ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




保坂展人さんのブログで2010年11月14日に「眠れる獅子、検察官適格審査会開催へ」という記事がでていた。
The Journal でも篠田博之さんの記事で「11月16日に検察官適格審査会開催。これ、民意を示すひとつの機会では?」(2010年11月13日)があった。
念の為に Google でニュース検索をかけてみることにした-Google 「検察官適格審査会」・・・・・やはりマスメディア以外に検索設定しておこう-Google ブログ検索  「検察官適格審査会」

2010年11月10日の東京新聞で 「動きだした検察官適格審査会」 があることは確認できた。他の中央紙はこの件ではヒットしなかった。
2010年10月22日の読売新聞、産経新聞、時事ドットコム、朝日新聞の4紙では、「検察官の適格性を審査し、罷免を求める権限のある検察官適格審査会の11人の委員のうち、民主党の委員3人が今月に入って交代し、同党の4人の委員全員が小沢一郎元代表に近い議員になった。」(読売新聞から引用) という主旨の記事が掲載されていた。
ブログ記事を読みあわせてみたが、11人中あとの7名は国会議員の残り (割り当ては衆議院4人・参議院2人だから6-4) 2名が自民党、それに日本弁護士連合会会長、最高裁判事、学識経験者など5名、だろうとしか分からなかった。マスゴミは小沢一郎を叩ける記事にするのに熱心で肝心な審査員全員を国民に紹介するのを忘れたのかも知れないな(^o^)

日弁連会長が宇都宮健児さんだということは周知の事実だ。保坂展人さんの記事から有識者としては審査会会長である松尾浩也(まつお こうや)さんが該当するだろう。さらに原田明夫元検事総長も委員になっているようだ。これで7名中3名は分かった。
残るは4名で、自民党の二人はどなたか、 そして最高裁判事及び学識経験者とは? ・・・・ということで、Wikipedia 検察官適格審査会 で判明した。
しかし、この程度のデータをいちいち検索して読み合わせねばならないような記事しか書けないマスメディアが横行する、こんな日本に誰がした、と今回も慨嘆せざるをえない。これでも新聞やめませんか?と言いたいところだが、このブログのネタも新聞のWeb記事なのだから自己矛盾だなぁ(^o^)

つまるところは情報を作り出す側(行政など)できちんとした発信を、ネットを駆使してやっていくしかないのだ。税金で作られたデータ・情報が主人公である納税者に直接渡されないような姿を当然としてきたから、こうなってしまったのだろう。

法務省トップページ >  審議会等 >  審査会 > 検察官適格審査会 、開催予定 : 平成22年11月16日(火)、名簿(平成22年10月19日現在)、平成15年頃からの「検察官適格審査会 議事概要」 が掲載されているが、このリストに日付が無いのは画竜点睛を欠く・・・というより、最下行の「検察官適格審査会」を開けば議事録の目次だと分かりやすくすればよいだけ、なまじ「検察官適格審査会 議事概要」 を並べているから混乱する(^o^)

 

2010年11月12日に小沢一郎さんの弁護団がプレスリリースを発したと階猛(しな たけし)代議士のブログにあり、階さんが「起訴議決」と「起訴」は異なるー小沢氏弁護団とタイトルとしてアップロードされていた。この件もマスメディアは報じなかったと阿修羅ではコメントされていた。
尖閣諸島事件のビデオ流出についていろいろ書いているメディアは、一般的に国民が関心を持つ情報について常にその質と内容を考慮しているはずだ。一般国民はこんなプレリリースには関心が無いとマスメディアは判断しているのだろう。
国民は小沢一郎さんの側から発信される情報にも関心があるのだということをNHKなどマスメディアに伝えるにはどうすべきか。NHK、新聞の契約解除しか無いのだろうか(^o^)



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