで現実を見ていない事が多過ぎますが、今回はお蔭様で図らずも暖房器具ストーブという身近に感じるものでバイオマスとエコを実感することができました。
環境問題は私にとって苦手な分野ですが、1,000円ETCとか指定ごみ袋とか、部分最適化しかできないのが現実だとは思いますが、そのどこかに利権も歪みも生じていると思う今日この頃。地球的自然循環の中で生かされている自分としては、「もったいない」をキーワードにインプットとアウトプットが無理なく循環するトータルなシステムについて考えてみたい・・・やつぱり難しそうだ・・・