第9師団第5普通科連隊が派遣されることで青森市内で反対運動があることをニュースから知りました。(時事ドットコムなど)
とにかく次期米国大統領との会見も終り「いよいよ」ですから軍事大国ニッポンを目指すのはアベ政権としても当然でしょう。そんなことで7月に書いた未公開記事を補足して公開します。
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軍学共同反対連絡会 の活動も活発になっているようです。
◇ 狙われる民間技術 海外軍事企業 「日本と武器開発」(東京新聞 2016年10月24日)
◇ 論説 : 軍学共同/科学者は積極的に発言を(山陰中央新報 2016年10月11日)
リニアモーターカー技術に詳しい山梨県の皆さんは航空母艦からの戦闘機発進にこの技術が利用される展開もご存じと思います。
中谷真一議員の質疑応答、衆議院国土交通委員会 2016年10月26日で記録したように、『このリニアは、必ず私は日本の今後の将来をしっかりつくっていくその大きな原動力になると信じております。一刻も早い東京から大阪までの開通を心から祈るものであります。』と意見された陸上自衛隊出身の中谷議員は、平和安全特別委員会委員でもありました。
自ら採算が取れないと発言した企業がリニア中央新幹線事業に注力している理由は沿線地域の活性化などではなく、国防に関する重要事業との認識があると想定することは無理ではありません。
南アルプス・トンネルは例え貫通しなくても高濃度核廃棄物の最終処分場に転用できます。核兵器原料の保管庫かも知れません。
リニア中央新幹線が開通した時は三大都市異変時に自衛隊緊急出動にも役立つでしょう、短時間で移動できるのは兵員とビジネスマンの荷物程度の小火器だけですが。北富士駐屯地からの出動の為にも都留リニア施設は臨時停車駅として残される。
これらの諸点からもリニア事業は民間事業の冠により国会審議も無しに始める事ができた国策事業なのです。
以下は予稿で記していた記事です・・・
日本の科学者2016年7月号〈特集〉軍学共同の新展開―問題点を洗い出す は過日甲府で開催された日本科学者会議関東甲信越地区第5回シンポジウムに関係した内容と思います。
どうなる日本 どうする日本「大学・研究所に広がりつつある軍学共同について考える」
日 程:2016年4月24日(日) 13:30~17:00
会 場:山梨県立図書館 1階イベントスペース東面(甲府市)
プログラム
13:30 開会
13:40 講演1 「軍学共同を望んでいるのは誰か-その底流にあるもの」(東北大学名誉教授 井原 聰氏)
14:25 講演2 「軍学共同の流れを押しとどめるには」(海洋開発研究機構研究員 浜田盛久氏)
15:10 休憩
15:20 現地報告 「大学改革にまとわりつく軍学共同の影」(山梨支部・竹内智氏)
15:40 各支部の報告を含む総合討論
16:30 閉会(予定)
資料代 / 一般:500円、院生・学生:300円
主 催:日本科学者会議関東甲信越地区会議
担 当:日本科学者会議山梨支部