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2010/08/22 15:28  共同通信の配信で全国に流れた千葉さなの直筆文書を発見 都公文書館から を読んでいて、文書画像のクレジットタイトルにある 「あさくらゆう」 さんに関心を持ちました。東京都公文書館-Tokyo Metropolitan Archives には関連記事は未だありません。

あさくらゆう さんはご自身のブログで、2010年08月23日 「千葉さな」直筆文書発見について をお書きになっています。ホームページは「歴史企画研究」があります。

「2010.03.20 千葉さな子、北千住から甲府へ」を私は書いていましたが、この記事でリンクが切れていた  「龍馬の愛した女 佐那展」(NPO千住文化普及会) については、千住 矢立茶屋のサイトに龍馬の愛した「佐那展」  終了しました が残されていました。

あさくらゆう さんのブログを読んでいてちょっとびっくりしたのは、「2010年06月18日千葉さなの墓所が無縁になった訳」「もし甲府の清運寺の墓所に埋められているとすれば遺品かと考えています。」と書かれていたことでした。私は荼毘にふされたあと谷中霊園に葬る時に分骨されたと思っていました・・・山梨海援隊サイトの記事、千葉さな子と山梨に転載された高木薫氏がお書きになった文の通りかと・・・しかし「千住物語」でも 『明治29 1896 10/19 谷中墓地埋葬(土葬)』 となっているので、そうすると埋葬時に分骨というのはありえない・・・
でもそれは甲府市の清運寺にある千葉さな子の墓に詣でることとは関係無いです、そこに髪の毛一筋がまつられているだけだとしても、お参りする人の心の問題です。外地で戦死した方々やシベリア抑留地で亡くなった方々の遺骨は戻らずとも、ご遺族が何らかの形で祀るのと同じです。

関連してもうひとつの記事が日本経済新聞にありました・・・竜馬の婚約者・千葉さな 実は結婚歴あり?  明治の記事に記述、通説は生涯独身(2010/7/4付)です。これは有料版のサワリです・・・『竜馬の暗殺後、元鳥取藩士と結婚していたとする明治時代の新聞記事が、3日までに見つかった。 旧鳥取藩の文書から藩士の実在が確認されるなど、発見した歴史研究家あさくらゆうさんは「記事はかなり正確」としている。』とのことです。

歴史の真実は分からないものだと思います。分からないからこそ面白いのかも知れません。
徳間書店から出版された、朝日新聞が報道した「日韓併合」の真実 という本がネットで話題になっているようです。時代の違いはあれ同じ朝日新聞が菅直人さんを擁護するという歴史の流れは奇々怪々というべきか・・・

NHKが坂本龍馬の大河ドラマを流していなかったら、千葉さなの名前を知る人は全国に少ないはずですから、共同通信も あさくらゆう さんの発見を記事にはしなかったかも知れません。
それはともかく、千葉さな子(佐奈)さんに関する新発見のソースが確認できてよかったです。ソースが 「関係者によると・・・」 という記事で叩かれ続けている小沢一郎さんの真実はどんな形で見えてくるのか、それも歴史の面白さでしょう。

昨日は気付かなかったのですが、あさくらゆう さんのブログでスポニチの記事、「初めて見つかった!竜馬の“婚約者”千葉さなの直筆文書」がリンクされていました。共同通信配信の記事に無い部分があります・・・(そのためか、「共同通信」とクレジットは書かれていません)

発見した歴史研究家あさくらゆうさんによると、御受届は「千住1丁目1番地 建物22坪うち2階造4坪 庭植木とも この移転料1坪につき金6円59銭」などと書かれ、これらを条件に立ち退きを受けるという内容。明治20年1月20日付で、「千葉さな(奈)」と署名され、「佐奈」と読める印も押されていた。
 女性の筆としては力強く勢いもあり、勝ち気だったとされるさなの性格もうかがえる。
 あさくらさんは「さなの住所や、どんな家に住んでいたかが分かる文書だ」と指摘。庭木の移転料まで請求しているのは同時期のほかの御受届にはなく「幕末を生き抜いた女性の強さを感じさせる」と話している。
 文書の写真は同区千住河原町29の5、矢立茶屋小資料室で展示されている。

こういうフォローができるのもインターネットのお蔭です(^o^) やっぱり千住にもセンチメンタルジャーニーしようと思っています。

ミラーと思いますが fc2 ブログもあります、更新はこちらが早いか? トップは「無二無三」--8月23日の記事は「千葉さな直筆発見が新聞記事になりました!」 写真リンクが有効です。
「2010.03/20 千葉佐奈(千葉さな)が住んでいたときの千葉灸治院(一部修正)」もありました。
fc2 ブログサイトは画像直接リンクについて、何らかの対策をしているものと思えますので参考になります(^o^)



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