ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




山梨日日新聞で、『「フードバンク山梨」設立へ準備会 企業から譲り受け福祉施設へ配送』という記事を読んで思い出しましたが、先日、とれ過ぎたキャベツの廃棄についてもつたいないか、キャベツ廃棄という記事を書きました。その時に『慈善事業で農業生産に関っているのではないのですから・・・食べ物なのだから「もったいない」と感じてしまう感傷は捨てねばなりませんね。』と書いて、自分なりの皮肉を込めながら「市場からの隔離」と「需給調整」に問題を絞って終わらせたのですが、その時に忘れていた「フードバンク」という発想を改めて調べてみました。

余った食を無駄にしない米国生まれの「フードバンク」(2007年05月08日)という記事があります。そこから日本初の「フードバンク」を始めたところというセカンドハーベスト ジャパンのホームページにも到達しました。但しメールアドレスから見ると、www.2hj.orgをブックマークしておく方が良いかも知れません。www.secondharvestjapan.org と www.2hj.org どちらにしても日本語版、英語版があります。セカンドハーベスト ジャパンは 2HJ と略記されるようです。

メディア記事では、2008.3.21の産経新聞で「飽食時代の貢献 広がるフードバンク活動」、2008.9.29の社団法人農協協会、農政.農協ニュースに「フードバンクで規格外品有効利用も -食品ロスの削減に向けた検討会」、2008年10月21日の毎日新聞記事で「フードバンク:品質に問題ない廃棄食品を、必要な人に 広がる活動」、などがありました。
キャベツはそのままでも食べられるものですが、農林水産省はフードバンクに思いが至らなかったのでしょう(^o^)
山梨日日新聞記事からは以下のような事が分かりました---「フードバンク山梨」の正式な設立は2009年4月との事です。ちなみに山梨NPO情報ネットには、情報掲示板及びボランティア・NPOボード情報という2系統の情報発信ツールがあります。

甲府・県ボランティア・NPOセンターで開かれた設立準備会には、賛同者や施設関係者ら約20人が参加。米山けい子代表が「捨てられてしまう食品を必要としている人に届けるシステムを作りたい。日本の食の在り方に石を投げ込む活動だと思う」とあいさつ。活動内容や趣旨を説明し、協力を呼び掛けた。
参加者からは「熱意あるスタッフと行政の支援、運営資金を確保することが重要」などの意見が出た。
児童養護施設への第一回配送も実施。今後、月1回の配送活動や協力企業への働き掛けを進め、組織化や配送体制づくりを進めていく。

植物にせよ動物にせよ(青果、魚肉)、人間は他の生き物の命をいただく事で生かされている、それならその命はセカンドでもサードでも活用せねばもったいない、と言うより申訳ないと考えて、出されたものは残さず食べることを心掛ける私、だから自分でも無駄なお菜は作らない、というかレパートリーが少ないから作れない(^o^)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )