ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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風月庵 椿所用があって甲府市中心街に出かけました。お昼もとっくに過ぎていたのに私の遅い朝はコーヒーだけで済ませていたので空腹です。店頭の案内板、「ロールキャベツ」の文字に惹かれて 風月庵 椿 に入りました。これが実に美味しかった! 冷凍・冷蔵品ならスーパーで買えますが段違いというより、まるで別物でした。

 

風月庵 椿「わたし食べる人」は感激して「作る人」のお写真を一枚撮らせていただきましたのでご紹介しておきます(^o^)

やっと人心地がついたところで、ふと書棚に載っていた雑誌を手に取りました、骨董専門誌「集」でした。このサイトで確認すると私が見たのは「岩崎彌太郎と三菱の壮麗なる文化遺産」が載っているので第45集です。この雑誌に「六曜館」の広告も掲載されていたのです。あれっ?そこにあるお店じゃないか?

「椿」を出て交差点斜向かいの “甲府市岡島デパート隣りの骨董屋「六曜館」” におそるおそる入りました。 なにしろ骨董というのは高価なものだから、骨董専門店は私ごとき素人では近寄り難いものだと思っています、テレビの鑑定団を見ているのが関の山という認識です(^o^)

Rokuyokan348女性の方があたたかく迎えてくださり、店内を拝見しているうちにご主人が出て来られました。私は東京から甲府に来て居続けになっている事などをお話しているうちに、甲府文化の昔について貴重なお話を伺う事ができました。山梨甲府には以前は骨董店が28もあったこと、近県地域との交流も盛んで、特に浮世絵や時計が東京からも注目されていた土地だったことなどを初めて知りました。話が弾むうちに櫓時計があるからとわざわざ2階にご案内いただき拝見させていただいたのが写真の時計です。

ゼンマイかと思ったら分銅で動くもので、時代劇映画などで見た記憶はあっても実物は初見です。わざわざ動かしてくださいました。櫓の形は違いますが構造としては「江戸時代の小型櫓時計」のページにあるものと同様かと思います。人の背丈以上に大きなものもあり、それを担いで東京まで列車に乗って運んだというお話も伺いました。店内は撮影していませんがこの時計はブログに載せたいとお許しをいただき撮影させていただきました。

「六曜館」という漢字に間違いないかどうか確認のために検索してみたら、Yahoo!ブログで「甲府市岡島デパート隣りの骨董屋 甲府六曜館」がヒットしました!
中心街に出かける愉しみがまたひとつ・・・やはり街は歩いてみなくちゃわからない。



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