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リニア新幹線問題、講演会 5月21日(日) 甲府にて

2023-05-14 10:00:00 | リニア中央新幹線
リニア新幹線問題
 リニア新幹線工事が立ち往生しています。そのような中、「ストップ・リニア!訴訟」の判決が7月18日に予定されています。5月講座では、これまでの経緯と現状を映像も交えて、金丸宗さん、川村晃生さんを講師に下記の要項で行います。  どうぞ、ご参加ください。
日 時 5月21日(日)午後2時~
会 場 甲府市朝気 山梨平和ミュージアム
講 演 金丸 宗さん(NHK元ディレクター)
      映像で見るリニア問題
    川村晃生さん(慶応義塾大学名誉教授)
      リニア問題の現状
    質疑・意見交換
【会場案内の地図】 特定非営利活動法人(NPO法人)山梨平和ミュージアム(YPM)
毎月開催される集会ですが前回4月16日は 歿後50年、石橋湛山シンポジウム が山梨県施設の「ぴゅあ総合」で開催されました。50名以上のご参加だったようです。

沿線各地のリニア中央新幹線工事の状況についてはマスコミが流す静岡県問題とは別に沿線各地で問題は多いのです。
生れ、育ち、仕事をされてきた土地をリニア工事の為に離れていかれた・・行政もマスコミも報じないことがインターネットで全国に伝わっています・・・高速を得る為に直線地を求めたリニア
今回、山梨平和ミュージアムさんがリニア問題を取り上げられたのは意外ですし、川村晃生先生のお話もあるので、なんとか時間を作って出かけたいと思います。

リニア裁判の裁判官がリニア実験線を現地見分した報告

2023-05-04 22:00:00 | リニア中央新幹線
2022年04月03日 山梨実験線現地をリニア訴訟の裁判官が視察する・・・という記事を書いたことがあります。
リニア訴訟ニュースNo.26 2022年3月22日発行(PDFファイル) 4ページ目の記事から知りました・・・
 集会の中で原告代理人の横山聡弁護士が、意見陳述後非公開で行われた進行協議について、
 「原告側が提案した裁判所による山梨実験線の被害の現地見分について見分のタイムスケジュールを示した。この席で市原義孝裁判長は行きたいという意向を強く示し、当日は午前中も含め一日がかりの予定を示してほしいとの要請があった」
 と述べ、(2022年)秋に現地見分が行われる可能性があると報告しました。
とだけ記録してコロナ禍の最中ですから、その後の状況も確認せずにいたのです。
別件で確認したいことがあって関係サイトを開いたら、リニア訴訟ニュースで裁判官視察の事が書かれていました。
2022 年 9 月 25 日発行の記事です。
 9 月 12 日(月)長い間東京地裁に要請してきた、山梨リニア実験線における被害状況についての現地見分が、市原義孝裁判官ら 3 名による現地進行協議という形で実現しました。
 被告(国土交通省)や参加人の JR 東海から代理人や職員が複数人、弁護団、原告団から 8 名が参加しました。
 以下にその状況や概要を報告いたします。(写真には肖像権保護のためぼかしを入れています)
 ○1 裁判所に提出した説明内容文の要旨、○2 現地で被害者住民が述べた新しい発言を記載
【以下、引用は略します】
この記事から、裁判官は都留市、笛吹市の現地住民の方々から直接話を聞かれたようです。私は住民の方々が話されたような現地状況を初めて知りました。
 このような情報はリニアが通る県内地域自治体や山梨県庁にも、もしかするとリニア事業中の都県各地にも、伝わっているだろうと思うことにして、ブログ記事で委細を書ける問題ではありませんので、これで終りにします。
上記ページ「2022 年 9 月 25 日発行の記事」を確認した時に、下のような画像もありました。このブログで掲載する為に小さくしてありますが、文字を読み取れる程度に大きくなります。あるいはサイトにアクセスしてお読みになれます。
リニア訴訟ニュース
 
リニア訴訟ニュース

静岡県井川地域の大切な宝を知ってもらいたい(中学生発信)

2023-04-27 16:00:00 | リニア中央新幹線
静岡・井川の湧水もっと知って 地元中3生ホームページ開設 4年かけ研究 2023.1.5 静岡新聞
 「地域の大切な宝を多くの人に知ってもらいたい」。静岡市葵区の井川小中9年(中学3年)海野要さん(14)が、4年前に調査を開始した井川地区の湧水の特徴などをまとめた「井川湧き水MAP」を完成させ、自作のホームページ(HP)で公開を始めた。湧き水が出る場所をはじめ、お勧めの使い方、調査結果から考察したランキングなども掲載。閲覧者に、より興味を持ってもらえるよう内容に工夫を凝らしたという。
2023/03/17 お知らせ(南プス)
 静岡市立井川小中学校「ふるさと井川」学習の最終発表会、南アルプスルームお披露目が行われました!
 【このページから部分引用です】
海野さん 「発信!井川の湧き水」をテーマに、井川の湧き水の場所や湧き水の特徴などこれまでの研究成果についてHPを作成して発信。アドバイスをもとにターゲット設定、動画撮影、他のHPの研究を行いました。この発表を通して、井川地域の方にも発信の大切さを知ってほしいとの思いを語っていたことが印象的でした。
井川地域の学習発表会(南プス)
 12月初旬、静岡市葵区(あおいく)井川にある井川生涯学習交流館で、井川小中学校学習発表会が開催された。
学習発表会は、平成21年頃から開催されており、子ども達がそれぞれ研究テーマを決め、1年間の結果を親族や地域の方々に発表するイベントだ。
今年発表する学生は、小学1年生から中学3年生(9年生)までの5名。
今回は、9年生の海野要(うんのかなめ)さんが、6年生から9年生まで研究してきた「湧き水」について取材した。【この部分が長文記事です】
「井川湧き水MAP」 海野 要さんのレポート本文
確認した記事にはリニアのリの字も出ていません。井川湖(駿府 静岡市のページ)を知りました。井川村_Wikipedia も拝読しました。
大井川との関連が問題視されているリニア事業の影響を受ける地域かどうか私には判りません。そんな事に関係なく、小中一貫校で素晴らしく育っていく子供たちの大きな力を感じましたので掲載しました。

山梨県からの高速長尺先進ボーリングの静岡県への影響

2023-04-26 23:00:00 | リニア中央新幹線
山梨県内で実施している高速長尺先進ボーリングについて、JR東海の記事(長文、データ多数)
山梨県内で静岡県境に向けて実施している高速長尺先進ボーリング
【部分引用です】
2023年05月15日 17時13分 NHK山梨 リニアのボーリング調査めぐり 静岡県知事が山梨県知事に釈明
 『JR東海がことし2月から進めている山梨県内で地質や地下水の状況を確認するリニア中央新幹線のボーリング調査について、静岡県は、今月11日、JR東海に対し、流出した水の戻し方について静岡県の合意を得るまで、県境から山梨県内のおよそ300メートルの区間を掘削しないよう求める文書を提出しました。  一方で山梨県の長崎知事は静岡県から事前に相談がなかったことなどから不快感を示していました。  これについて、静岡県の川勝知事は、15日の記者会見で「1月にJRに提出した文書と同じような内容だったため、相談する必要がないと思った。礼節を欠いた対応だった」と釈明しました。』(部分引用です)
2023.05.04 リニアトンネル工事 5日間で93メートル削孔 山梨県ボーリング(静岡新聞 大井川とリニア)
 JR東海は3日までに、リニア中央新幹線トンネル工事について山梨県内での高速長尺先進ボーリングの進捗(しんちょく)状況を1週間分更新し、ホームページで発表した。
(静岡新聞記事の記録です・以下引用略します)
2023.04.26 山梨県ボーリング 地下水流出リスクで譲歩 静岡県有識者会議でJR(静岡新聞)
 リニア中央新幹線トンネル工事に伴う大井川水問題について協議する静岡県有識者会議の地質構造・水資源専門部会が26日、静岡県庁で開かれた。
 JR東海は、山梨県内で静岡県境に向けて実施している高速長尺先進ボーリングを巡り、静岡県内の地下水が流出する可能性について譲歩し、水の戻し方や戻す時期を県と議論する考えを示した。
 具体的には、県境から山梨県側に約250メートルの区間に想定される断層帯を削孔(さっこう)した際に大量湧水が発生し、県境付近の静岡県側にある大規模な断層帯から山梨県側に地下水が移動。これに伴い、同断層帯に関連する沢の流量が減少する事態などを想定した。
【以下引用は略します。】   
湧水の成分分析や沢のモニタリングを通じ、地下水の県外流出が発生したと考えられる場合は専門家も交えて県などと協議し、流出量を推定するとした。JRの担当者は水の戻し方については、先進坑掘削に伴う湧水の県外流出対策として提案している田代ダム取水抑制案の活用が有力と説明した。  
一方でJRは、これまでの山梨県内でのボーリング実施状況を踏まえ、「静岡県が懸念しているような大量湧水や自然環境への影響が生じる可能性は小さい」と改めて強調した。  
県と専門部会委員は、県内の地下水が流出する懸念がある区間を削孔する前にどういった事態が発生したら県外流出とみなすかを決め、田代ダム案の実現性も前もって確認するよう求めた。JRの担当者は「懸念が払拭(ふっしょく)できるよう努める」と答えつつ、ボーリングを計画通り県境付近まで進める考えを示した。
同社は同日、山梨県でのボーリングに伴って静岡県内で想定される現象と、その対処方法も提示した。
私は知識がありませんが、高速長尺先進ボーリングのサイズは小さいようでも、地下水は低い山梨県側に流れて来るのです。その水の質が普通の川水と同じかどうかは知りません。pH とか EC とは何だ?
ネット検索したら、土壌EC・土壌pHとは?その測定方法と適正値について と題された記事がありました。全くドシロウトな私には理解不能。
とにかく工事中も完成してからも安全安心なリニア中央新幹線であることを・・・
いずれは品川~名古屋間の全ての地域行政からリニア中央新幹線事業について国民の誰もが理解できるような報告が有ることを期待しています。
 山梨県内のリニア中央新幹線 工事の進捗状況 に関してメディアや県庁・自治体からの発信を私は確認していませんので記録する事は殆ど無かったと思います。
甲府で生活する私ですが、都内や神奈川で暮す身内や知人の方々もリニア工事から離れた場所なので直接の影響は無いと私は思っています。
身内の子供たちからもリニアのことを聞かれる事は全くありません。

リニア中央新幹線、地下水と湧水の文化(京都新聞)

2023-04-25 20:00:00 | リニア中央新幹線
本文は京都新聞の「天眼」
地下水と湧水の文化 尾池和夫
 京都盆地は120万年前からの活断層運動によって形成され、分厚い堆積層にはたっぷりと・・・で始まる有料記事です。(天眼は日曜日の掲載)
 内容は静岡県でのリニア問題が書かれています。
 著者は尾池和夫様、記事の末尾に(静岡県立大学長 地震学)と記載されています。
 文書の最後を知りましたので画像で・・・
   天眼から

尾池和夫様は 京都新聞 天眼 の著者のお一人ですね、尾池様のブログを拝見して知りました。
静岡県立大学のサイトを確認して研究会の結果が公開されているなら知りたいと思っています。リニア中央新幹線のトンネルと地下水の関係は何処にもあるでしょうが、南アルプスの自然を相手に問題があるのか無いのか、私は全く無知なので・・・

リニア事業、山梨工区の工事における環境保全

2023-04-25 18:00:00 | リニア中央新幹線
リニア事業、山梨工区の工事における環境保全・JR東海発表
中央新幹線南アルプストンネル新設(山梨工区)工事における環境保全について
 『平成27年12月 東海旅客鉄道株式会社』 と表示された2015年(平成27年)の当初発表が(令和元年 6 月 25 日 更新)2019年に更新表示され、今回は(令和 5 年 4 月 14 日 更新)と2023年の更新表示がされています。
目次+本文+参考資料で72ページ、タイトルと末尾を含めて74ページですので、とりあえず臨時記載しておきます。
リニア事業に関する各地の環境保全について、地域行政やお詳しい方の記事があれば追録したいのですが・・・私は全く不勉強
追録・2023-04-20記事 リニア南アルプストンネル(山梨工区)高速長尺先進ボーリングの進捗状況(2023.2.15~4.15) JR東海の原文に書かれた画像なども掲載されていますので、リンク設定しておきます、感謝! リニア新幹線を考える相模原連絡会 様!

富国有徳の理想郷 “ふじのくに” づくり/ 静岡県はリニアと共に?

2023-04-08 17:00:00 | リニア中央新幹線
富国有徳の理想郷 “ふじのくに” づくり
2022年11月30日 静岡県・リニア中央新幹線建設の環境影響に係る県とJR東海の対話の状況(概要版)
国土交通省・第21回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第8回環境保全有識者会議)の開催について
 リニア中央新幹線静岡工区について、JR東海の環境保全に関する取組みに対して、科学的・客観的な観点から議論を行うことにより、JR東海に対して指導・助言等を行うため、以下のとおり、「第21回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第8回環境保全有識者会議)」を開催します。
 第21回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第8回環境保全有識者会議)の開催について
 1.日時 : 令和5年4月11日(火)    9:30~12:15
 2.場所 : 経済産業省別館3階 312会議室(WEB併用開催)
         (住所:東京都千代田区霞が関1-3-1)
 3.議事 : リニア中央新幹線静岡工区について
リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議について
国土交通省鉄道局・リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議について

『富国有徳の理想郷 “ふじのくに” づくり』
リニア中央新幹線建設の環境影響に係る県とJR東海の対話の状況(概要版)
この記事(全48ページ)から目次をメモしておきます、

 はじめに
 静岡県は、中央新幹線整備事業の必要性については、賛同しています。
 その上で、静岡県の願いは、「事業を行うにあたっては、事業計画地である南アルプスの特殊性及び大井川の水利用の特殊性を考慮して、事業の実施前に県民が安心できるレベルの環境影響評価を実施してほしい」と言うものです。
 このため、静岡県は、静岡県環境影響評価条例の手続に基づき、JR東海と対話を進めています。

 リニア中央新幹線の概要【P.1】
 中央新幹線南アルプストンネル(静岡工区)の位置【P.2】
 静岡県内工事の特殊性及び工事環境【P.3】
 南アルプスの地質構造の特徴【P.4】
 南アルプストンネル工事の難度【P.5】
 山梨県境付近の断層構造図【P.6】
 南アルプスで守るべき生物多様性【P.7】
 「命の水」と言われる大井川の水の利用状況【P.8】
 大井川水系の利水状況と人々の水への思い(命の水)【P.9】
 トンネル工事の位置と大井川の関係【P.10】
 トンネル工事の位置と大井川の関係(説明)【P.11】
 トンネル掘削により発生する可能性のある現象(リスク)【P.12】
 (参考) トンネル掘削中の湧水の流出によって河川流量はどう変化するのか【P.13】
 環境影響評価手続に基づく対話の経緯【P.14】
 環境影響評価(アセスメント)とは‥【P.15】
 環境影響評価に対する環境大臣と国土交通大臣の主な意見【P.16】
 工事実施計画の認可と環境影響評価の関係【P.17】
 JR東海の環境影響評価書(2014年8月)が不十分であった例【P.18】
 環境影響評価手続に基づく対話の経緯と現状【P.19】
 なぜ議論・対話が進まないのか【P.20】

 環境影響評価における主な課題【P.21】
 課題① 中下流域の地下水への影響 1【P.22】
 課題① 中下流域の地下水への影響 2【P.23】
 (参考) 大井川流域の水循環の概念図(現状の水循環量)【P.24】

 課題② 工事中の湧水の大井川水系外への流出 1【P.25】
 課題② 工事中の湧水の大井川水系外への流出 2【P.26】
 課題② 工事中の湧水の大井川水系外への流出 3【P.27】
 (参考) 南アルプストンネル工事に係る協議について【P.28】

 課題③ 地下水位の低下、沢枯れ、河川流量の減少による希少種を含む生態系への影響【P.29】

 JR東海の「トンネル掘削による沢の流量変化と影響への対応について」【P.30】
  - 影響を平均流量で評価することの問題点 -
 トンネル掘削による沢の流量変化の実現象【P.31】
 トンネル掘削による沢の流量変化(悪沢を事例として)【P.32】

 課題④ 大量に発生するトンネル掘削土の処理に伴う土砂や濁水、重金属等の流出等による生態系や生活環境への影響【P.33】
 (参考) 静岡県盛土等の規制に関する条例 ~令和4年7月1日施行~【P.34】

 課題⑤ 地下水位の低下予測【P.35】
 (参考)JR東海の地下水位の低下予測 (トンネル掘削完了後20年後)【P.36】
 (参考)静岡市の地下水位の低下予測 (トンネル掘削完了後の定常状態)【P.37】
 (参考)静岡県内の水枯れの事例【P.38】
 (参考)山梨県笛吹市での水枯れの事例【P.38】

 リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の概要(2020年4月設置)【P.40】

 国の有識者会議の動き 【2021年12月末現在】【P.41】

 有識者会議 「大井川水資源問題に関する中間報告」【P.42】
  有識者会議 中間報告の主な内容と県の見解①【P.43】
  有識者会議 中間報告の主な内容と県の見解②【P.44】

 今後の県とJR東海との対話【P.45】
 地質構造・水資源専門部会の再開【P.46】
 環境保全有識者会議【P.47】

 おわりに(今後の進め方)【P.48】
  静岡県は、地域の住民生活や経済活動に欠かせない“命の水”である大井川の水資源と、ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に登録された南アルプスの自然環境を保全するため、環境影響評価法の手続において設置した静岡県中央新幹線環境保全連絡会議の専門部会で、JR東海と対話を重ねてきました。
  国の有識者会議において、水への影響について検討が進み、中間報告が取りまとめられました。中間報告を受け、大井川水資源問題については、県地質構造・水資源専門部会を再開し、今後、さらに議論が必要な事項について、JR東海との対話を進めていきます。
  一方、生態系への影響については、国土交通省が設置した環境保全有識者会議において、科学的・客観的議論が進展し、JR東海を指導することにより、適切な回避策等が示されることを期待します。
  県民の不安が払拭されるよう、県の専門部会等の場を活用しながら、JR東海との対話を進めていきます。
 (以上)

JR東海の新社長が「リニア開業時期示せない」(記者会見)

2023-04-07 20:00:00 | リニア中央新幹線
JR東海の新社長 丹羽俊介氏が初めての記者会見でリニア中央新幹線事業についても話されました・・・2023年04月06日です。
ちなみに 2023年03月11日に、JR東海「リニア2027年開業」無理と認める(報道記録)と題した記事を書いています。JR東海の前社長、金子慎様が話された事をメディアが報じたのです。
NHK東海 JR東海の新社長が会見“リニア中央新幹線の早期開業に全力”
JR東海の新たに就任した丹羽俊介社長が会見し、リニア中央新幹線について「できるだけ早期に開業できるよう全力を尽くす」と述べ、沿線自治体や地域の理解を得るための取り組みに力を入れる考えを示しました。
 4月1日付けでJR東海の新しい就任した丹羽社長は6日、都内で会見を開きました。
 このなかで丹羽社長はリニア中央新幹線について「静岡工区の着工のメドがたっていないので、2027年の開業は困難で開業時期は示せない。3大都市間の移動が飛躍的に短くなり我が国にとって重要なプロジェクトだ。できるだけ早期に開業できるよう全力を尽くす」と述べました。
 そのうえで「地域と双方にコミュニケーションをとり、不安や懸念を解消するために取り組んでいきたい」と述べ、沿線自治体や地域の理解を得るための取り組みに力を入れる考えを示しました。
 一方、今後の経営や人材育成については「コロナ禍で経営にダメージ受けるなかでどうしたら収益を確保できるか考え、今までになかったアイディアが出てきた。部署の垣根を越えてディスカッションできる環境を整えて、自由闊達に議論する企業文化にしていきたい」と述べました。
共同通信 「リニア開業時期示せない」 JR東海の丹羽社長
 JR東海の社長に(2023年4月)1日に就任した丹羽俊介氏が6日、東京都内でインタビューに応じた。リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋の開業について「工事着手のめどが立たず、開業時期を示せない」と述べた。当初目標の2027年開業には20年中の着工が必要だったが、静岡県がトンネル掘削による水資源への影響を懸念し、同県内の工区に着工できずにいる。
 丹羽氏は社長就任にあたり、工事に難色を示す静岡県の川勝平太知事と面会する意向を示した。日程は調整中という。
 JR東海は静岡県や関係自治体に水資源への影響軽減策などの説明をしている。丹羽氏は今後も丁寧に協議し「できるだけ早い開業に全力を尽くす」とした。
時事通信 丹羽JR東海社長、リニア実現へ「全力尽くす」 27年開業は困難―インタビュー
 1日付で就任したJR東海の丹羽俊介社長は6日、報道各社のインタビューに応じ、静岡県との協議が難航し、工事が遅れているリニア中央新幹線について、2027年の開業は「困難な状況」との認識を改めて示した。その上で、「できるだけ早く開業させたい。全力を尽くしていく」と強調した。
東海テレビ JR東海・丹羽新社長「リニアはできるだけ早期に開業」予定の2027年は困難な情勢に“岐阜県駅”地元の思いは
 JR東海の丹羽俊介新社長が6日、4月の就任後初めての会見に臨みました。注目のリニア中央新幹線について「できるだけ早期に開業させたい」と意気込みを語りました。
丹羽社長: 「現状に甘んじることなく、進化・変革に挑戦する企業文化を築いていきたいと考えています」
(中略)
丹羽新社長: 「リニア中央新幹線計画、これは言うまでもなく我が社にとって、我が国にとってと申し上げたいと思いますが、重要なプロジェクトであると思っています。できるだけ早期に、できるだけ早く開業させたい」
(中略)
中津川市リニア都市政策部の担当部長:  「社長さんが代わってもJR東海さんとしての方向が変わることはないと思います。リニアの着実な事業推進をお願いしたい」
 夢の超特急・リニアの未来はどうなるのか。新社長の手腕に注目が集まります。【・・・と述べて記事は終り。】
日本経済新聞 リニア工費「見通し変えず」 JR東海新社長、資材高吸収
 JR東海の丹羽俊介社長は6日、東京都内で4月の社長就任後初の記者会見を開いた。約7兆円を見込む東京・品川―名古屋間のリニア中央新幹線の総工費について、資材価格が高騰する中でも「現状すぐに見通しを変える状況にはない」との考えを示した。工法見直しによるコスト削減などで工費の上振れを抑える。
 リニア中央新幹線は静岡県内で着工の見通しがたたず、目標とする2027年の開業が困難になっている。工事による大井川の水量減などを懸念する静岡県が着工に反対しており「現時点で新たな開業時期は示せない」とした。
 丹羽社長は挨拶として同県の川勝平太知事を訪ねる考えを明らかにした上で、建設推進に向けて周辺自治体などと「丁寧にコミュニケーションを取っていきたい」と話した。
東京新聞 「リニア開業時期示せない」 JR東海の丹羽社長
 JR東海の社長に1日に就任した丹羽俊介氏が6日、東京都内でインタビューに応じた。リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋の開業について「工事着手のめどが立たず、開業時期を示せない」と述べた。当初目標の2027年開業には20年中の着工が必要だったが、静岡県がトンネル掘削による水資源への影響を懸念し、同県内の工区に着工できずにいる。
 丹羽氏は社長就任にあたり、工事に難色を示す静岡県の川勝平太知事と面会する意向を示した。日程は調整中という。
 JR東海は静岡県や関係自治体に水資源への影響軽減策などの説明をしている。丹羽氏は今後も丁寧に協議し「できるだけ早い開業に全力を尽くす」とした。
岐阜新聞 「リニア開業時期示せない」JR東海の丹羽社長
 JR東海の社長に1日に就任した丹羽俊介氏が6日、東京都内でインタビューに応じた。リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋の開業について「工事着手のめどが立たず、開業時期を示せない」と述べた。当初目標の2027年開業には20年中の着工が必要だったが、静岡県がトンネル掘削による水資源への影響を懸念し、同県内の工区に着工できずにいる。
 丹羽氏は社長就任にあたり、工事に難色を示す静岡県の川勝平太知事と面会する意向を示した。日程は調整中という。
 JR東海は静岡県や関係自治体に水資源への影響軽減策などの説明をしている。丹羽氏は今後も丁寧に協議し「できるだけ早い開業に全力を尽くす」とした。
信濃毎日新聞 リニア「まず名古屋まで早期に」JR東海、丹羽新社長
 今月就任したJR東海の丹羽俊介社長が6日、東京都内で信濃毎日新聞などのインタビューに応じた。リニア中央新幹線計画について「従来と方針を変えることなく、まずは名古屋までの早期開業を目指して全力で取り組む」と説明。全国各地で利用者が減り、収支が悪化する地方路線については「現時点で例えば廃線にするとか、バス路線に転換していくといった予定はない」と述べた… (残り849文字/全文1025文字)
JR東海 ニュースリリース 【このサイトで「中央新幹線」と表示された記事を参考にしてください。】
【リニア事業は別の広報サイトもあります】 関連プレスリリース
【一般企業で記者発表があると、その企業サイトに発表内容が掲載されるのが通常です。新聞報道などと同時に企業発信を確認する事が多いと思います。リニア中央新幹線事業では事業対象の都県全ての状況を理解しつつ地元の在り方を考察するのが大切でしょう。】
リニア中央新幹線開通を目指す事業の状況については、一般的には静岡県での問題しか報じられないので、ほかの都県では問題無しと思っている国民が多数だと思います。
私は山梨県甲府市在住ですが、リニア中央新幹線ルートとは遠く離れているので、工事はもちろん資材運搬車両なども関係無く、地域の電気、ガス、水道のシステムにリニア中央新幹線の影響が及ばない限りは何も問題はありません。
だからといってリニア中央新幹線事業を支持・応援するのでも無い。リニア中央新幹線事業の影響を受けて人生が変わる方々を知ると、我が人生のこれまで、これからを思いながらリニア事業のありかた、ひいては政治、行政のありかたを考えながら、こんな記事を書くだけ。

山梨県知事がリニア事業の静岡県状況に関するご意見

2023-04-04 19:00:00 | リニア中央新幹線
2023年04月03日 山梨知事「27年開業困難」 リニア、静岡工区巡り(共同通信)
 山梨県の長崎幸太郎知事は3日の定例記者会見で、リニア中央新幹線に関し静岡県が静岡工区の着工に反対していることについて、「静岡の皆さんにリニアの十分なイメージを持っていただける材料が届いていないのではないか」と言及した。併せて、2027年の開業予定については「極めて困難と言わざるを得ない」との見解を示した。
 その上で「膠着状態から移れるよう貢献する」「高速交通体系の全体像を描き、全ての地域にメリットをもたらすアイデアを提示したい」と話し、沿線自治体でつくるリニア中央新幹線建設促進期成同盟会で、山梨県として、全線開通に向けた取り組みを促進するために働きかけていくとした。
2023年04月03日 リニアの開業巡り 知事が見解(山梨日日新聞)
Yahoo!ニュース 山梨知事「27年開業困難」 リニア、静岡工区巡り(共同通信)【読者コメントあり】
山梨県長崎知事の記者会見は、知事定例記者会見(令和5年4月3日月曜日)(4月4日に掲載を確認)
令和5年度の始まりに寄せて とタイトルされた知事の長文メッセージですが、部分引用します・・・

 次に、県政の第2の柱、開くという字を書いて「『開の国』づくり」におきましては、道路交通体系の整備など、目に見える物理的な「開化」とともに、文明開化の「開」、開くに化けるですが、開化とともに、多様性を受け入れ、歓迎する、意識の上での「開化」も進め、これらを土台として、県の外との交流を深化・拡大させ、そして県民の皆様のほか、県外の事業者の方々も含め、
  「山梨のためにひと肌脱いでいこうじゃないか」というメンバーシップを持つ、全てのステークホルダーの御参画をいただき、あらゆる可能性に最大限のチャレンジをする。こうした考え方に立って進めて参りたいと考えます。

 まず、交通体系を内外に開く取り組みについて申し述べます。

 リニア中央新幹線の開業を見据え、「ヒト」「モノ」そして「富」を呼び込み循環させる広域道路ネットワークや、地域内道路ネットワークの整備を着実に進めて参ります。

 また、新たな人の流れをつくり出す交通体系や、「空飛ぶクルマ」などの移動や交通における新しいテクノロジーの社会実装の可能性を、技術の加速的な進歩にしっかりキャッチアップしながら追求をして参ります。

 さらには、リニアの開業効果の向上と全県波及のあらゆる可能性を追求していくため、空港開設の可能性についても、専門的見地からしっかりと研究、検討を進めて参ります。

 加えまして、期成同盟会の活動などを通じまして、リニア事業全体が現状の膠着状況から、進捗状況に移れるよう、これはしっかり山梨県として貢献をするべく、積極的に汗をかいて参りたいと考えております。

記者
 「年度始めに寄せて」の中での知事のご発言に対して質問させてください。
 リニアに関してご発言がございました。リニアは今、膠着状態の中で、それが前進するように山梨県としても貢献するべく積極的に汗をかきたい、このようにおっしゃっていたと思いますが、具体的にどのような取り組みを促していかれるでしょうか。
 また、2027年の開業について、なかなか実現が難しいと1人の県民、1個人としても思っているのですが、知事は2027年の開業というその時期について、今どのように捉えていらっしゃるか、この2点についてお伺いさせてください。

知事
 まず初めに後者から申し上げますと、2027年、今年は23年ですから、この時点において、南アルプスのトンネル問題が片付いていないということは、JR東海さんも言っていますけれども、事実上極めて困難であると言わざるを得ないと思います。
 私としては、さはさりながら、まずはできる限り、この静岡県との間でしっかり理解を得て、それで工事が着工されるのを、可及的速やかにすることで、できる限り早い時期での開業ができるようになることに期待をしたいと思っています。
 そこに向けて、山梨県として、今お話がありましたように、しっかりとした貢献を進めて参りたいと思います。そのために、まずはいろんな水の問題に対する本質的な御心配もあるのかもしれませんが、さらに大きなバックグラウンドとしては、静岡県の皆さんに、リニアに対して、まだ何と言うか十分なイメージを持っていただけるような材料が届けられていないのではないかなと、私はそのように考えています。何もリニア中央新幹線は沿線だけが利益を受けるわけではなくて、当然東海道新幹線との関係において、東海道新幹線の沿線地域の静岡もメリットを受ける、或いは、受けるものでなければならないと、私は考えてます。

 東海道新幹線と中央新幹線は一体となって、両新幹線の沿線地域が地域に対して大きな福音をもたらすものになるべきであるし、我々としては、それを実現しなければならないと考えています。そういう意味におきまして、今、期成同盟会においてリニア全通後の、要は東京から名古屋、そして大阪に至るまでの高速交通体系の全体像を描いて、今申し上げた、その両線全ての地域にメリットがもたらされる、実際の姿、アイデアというものを、沿線自治体の皆さんとしっかりと研究をして、それを提示をして、そして静岡県の皆さんも含めて、全ての沿線の自治体の皆さんが、1日も早くリニアができないかなと、こう思っていただくような機運を作っていく必要があろうかと考えています。

 当然、その中には東海道新幹線の静岡空港駅というものも、私はしっかりと検討するべきものだろうと考えておりますし、その他、「こだま」或いは「ひかり」、これはすでに国の方でもお話をしてくださってるようですけれども、静岡への沿線の停車本数の増加。こういうものも含めて絵を書いて、国全体でこのメリットをしっかりと共有する、この取り組みを山梨県が中心となって進めていきたいと考えている次第です。

記者
 確認ですが、そうした国だったり自治体だったり、皆さんが共通のメリットというものを感じられるような舞台を山梨県が中心となって作っていかれる、そういう理解でお間違いないでしょうか。

知事
 既に沿線都道府県で作っております期成同盟会の中に研究会を立ち上げておりまして、私どもは研究会の事務局という形で仕切りますので、この中でしっかり絵を書いて、そして期成同盟会の意見として国、或いはJRはじめ関係のところにぶつけていきたい。問うていきたいと考えています。

記者
 リニアに関して、品川-名古屋の全線開通がかなり厳しい中で、知事の頭の中には、甲府-品川の先行開業というものがあるように思うんですが、今どういうふうに考えていらっしゃいますか。

知事
 まずそもそも、南アルプスのトンネルを抜いて全線開通するまで、どれくらい時間かかるのか。いずれどこかの段階でこの静岡県との問題が片づいて、実際に南アルプスのトンネル工事に着工しますとなった時に、大体いつごろ開通するという目処が出てくるのだろうと思いますが、それ次第なのだろうと思います。
 そこにそんなに時間がかからなければ、当然、全線開通を最優先する。これも当たり前のことだろうと思いますが、ただ大変な難事業になる可能性もあるということも指摘もされておりますので、そこに本当に時間がかかるようであれば、当然、先に甲府から品川までの線路ができて、これは全線開通するまで、野ざらしにしておくというのは、ちょっと我々としても迷惑ですし、JRの経営のあり方としても、どうなんですかということになろうかと思いますので、その場合は部分開通、要は、甲府まで先行開業させて、少しでも資金を回収されたらどうでしょうかと。こういう話というのは当然出てくるだろうし、我々もそういう場合は、しっかり主張していきたいと思っています。
 また、JR東海がそういう経営判断ができるような環境整備、これは先ほど申し上げましたが、例えばエアポートの設置も含めて、そういう環境整備というものも、我々としては考えていくことも必要なのではないか。このように今、構想をしています。

記者
 それでいくと、先ほど期成同盟会の中で事務局をやって、ある程度絵姿を描いていくという話がありましたけども、その中に部分開通ということは、盛り込む可能性はあるんでしょうか。

知事
 あくまでも全線開通後の高速交通体系をお示しするというのが我々のミッションですから、部分開通というものは、その中では考えていません。
とりあえず引用だけいたしました。
リニア中央新幹線工事中の品川~名古屋各地の民間人から様々な事が伝えられていますが、世間の関心はマスコミから伝えられる静岡事案だけになっている様に思えます。
共同通信さんのおかけで知った今回の山梨県知事からのメッセージは素晴らしいと思い、とりあえずブログに転載しました。委細は後日に・・・

リニア中央新幹線のJR東海で社長さんが交代されました

2023-04-02 18:30:00 | リニア中央新幹線
東海旅客鉄道株式会社 役員一覧 取締役、監査役及び執行役員 [ 2023年4月1日現在 ]
代表取締役社長 は 丹羽 俊介 様で、金子 慎 様は 代表取締役会長 になられました。
JR東海の会長と社長
山梨県政におきましては、県庁のリニア担当組織は2023年4月1日付けで「知事政策局」に移行されました・リニア未来創造推進グループ
この組織とは別に、県土整備部一覧リストに、リニア用地事務所リニア整備推進室 が設定されています。
 この2組織には「リニア未来創造推進グループ」を案内するリンクは無いと思えますし、逆にリニア未来創造推進グループから2組織へのリンクも無さそうです。
県庁内部で何かが食違っているのかも知れません。私の持論は「過去の記録は未来につながる。」

JR東海社長さんが4月に交代されるという報道がありましたので、ページの冒頭に残しておきます。
リニア中央新幹線の工事状況については静岡県とその他の都県では大きな違いが有ることは良く知られていると思いますが、JR東海社が発している情報がどう違うか、リニア中央新幹線の完成・開通を待ち望む方々に一例として山梨県と静岡県のJR東海記事にリンクしておきます。
山梨県・工事の安全・環境の保全・地域との連携
 山梨県・場所ごとの環境保全の計画
静岡県・工事の安全・環境の保全・地域との連携
 大井川の水資源に関する当社の取組み
 静岡県・場所ごとの環境保全の計画(このページが他都県と同じ情報発信です)
2027年にリニア中央新幹線の営業が開始されるとの意味は、2027年3月までに予定工事が終了し、4月からは春夏秋冬の走行テストなどが翌年2028年3月までに終了して27年度中に営業開始という意味だと私は理解しています。
業者から2027年は無理だと言われたという報道もありましたが、4月には新社長さんからのメッセージに注意したいと思っています。
ちなみに上記と同様な東京都~愛知県の情報は、JR東海さんの
 工事の安全・環境の保全・地域との連携 各都県の取り組み このページから開けます。

【以下は 静岡県民がリニア事業学習会・3月12日 とタイトルして掲載した記事の一部です。】
3月12日の開催報告・Facebook 掲載記事から リニアは実現可能なのか?
 今日はリニア県民ネットでジャーナリストの樫田さんを呼んでリニア講演会を開催しました。70名近い問題意識を持った方々が参加しました。
 私から主催者あいさつで「JR東海は用意周到、水抜きボーリングをやるにあたって自治体首長の切り崩し、ネットでのこたつ記事のまん延、静岡バッシングで責任回避して進めていこうとしています。今日はジャーナリストの樫田さんをお呼びして、2027年にリニアが間に合わないのは静岡のせいではないと全国を取材した内容を解説していただくとともに、リニアがたちいかなくなる理由を財政面からお話しいただきます。その中でなぜ静岡バッシングがあるのかを考えていかれればと思います」と話しました。
【以下、引用省略して記事の最後を転載】 樫田さんは、2020年に金子JR東海社長が川勝知事を訪れて、2027年の開業が遅れるのは静岡県のせいだと述べた事に注目、他県の遅れを論証してたことは慧眼だと思います。川勝知事が神奈川県駅に視察に行き、工事の遅れを御ぶりだしたことについて、よく川勝知事の「持論」と指摘されますが、それは事実に基づく証拠だと論証しました。 そして後段は財政的になぜリニアは建ち行かなくなるか、新しい本の中身をチョイ見させてもらいました。かつてJR東海の山田社長が「リニアはペイしない」といったことが、コロナ後の財務状況に端的に表れていると思います。このままいけばさらなる公的資金の投入が視野に入り、将来日本経済のお荷物になることがわかります。
 会場からは、「財政的に危ないのはよくわかった、やめるのは今だ」の声があがりました。2枚目の写真は山梨県の棚の入沢というところ、かつてはアマゴやイワナがたくさん泳いでいたところにリニア実験線のトンネルができ、このように枯れてしまったという実例。静岡県民にとって「目は口ほどにものを言い」。
樫田秀樹(かしだ ひでき)様のサイトをご案内しておきます、
 記事の裏だって伝えたい(リニア中央新幹線関連ページ集)
 リニア中央新幹線と原発 ( 2011/11/16 )(樫田様のリニア記事はこの時から始まったようです。2011-03-11 東日本大震災の直後にリニア中央新幹線事業のスタートでした。)
 Facebook_樫田秀樹様
 2021年9月28日 【論文】リニア中央新幹線 人命にかかわる大深度工事問題(この記事では 大深度地下の公共的使用に関する特別措置法 の成立過程についても掲載されています。私は全く知らず調べもしていませんでしたので良い勉強になりました。)
 2021年12月2日 【論文】迷走を続けるリニア中央新幹線の残土処分(著者は山梨県早川町の残土状況にもお詳しいようです。)

静岡県集会
以下、部分引用です (2023-02-20 Facebook 掲載記事から
 『今、リニア工事がどうなっているか、全国の状況を見ればそれは自ずと静岡県のせいではないと理解できるはずです。先に紹介した通り、全国のリニア工事をずっと取材してきたジャーナリストの樫田さんが、事実をもってそれを検証する学習会を企画しました。』 (Facebookに掲載された全文をお読みください。)
編注・Facebookに掲載の画像・クリックすると続けて表示されます
	
 とき  3月12日(日) 13:30〜
 ところ 静岡労政会館3階 ロッキーセンター
講演会の開催施設について・・・
会館指定管理者の広報サイト・静岡労政会館
静岡県 経済産業部 就業支援局 労働雇用政策課 静岡労政会館(末尾に簡単な地図あり)
【追録】静岡県の林 克(ハヤシ カツシ)様はご自身が契約された Facebook サイトで発信もなさっておられます、
林 克_Facebook 2023年3月3日記事は 水抜きボーリングとリニア工事差止裁判 『西ケ谷弁護士は「すでに24、25日で小学校のプール7杯分が湧出している」「先進ボーリングは水抜きとなるので今すぐやめるべき」と法廷で訴えました。』 など記事は長文です。
静岡県集会


2023.03.04 【リニア】静岡・川勝知事「ボーリングは即やめるべき」 海外に『飛び火』した静岡問題(静岡朝日テレビ)
2023.02.28 静岡・山梨県境に向けリニア工事の先進ボーリング開始(日経クロステック)
 高速長尺先進ボーリングについては別の記録にしたいと思います。確認したら多数の報道がありました。
静岡トンネル工事に入る前にアルプスの水の動きを確認する?ために細くて長い穴を掘る作業ですが、山梨県側に大量?の水が流り出るとも言われています。山梨に流れた水を大井川に戻すことも述べられているようです。山梨県側から工事が始まっているのは地域の皆さんや山梨県庁リニア担当部局の方々は状況をご承知と思います。 私は山梨県内のリニア工事状況を確認する時間も知識も無いので静岡県民さんの記事を読んだだけ。

静岡県の報道機関でリニア関連サイト・・・
 静岡新聞・大井川とリニア・・・Twitter でも掲載
静岡朝日テレビ 政治・経済リンク集から抜粋
 2023.02.28 【リニア新幹線工事】ボーリング問題 3月専門家部会を開きJR東海に説明を求める方針 静岡県川勝知事
 2023.02.26 【リニア】総理あての「手紙」めぐり静岡・川勝知事と県議が「バトル」 なぜ岸田事務所に送ったの
 2023.02.26 【リニア】「けしからんこと」静岡・川勝知事がJRに激怒 ボーリング調査開始に /今週の静岡
 2023.02.23 【リニア中央新幹線工事】JR東海のボーリング調査に対し計画の再考と対話を求める文書を送付 静岡県
 2023.02.22 「リニア新幹線工事への対応について静岡県は流域住民の声を代弁しているのか」県議会で論戦
 2023.02.21 JR東海が山梨県から静岡県境に向けたボーリング開始を発表 静岡県の川勝知事は「けしからんこと」
 2023.02.21 リニア中央新幹線工事でJR東海が突然山梨県から静岡県境に向けたボーリングを開始 川勝平太静岡県知事怒る「こんな勝手なことをしていいのか」
 2023.02.20 【リニア】総理への手紙で「一波乱」 静岡・川勝知事「確実に総理に届けるため事務所に送った」 県議「国交省や首相官邸にきちんと要望書として出すべき」
 2023.02.20 JRとの対話が進まない理由 発生土の処理についての県民の不安と水の全量戻しの方策について実現性の確認がとれていないこと 静岡県川勝知事
 2023.02.19 【リニア】JR社長「今から着手しても遅れ取り戻せない」 静岡県は大井川「上流部の水」や「残土」などの環境への影響懸念 /今週の静岡
 2023.02.18 【リニア】JR社長改めて「静岡の未着工が2027年開業難しく」 打開策は静岡へのメリット? 「空港新駅」「新幹線の増便」
 2023.02.16 【リニア】環境への影響は…JRが初めて独自調査の資料提示 静岡・森副知事「不測の部分がまだある印象」
 2023.02.15 【リニア】2027年の開業が絶望的な状況の中、水問題ほかに残土問題も…残土置き場所について静岡・川勝知事「ここは不適ではないかと思う」
 2023.02.14 リニア中央新幹線工事を巡る国の有識者会議 JR東海が沢の流量や動植物調査の方法などを示す
 2023.02.14 リニア新幹線工事を巡る国の有識者会議 今後議論すべき3つの論点案について話し合い始まる
 2023.02.13 【リニア】愛知・大村知事が静岡・川勝知事に釘 「賛成という文書まで出したのだから…」
 2023.02.13 「盛り土規制条例」について静岡県が出張説明会 測量会社や建設会社など30社が訪れ説明受ける
 2023.02.07 リニア建設促進期成同盟会が研究会を設置 会長に大村愛知県知事、事務局長に長崎山梨県知事が就任
 2023.02.04 『空港新駅』…静岡・川勝知事「具体化はリニア解決後」 JR歴代社長「迷惑だ」「ありえません」と否定的
 2023.02.04 どうなる空港新駅…JRは一貫して否定 静岡~羽田空港高速バス運行開始 コロナ感染者減少も死者多く【一気にわかる今週の静岡②】
 2023.02.03 静岡空港の新幹線新駅構想が再び リニア中央新幹線完成でその実現への扉が開くのか

【2023年2月の記事だけ確認しました】