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ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ

苦しいなかで中心市街地活性化

2007-11-16 23:42:48 | 街づくり

なんだかんだと慌ただしく金曜日、読みたい資料も読まないうちに一週間がまた終わります。山梨県内市町村の2006年度決算が揃ったという新聞記事もあり、甲府市もかなり厳しいということが分かりました。
『普通会計の赤字の割合を示す「実質赤字比率」を見ると、最も厳しいのは甲府市(1・5%)。マイナスの赤字に転落する瀬戸際にある。 自治体の「財布」からどれだけ借金の返済に回っているかを示す「実質公債費比率」が最も高いのも甲府市(20・8%)。計7市町村が地方債の発行に知事の許可が必要となる18%を超えた。』

そんな中でいよいよ11月20日は甲府市中心市街地活性化基本計画の市民説明会があるわけで、その前になんとか過去の中心市街地活性化経緯と今回の提案についてデータをまとめておこうと悪戦苦闘しています。

私のポイントは、平成13(2001)年のTMO計画事業と、今回、商工会議所の協議会や甲府市の計画策定委員会から提起された事業計画の付き合わせです。どちらも手元に議事録などがあるので拾い出していけば何とかなりそう。
と言っても私は20日の説明会に参加できるかどうか分からない、県外出張にぶつかりそうです。その時はその時だ・・・整理したデータで自分なりに納得しておけばいいんだから・・・こういう作業はいつか自分の仕事に役に立つ(^o^)


山梨テクノフェア訪問

2007-11-15 23:34:00 | インターネット

Mmexpo200734
11月15日からアイメッセ山梨で始まった山梨テクノフェア&マルチメディアエキスポ2007に出かけてきました。
目的は3つありました、1.デジ研さんのプレゼンを見る事、2.マイクロソフトさんからInternet Explorer7への移行についてお話を伺う事、3.IT経営キャラバン隊を見学すること、です。

Mmexpo200742
NPO法人地域資料デジタル化研究会(略称デジ研)の事は以前にも書いた事がありますが、私が甲府に漂着した最初の時期に知ったNPOでした。この事業のコンセプトは以前から私も考えていた事なので「やられた、山梨って凄い!」と思った事を何かにつけて思い出します。今日のプレゼンのテーマは「デジタルアーカイブが拓く地域コンテンツの時代」というものです。プレゼンの最後に11月30日(金)に石和温泉ホテル古柏園で開催される関東ICT推進NPO連絡協議会 山梨セミナーの案内がありました、これはホームページに書かれていますのでご参照ください。地域コンテンツのデジタルアーカイブ化は、「ミュージアム甲斐・ネットワーク」にも当然関係する実に興味あるテーマです。

マイクロソフトさんのブースでは係員の方からInternet Explorer7への移行の方法について伺いました。マイクロソフトとしてはIE6ユーザーの任意で移行する方策が採用されるとの事です。従って10月初めにあったようなWindows Updateによる自動更新という仕組みでは移行されません、但し、企業内LANのようなシステムで傘下のパソコンの管理を一括で処理できるサーバーが使われている場合、自動アップデートの仕組みでIE7が処理されると一斉に移行する事になることをご注意いただきたいとの事でした。

ウィンドウズにもインターネットにも色々な問題がありますが、駐車場に置かれたIT経営キャラバン隊のテント?に入り見学しました。

Mmexpo200744
中には正面にスクリーン、そこでインターネットのセキュリティに関する啓蒙ビデオが上映され、椅子が20脚ほど並んでいます。両側には各社最新のノートパソコンが陳列されていました。その中に WILLCOMのW-ZERO3シリーズも展示されていました。Windows Mobileと呼ばれるようで、「誤字・ら・日記」でこのハードについて初めて知り、どんなものだろうかと関心を持っていたので、今日の収穫の一つです。係の方に説明していただきながら、これがPHSなのだと知りました。しかし実際に使うかどうかとなると経費の点から私は使わないという結論になりそうです。


Mmexpo200746
Mmexpo2007a ビデオを見て、お話を聞いて、帰る時に戴いたのがCD-ROMが付録に付いている「インターネット安全教室」というパンフレットです。

CD-ROMの中味はセキュリティについて生活の場面の中でのインターネットとの付合い方をやさしく説明している短い映画、三択問題でセキュリティを学ぶページなどです。

Mmexpo2007b
これはNPO日本ネットワークセキュリティ協会が制作しているものですが、このホームページは紺屋の白袴というもので・・・まあCD-ROM戴いたのでやめとこう(^o^)
わたし的には、定款に書かれている会員の条件、『クラッキングその他のネットワークセキュリティーを脅かす行為またはそのおそれのある行為を自ら行い、またはかかる活動を行なう第三者を支援、援助等したことがないこと』に首をかしげます(スキャナーにも現れて画像が斜め)。会員は団体と個人ですから、セキュリティ問題の企業や名の通った専門家などはパスするでしょうが、市井の個人が参加できるかどうかです。この文言ではハッカーならよしクラッカーは駄目ではなく、ハッカーもイカンと読めます。住民基本台帳ネットワークの侵入テストをする事が法に触れるという話が昔あったことを思い出します。私はこのようなNPOが行政や企業ネットワークへの侵入テストなどをどんどんやっていくことが必要だと思うのです。

16日、17日と見学したいプレゼンもありますが、私はもう時間がないので終わりです。山梨ではインターネットで地デジ移行関係の情報が見られず、このエキスポで確認したかったのですが時間がありませんでした、もう一度出かけたいのですが・・・次の機会をまちたいと思います。


シャトルバス甲府

2007-11-13 22:37:00 | 街づくり

岡島百貨店が甲府駅との間でシャトルバスの運行を開始します。
(C) 岡島百貨店
ホームページにこのような画像でアナウンスされていますが、運行時間は10時~18時とのこと。

土、日、祝日はレトボンも運行されています。レトボン車両は2台あり、現在は1台での運行なので、予備の1台を岡島百貨店が利用するのだと思います。最近レトボンの状況を確認していないので、私の記事は情報が古いかも知れません。

11月15日~17日は「アイメッセやまなし」で山梨テクノフェア&マルチメディアエキスポ2007が開催されます。この時にはシャトルバスの運行は無く、山梨交通の路線バスを利用するように案内が出ています。
Tekuno07_bus

路線バスについては甲府駅バスターミナル8番のりば発車時刻は画像の通りです。
帰る時の時刻が気になりますが、アイメッセ通過時刻表は画像の通りで、広報されているプレゼンテーションなどは16時までには終わるので、最終バスまでは1時間ほど余裕があります。その時間を場内見学に当てる事が可能かと思います。
路線図によると、アイメッセは通過点ではなく折り返し点のように見えますので、14:53 発とその次の 17:13 最終の間が埋められると良いと思いますが、車両回送など配車の都合があるのかも知れません。

何年か前に初めてこのマルチメディアエクスポに出かけた時に、帰りのバスの事を考えずに時間最後まで場内を見学して、外に出たらバスは終わっていた、どうしようと困っていたら、イベントスタッフさん達が市内に戻るバスがあって、便乗させていただいた事を思い出します。ビジネスショーなどは最寄り駅からシャトルバスで往復していた経験が全く役に立たなかった異邦人でした(^_^;)
ガソリンも高くなったしバスで出かけたいのですけどね。でも乗客が集中する最終バス1台が満員だったらどうしよう・・・


レジ袋を断るキャンペーン

2007-11-13 00:34:00 | ニュース

山梨県内では10月にノーレジ袋推進キャンペーンがあったのですが、この記事へのアクセスでは検索エンジンから来るケースが多いので、それを確認している時に、グリーン購入ネットワーク(GPN)のサイトから同じ10月に「買い物でレジ袋を断る」一斉行動があったことを知りました。

このページには「レジ袋削減効果 算出根拠」とか、「参加団体一覧(380団体、235万人)」などもあります。「買い物でレジ袋を断る」 というのが店舗側からのキャンペーンでは無くて、客であるGPN会員(3,000団体の従業員数を合計すると500万人)の側から「レジ袋はいりませんと断ろう」というキャンペーンなのですね。それを10月の1ヶ月間続けたようです。なるほど、コロンブスの卵というか逆転の発想だと感じました。消費者パワーを発揮する一つの方法です。

平成19年11月1日(木)~平成20年2月29日(金)の4ヶ月間、(社)日本フランチャイズチェーン協会でもJFA統一レジ袋削減キャンペーンが実施されるそうです。「JFA正会員一覧」は初めてみましたが、馴染みある名前が沢山リストされています、もちろんセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、デイリーヤマザキ、ampmも・・・・

 行政に頼らなくてもやれます。というか行政に頼らずにやる知恵を出したいと思います。山梨県ボランティア協会さんなどが音頭をとって、県内NPO、ボランティア団体の皆さんにGPNのようなキャンペーンの呼び掛けをする方法もありそうです。スーパーマーケット側が「店のコストダウンにもつながる」などと言っている話を聞かされるよりも県民の意識が変わってくるかも知れません。私は最近はコンビニでも袋は要らないと言うようになりました。


甲府市中活計画の市民説明会

2007-11-12 16:27:36 | 街づくり

甲府市ホームページに『中心市街地活性化基本計画』市民説明会のご案内が出ました。以下の通りです。

「甲府市中心市街地活性化基本計画」の素案(たたき台)について市民説明会を開催します。中心市街地活性化に対する市民の皆さまのご意見やご感想などをお聞かせください。また、宮島市長が中心市街地活性化について市民のみなさまと懇談いたします。
 どなたでもご参加いただけますので、お気軽においでください。事前の申し込みは、必要ありません。

日時 11月20日(火) 午後7時~9時
会場 こうふアルジャン4階 大会議室 (中央1丁目 オギノかすがもーる店入居ビル)
※車でお越しの方は、市役所駐車場をご利用ください。
【問い合わせ】 企画部企画総室政策課 電話 055-237-1161 内線 3026

市役所の駐車場が開放されるようです、新庁舎での駐車場活用にも関係する大きな試みとなるような気もします。平日とはいえ、この時間帯なら一般人も参加できそうです。中心街は魅力ある店(行事)が無いから淋しいのか、駐車場が無いから駄目なのか、この「意義ある説明会」はまさに試金石ですね。早目に行かないと席が無いかも(^o^)

忘れてました、11月20日は県民の日です、山梨県内は休日じゃん・・・来訪者は甲府市民だけでは無いような気がします。


第2回マニフェスト大賞決定

2007-11-12 15:42:37 | インターネット

10月9日に記事にしていましたが、第2回マニフェスト大賞各賞が決定しました。

ベスト・ホームページ賞の2件は、Webページにリンクされていましたので確認しました。Webページルールに従わない作りなので、私なら修正を助言して審査に加えるでしょうが前にも書いたようにこのようなコンペはそれを問題にするものではないのです、内容は素晴らしいです!

原輝雄(藤沢市議会)さんの「原てるお 世直しウェブサイト」はフレーム仕様はよしとして、そのフレームを設定する index.htm の作りが間違えています。もちろんブラウザは間違いを修正解釈して表示しますから問題なく見えます。文書宣言で HTML 4.01 Transitional は間違い、正しくは HTML 4.01 Frameset です。恐らくIBM Homepage Builderでの設定が不十分なのでしょう。フレーム内のナビゲーションは的確に設定されていると思えますので、フレームで作るホームページの参考になりそうです。それだけに index.htm が残念。
「私の通信簿」というページの作り方に感心しました。このアイディアは使えます、政策提言と実行の状況が分かりやすいです。「事業別財務諸表の作成」は驚きでした、藤沢市から全国に発信中ですか。(ファイル名に空白があるのはいけません、%20 が見えますが、これはインターネットのルールに合わせてブラウザがガンバッテルのです。長い文字列を区切りたい時は _ アンダーバーを使うのが良いです)

民主党京都府総支部連合会のトップページは、Webページ作りにもルールがあることなど全く気にしないで作られています。中味のページは別な担当者が制作したと思えますので、全体を目配りして統一する作業が行われていないようです。民主党という寄せ集め組織の姿をさりげなく見せているのか、それ故にどういう文書型か(政党なら基盤となる思想・信条か)宣言(原さんのページにあるような DOCTYPE宣言) していませんね(^o^)

藤沢市について先日見た日経BPの記事を思い出しましたのでリンクしておきます-「摂南大学が電子自治体ランキングを発表、岐阜県、藤沢市、長沼町が1位に」、(2007年10月26日記事)
摂南大学のプレスリリースによると、藤沢市に関する講評は以下の通りです。
『藤沢市は電子会議室を介して市民自治を進めている先進自治体である.積極的な情報公開と市民との対話,市民主体の自治を実現させるツールとしてIT を活用している.行政効率を上げるための情報化投資についても十分な検討,全体最適を図る横断的組織体制,市民も交えた評価体制を敷いて住民の要望に適った情報化政策を行っている.また,情報セキュリティの充実も果たしており,総合的に電子化・情報化を進める自治体のモデルとなっている.』


日本の青空、甲府上映会

2007-11-12 14:33:56 | 憲法改定

2007年11月30日(金)に甲府市総合市民会館で「日本の青空」上映会があります。上映日程-山梨県参照 これは先日書いた憲法9条シンポジウム-1記事の続報になります。
このニュースを知ったので「日本の青空」製作委員会にメールで詳細を問合せ、返事を戴きました。

11月30日(金)の会場は甲府市総合市民会館の芸術ホールです。
上映時間は、1回目 10:30~、2回目 14:00~、3回目 19:00~
料金は、前売券 1,000円、当日券 1,500円
お問い合わせ先は、055‐222‐4828 (山梨高教組内)

ということですが、私は電話で確認して、山梨県高等学校障害児学校教職員組合公式ホームページも知りました。「日本の青空」上映会については未掲載です(11月12日現在)

入場券の販売方法について山梨高教組の「日本の青空」上映会ご担当の方にお話したのですが、電話やメールなどで申し込んでおいて、当日の受付で前売料金と引き換えで受取る方法をお考えいただけたら良いです。

「わっしょい!!憲法9条ミュージカル日記 in 2008」ブログで案内されていた、11月18日(日)午後1:30から山梨県民文化ホールで開催される「澤地久枝さんの講演会」案内も山梨高教組のホームページにありました。それならこの講演会の時にも前売券を販売する事が出来そうです。

直近の山梨県内上映会はほかに、
11月26日(月)に都留市・都杜うぐいすホール、11月28日(水)に笛吹市・石和町スコレーセンターがありますが、甲府同様に入場券が手に入るとよいと思います。


憲法9条シンポジウム-1

2007-11-11 15:38:22 | 憲法改定

20071110  2007年11月10日に甲府市で憲法施行60周年記念シンポジウム、「憲法九条は改正すべきか~平和主義と国際貢献を考える~」が開催されましたので、後半のシンポジウムから参加してきました。

2007年4月25日(水)に映画「日本の青空」完成記念有料試写会が甲府市の総合市民会館で開催されました。それに関連した事を私はこのブログの記事として書いています。記事には読めた範囲でリンクも多数残しました。その後も引き続きブログなどを巡回していますが、「わっしょい!!憲法9条ミュージカル日記 in 2008」ブログで今回のシンポジウムを知りました。

私自身は憲法改正は必要かと思っていますが、それはICT(情報通信技術)の現状と将来を考えるからです。改正ありきなのではないのですが、国が管理できる情報に関しICTの観点から憲法を考えたときに現行のままで良いとは思えないからです。それはもしかすると、日本という社会においては「個人」という概念が現実社会と憲法との間で大きく隔たりがあるからかも知れない、だから憲法を規範として法律を解釈する時にすら、憲法の理念からずれた「個人情報」解釈が成り立ってしまうという事も考えられます。その意味では憲法制定過程で「個人」と「国家」についての議論が広く行われないままに、昭和20(1940)年8月15日までの意識のままに今に至っているのかも知れません。国民の意識がそうなのに憲法ではこうだ、そのズレが残っている。
この事は、今回のシンポジウムで語られた「九条と自衛隊のネジレ」という表現に通じるものがあると感じました、「ネジレ」をそのままにしておけないという主張と、ネジレがあることでその意味を常に考え続けねばならないツトメが国民に課せられているという意味を私は考えています。
何事にもデジタル思考の私にはネジレは無い方がよい、でも、アナログな世界ではネジレがあるのが当然、ネジレがあるからこそ人生は、この世は面白い・・・

しかし、憲法について語られることが多いのは九条改訂問題がほとんどだと思えますし、そこにあるキャッチフレーズは「自分の国は自分で守る」という考え方です。
私が今回のシンポジウムに出かけたのは甲府選出の衆議院議員、赤池誠章さんがパネリストで参加されるからです。赤池誠章(あかいけ まさあき)さんのご主張はホームページやブログから存じています。自由民主党改憲派のこの方が参加なさる、ここに大きな意義がある事を感じたのです。水島朝穂さんとのやりとりは、どちらのご意見も実に参考になりました。ホームページで読めないもの、それはこのような白熱した討論ですから。まさに四面楚歌という場に自らを置かれた赤池さんの姿勢に私は深く感銘を受けています、ご意見に賛同する、しない以前の、これは私が最も大切と感じる事なのです。

2007年11月30日(金)に甲府市総合市民会館で「日本の青空」上映会があります。上映日程-山梨県参照、この事を確認してから、シンポジウムの感想などをもう一度ホームページやブログで書きます。

2007年11月11日の山梨日日新聞が、『憲法改正の問題点探る 県弁護士会が60周年シンポ』、として報じました。
『講演とパネルディスカッションの二部構成。講演では早稲田大法学部の水島朝穂教授が「憲法を変えるときには、高度な説明責任、情報公開と自由討論、熟慮の期間を設けるという三つの『作法』が必要」などと持論を展開した。  パネルディスカッションは水島さん、赤池誠章衆院議員、NPO法人日本国際ボランティアセンターの清水俊弘事務局長の三人で行われ、水島さんが「押しつけられた憲法だから変える、という考えはそろそろやめた方がいい」と指摘すると、赤池さんは「(制定過程に)日本を二度と列強諸国に立ち向かわせない、という考えがあったことは忘れてはならない」と強調。清水さんは「アフガニスタンでは民間人の犠牲が増えている。日本のやっていることは本当に国際貢献なのか」と訴えた。会場には約百人が詰め掛けた。』


行動計画-県立文化施設

2007-11-11 00:23:00 | アート・文化

20071107_t4p5 平成19年11月7日に公開された「山梨再生に向けた行動計画(仮称)」(素案)をざっと見ましたが、61ページの【基本目標4 「はぐくむ・やまなし」の実現】-【政策5】県立文化施設の整備・活用、がありました。ここに「ミュージアム甲斐ネットワーク」が入っていたので私は注目しました。

【政策推進に当たっての基本的考え方】
県民が生涯を通じて芸術・文化に親しめる環境をつくっていくためには、県立文化施設の整備を進めるとともに、その活用を図っていくことが重要です。このため、新しい時代にふさわしい県立図書館の整備を、県民の幅広い意見を踏まえながら進めます。また、県立文化施設が提供するサービスの向上を一層推進し、利用客のリピーター化などを図ります。

【施策の方向】

  • 幅広い意見を踏まえながら、新しい時代にふさわしい県民に親しまれる県立図書館の整備を進めます。
  • 県内博物館等の連携を促進し、県民の郷土に対する歴史観をかん養するとともに、鑑賞の機会を充実することで「やまなし学」の推進を図ります。また、県内美術館等のネットワーク化を図り、研究成果の共有化や相互のコレクション貸借等を促進するとともに、県立美術館等4館における共通パスポートの販売により、リピーター化を促進します。
  • 県民文化ホール等の文化施設においては、優れた舞台芸術鑑賞機会の提供など、一層の利用者サービスの向上を推進します。
  • 県立文化施設の一層のサービス向上と経費削減を図るため、指定管理者の活用を含め、在り方を検討します。
  • 「こどもにすすめたい本」の作成・配布や、子どもへの読書案内、読書相談を実施し、子ども達に読書の楽しさを伝えます。

【主な数値目標】としては、
ミュージアム甲斐・ネットワーク会議参加博物館数が、平成18年の76館を平成22年には120館にする
県立文化施設(美術館、博物館、考古博物館、文学館)の入館者数は、568,391人を575,000人(19年~22年の年間平均)にする、という目標値が掲げられています。

先日の記事に書いたように、ミュージアム甲斐ネットワークの参加は104館で「発進」しました。76という数字はこのネットワーク設置の企画段階でのものと思います。山梨県内に美術館、博物館などが全部でいくつあるかは未調査ですが、2007.05.17の「美術館ガイドブック」でご紹介したように山梨新報社はここで144施設をリストしています。全ての施設がミュージアム甲斐ネットワークに参加できるものではないと思いますが、ここでの数値目標は参加数というより、「全ての参加館でホームページが完成する」という事を目標にしたらよいと思います。

このページに出てくる「やまなし学」という言葉を先日の「明日の山梨考えるフォーラム」でも聞きました。記念誌の巻頭言を渡辺利夫理事長は、「山梨学の創成を求めて」と題してお書きになっています。
『迷った時には歴史に聞いてみよ、です。山梨の伝統的地域文化のありよう、暮らしぶり、行事、祭礼、人間関係を研究し、それを現代に生かす。そうした知的営為の結実として「山梨学」の一日も早い創成を期待しつつ日々の仕事に努めております。』 これを拝読して私にも「やまなし学」とは地理、歴史を学ぶだけでは無い学際的な地域研究 Area Study であることが分かってきました。これは地域に関係する人々に共通となる哲学(山梨を見る時の見方、考え方)を提示する作業だということです。
この「やまなし学」を知る事で山梨理解の入口が分かるもの、政治、経済、社会を個々に分析する時のキーになるものかと考えています。内にいても外からでも、それが見えると見えないとでは山梨の全体像の理解が大きく違ってくると思います。山梨って武田信玄だけじゃ無いんだよ、と。それを世界に発信できたらよい。発信できるということは受信できるということでもあるのですから。逆に言えば受信できなければ発信は出来ないのです。

ブロードバンドと言ってもADSLでは上り(発信)と下り(受信)の速度が大きく異なります、上りが遅いのです。だから私も早く光(FTTH)にしたい(^o^) また話が発散してしまった。


食品表示フォーラムin甲府

2007-11-10 23:00:00 | 政治・社会

Maff071207山梨農政事務所ホームページにPDFファイルがあります。山梨県庁サイトの 県民生活課食の安全・食育推進室でも広報されています。

日時:平成19年12月7日(金)13:30~16:00
会場:ベルクラシック甲府
定員:300名(参加費無料)
申込み・問い合わせ先:関東農政局山梨農政事務所
 TEL: 055-226-6613

(左の画像をクリックするとPDFファイルから切り出した画像として拡大表示します)

産地、生産者情報をICタグで表示できる仕組みがあるという話を聞いた事があるのですが、調べてみると単純に生産者情報を表示するページですが、都民のための生産情報提供事業が見つかりました。「事業者情報の検索(住所)」には山梨県が無い、まずこのあたりから始めないと、巨大市場である都民向けの山梨農産物拡販政策は。
この件は食の安全とは直接関係は無いですが、インターネットを使いながら何が可能か確認すると常にこうなるのが私にはつらい、山梨ガンバロウ!
以前確認したサイトを思い出しました、山梨の畜産に関わる情報提供サイトがあるのですが、個別生産者情報は再構築中のようです。

ちなみに、高速道路料金に関するETCというのは、トレーサビリティという考え方の応用でしょう、車(とそのドライバー)にICタグがついているようなものだから、うまく使えばアリバイにもなるから、そのうち刑事ドラマのアリバイ崩しテーマにも登場するかも(^o^)
あぁ、また内容が拡散してしまいました。