
11月15日からアイメッセ山梨で始まった山梨テクノフェア&マルチメディアエキスポ2007に出かけてきました。
目的は3つありました、1.デジ研さんのプレゼンを見る事、2.マイクロソフトさんからInternet Explorer7への移行についてお話を伺う事、3.IT経営キャラバン隊を見学すること、です。

NPO法人地域資料デジタル化研究会(略称デジ研)の事は以前にも書いた事がありますが、私が甲府に漂着した最初の時期に知ったNPOでした。この事業のコンセプトは以前から私も考えていた事なので「やられた、山梨って凄い!」と思った事を何かにつけて思い出します。今日のプレゼンのテーマは「デジタルアーカイブが拓く地域コンテンツの時代」というものです。プレゼンの最後に11月30日(金)に石和温泉ホテル古柏園で開催される関東ICT推進NPO連絡協議会 山梨セミナーの案内がありました、これはホームページに書かれていますのでご参照ください。地域コンテンツのデジタルアーカイブ化は、「ミュージアム甲斐・ネットワーク」にも当然関係する実に興味あるテーマです。
マイクロソフトさんのブースでは係員の方からInternet Explorer7への移行の方法について伺いました。マイクロソフトとしてはIE6ユーザーの任意で移行する方策が採用されるとの事です。従って10月初めにあったようなWindows Updateによる自動更新という仕組みでは移行されません、但し、企業内LANのようなシステムで傘下のパソコンの管理を一括で処理できるサーバーが使われている場合、自動アップデートの仕組みでIE7が処理されると一斉に移行する事になることをご注意いただきたいとの事でした。
ウィンドウズにもインターネットにも色々な問題がありますが、駐車場に置かれたIT経営キャラバン隊のテント?に入り見学しました。

中には正面にスクリーン、そこでインターネットのセキュリティに関する啓蒙ビデオが上映され、椅子が20脚ほど並んでいます。両側には各社最新のノートパソコンが陳列されていました。その中に WILLCOMのW-ZERO3シリーズも展示されていました。Windows Mobileと呼ばれるようで、「誤字・ら・日記」でこのハードについて初めて知り、どんなものだろうかと関心を持っていたので、今日の収穫の一つです。係の方に説明していただきながら、これがPHSなのだと知りました。しかし実際に使うかどうかとなると経費の点から私は使わないという結論になりそうです。

ビデオを見て、お話を聞いて、帰る時に戴いたのがCD-ROMが付録に付いている「インターネット安全教室」というパンフレットです。
CD-ROMの中味はセキュリティについて生活の場面の中でのインターネットとの付合い方をやさしく説明している短い映画、三択問題でセキュリティを学ぶページなどです。

これはNPO日本ネットワークセキュリティ協会が制作しているものですが、このホームページは紺屋の白袴というもので・・・まあCD-ROM戴いたのでやめとこう(^o^)
わたし的には、定款に書かれている会員の条件、『クラッキングその他のネットワークセキュリティーを脅かす行為またはそのおそれのある行為を自ら行い、またはかかる活動を行なう第三者を支援、援助等したことがないこと』に首をかしげます(スキャナーにも現れて画像が斜め)。会員は団体と個人ですから、セキュリティ問題の企業や名の通った専門家などはパスするでしょうが、市井の個人が参加できるかどうかです。この文言ではハッカーならよしクラッカーは駄目ではなく、ハッカーもイカンと読めます。住民基本台帳ネットワークの侵入テストをする事が法に触れるという話が昔あったことを思い出します。私はこのようなNPOが行政や企業ネットワークへの侵入テストなどをどんどんやっていくことが必要だと思うのです。
16日、17日と見学したいプレゼンもありますが、私はもう時間がないので終わりです。山梨ではインターネットで地デジ移行関係の情報が見られず、このエキスポで確認したかったのですが時間がありませんでした、もう一度出かけたいのですが・・・次の機会をまちたいと思います。