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国土交通省関東地方整備局から、「関東地域の道路冠水による事故の防止について」 と題して、山梨県内の「道路冠水注意箇所マップ」が公開されました。2010年8月2日付けです。

関東地域の集中豪雨時における事故防止及び安全な道路交通の確保を図るため、「道路冠水注意箇所マップ」を公表します。  「車道部がアンダーパス構造となっており、集中豪雨時において冠水する可能性がある箇所」についてとりまとめたもので、道路利用者の皆さまにおかれましては、本マップで冠水箇所の情報を共有して頂き、集中豪雨時の安全な通行の確保をお願いします。

甲府市でも平和通りJR身延線のアンダーパス、富士見通りのJR中央線アンダーパスなどで冠水があったニュースを見た記憶がありますが、アルプス通りにつながる塩部のアンダーパスも含まれています。私には場所がわかりませんが、横根町と川田町にもJRとの立体部が含まれて合計5か所になっています。甲府市の広報記事は「暮らしの便利帖 > 環境・道路」に 「山梨県道路冠水箇所マップ」 があります。
山梨県庁サイトでは、トップ > 組織から探す > 道路管理課 > 「山梨県 道路冠水危険箇所について」が該当します。
甲府市も山梨県も昨年版の同じものですが、国土交通省の資料に加えて道路管理者や警察、消防の連絡先が付記されています。
国土交通省 平成22年8月2日作成の資料では1か所、「主要地方道 塩山勝沼線 甲州市塩山上於曽(JR中央本線との立体部)」 が増えて昨年の12か所が13か所になっています。

私は東京で新宿大ガード下の冠水に出合ったことがあります。難は逃れましたが、あそこは大雨のときには要注意の場所だったと記憶しています。近年はゲリラ豪雨とかで杉並などの住宅地でマンホールから水が噴き出て床上浸水などのニュースを見かけるようになりました。
自然の脅威に対応するのに**十年に一度の渇水や洪水にも対応するとして八ッ場ダムのような大規模ダムを造る一方で、年中行事的な生活道路の冠水に対応することは難しいのです。市民が経験を重ねて対処するためにも冠水マップは必要です。



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