2008年10月13日(祝)、午後5時から日本共産党の志位和夫委員長が来甲されて甲府駅南口で街頭演説会がありました。
日本共産党山梨県委員会ホームページではこの情報は分かりませんでしたが、事前の情報を流さず終わってから「ありました」活動報告記事ばかりではいささか物足りませんね(^o^)
私は日本共産党山梨県委員会の議員サイトのリンク集から巡回している先の一つ、のぞみ通信「明日、志位和夫委員長が来ます!」 12日の記事で知りましたので出かけてみました。
いつもながらの飛び込みで17時ギリギリでしたが既に大勢の聴衆がお集まりになっていて驚きました。
こごし智子さんの司会で定刻に始まり、えんどう昭子さんのスピーチの途中で志位和夫さんも登場されたようです。
遠藤さんの主題は「山梨農業の再生へ県民的共同を」と題する農業政策(提言)にあったと思います。2008年9月30日に横内正明知事に提言されたようですが、この件は私は新聞報道は見落としていました。
志位和夫さんの演説をじかに聞いたのは初めてです。実は南関東比例区の選出議員ということもはじめて知りました(^_^;)
基本的なスタンスとしては大企業優遇政策と米国協調政策の2つを転換することを説かれたようです。以前、派遣労働者問題でキャノンを取り上げて国会で議論されたことをYoutube動画などで私も知っていましたが、今日も派遣問題について各地の事例を挙げて論じておられました。
後期高齢者医療問題も健康保険法改正の時の国会附帯決議から始まった事を述べて、その時にこの決議に反対したのは日本共産党だけだったと。
とにかく話がお上手で判りやすいことに私はびっくりしました。日本共産党のサイトもそうですし、議員さん達のWebページもそうですが、とにかく丹念に分かりやすく情報を発信しようとしている事にはいつも感心しています。
私がメモも取らずに聞いていたことを生半可に書くより、しんぶん赤旗などで志位和夫さんの演説主旨は確認できるでしょう。基本的には財源をどうするのか、その点が全ての政党政策の争点になることは間違い無いと思います。
私自身は日本共産党の支持者とは言えませんが、先日も書きましたように、こんな言葉に惹かれています--『右翼と左翼は正反対のものではなか。時には紙一重でかさなる部分もある。ましてわしらは右翼というより、地方民権の立場から中央の権力金力の悪を撃つという志で生きておった人間たい。』(五木寛之-戒厳令の夜)
私は時々思っています、東京を悪くしたのは江戸っ子じゃない、外から乗り込んで来たキタリモン達なのだ、だから江戸っ子にも地方民権の思想はあるのです、私は民権右翼(^o^)