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山梨県・リニア新駅の構想

2023-03-30 08:00:00 | リニア中央新幹線
山梨県・リニア新駅北側のレイアウト図が完成
2023.03.27 YBS山梨放送 リニア新駅北側のレイアウト図が完成 県専門家会議で了承 山梨県
 リニア新駅北側のレイアウトを検討していた山梨県の専門家会議が27日、最終日を迎え、レイアウト図が完成した。
 2階は、改札に近い出入口を出ると、中央にチケット売り場や待合スペースが設けられている。
 専門家会議の座長を務めた早稲田大学の佐々木邦明教授は、レイアウト図を参考に地域住民とのコミュケーションを図り、駅前開発を進めてほしいとした。県は今後、地域住民にレイアウト図を説明した後、用地取得に取りかかる方針だ。

以上は記事の一部ですが興味深いです。県庁サイトでリニア関連の専門家会議など確認していませんでした。
「リニア駅開業(令和9年予定)」で検討されたようです。令和9年=2027年 のスタートは今やJR東海も否定していますが。
リニア駅前エリア整備検討会議(更新日:2023年3月28日)
いつか時間が出来たら拝読しておきたいと思います。
山梨検討会資料

神奈川県 県土整備局 都市部交通企画課・リニア中央新幹線・・・リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会
神奈川県相模原市・リニア駅周辺まちづくり部
リニア駅周辺まちづくり課 リニア中央新幹線の建設(最終更新日 令和5年2月20日)
リニア事業対策課  リニア中央新幹線(最終更新日 令和4年10月24日)
相模原市広域交流拠点 未来を拓く さがみはら新都心(リニアもこのプロジェクトに取込まれているように思えます)
リニアの歩みと相模原市及び神奈川県期成同盟会の取組み
リニア中間駅 初着工 相模原で「神奈川県駅」起工式  「二〇二七年開業を目指すリニア中央新幹線で、品川-名古屋間(二八五・六キロ)に四つ造る中間駅の一つ「神奈川県駅(仮称)」の起工式が(2019年11月)二十二日、建設地の県立相原高校跡地(相模原市緑区)であった。中間駅の着工は初めて。工期は二七年三月末まで。」(東京新聞 2019年11月23日)
山梨県リニア未来創造局・ リニア未来創造・推進課
 山梨県知事政策局広聴広報グループ  山梨県の取り組み リニア中央新幹線開業に向けて(更新日:2022年12月14日)
岐阜県公共交通課・リニア中央新幹線について
 岐阜県リニア中央新幹線活用戦略(2023年3月28日更新)
 リニア中央新幹線工事情報(JR東海によるリニア中央新幹線工事に関する県内各地の情報です。)
令和3年7月 岐阜県駅工事について(JR東海 PDFファイル)
岐阜県駅(仮称) 工事場所 岐阜県中津川市千旦林(岐阜県庁リニア推進事務所)
愛知県交通対策課・ リニア中央新幹線の開業に向けた愛知県の取組と県内市町村の取組
 「県内市町村の取組」はページの大半を占めています。リニア開通による県内各地の成長・変化を語っておられるのかも知れません。

歴史をつなぎ 未来をつくる リニア中央新幹線(JR東海サイト)

2023-03-29 12:30:00 | リニア中央新幹線
【JR東海のリニア中央新幹線(工事)ページ のタイトルで掲載していましたが気になることがあり閉じていました、4月に社長が交代されますので再掲載です。】
 FAQ
  リニア中央新幹線について、その他
 リニア中央新幹線と 日本の未来
  リニア中央新幹線がもたらそうとしている日本の未来を、今までの歴史とともに読み解きます。
  リニア中央新幹線が私たちの生活や日本にどのような変化をもたらすのか、さまざまな映像でご紹介します。

【上記項目と合わせて以下の記事もあります、こちらは内部項目を引用しておきますが、本文からの引用を含みます。】
リニア中央新幹線の工事計画
 ルートや駅の場所、工事の進捗状況や工法、環境負荷低減の取り組みや沿線地域との連携などについてご紹介します。
 環境影響評価(環境アセスメント)」の手続き
  リニア中央新幹線の事業の実施にあたっては、環境の保全に十分配慮して計画を進めることが重要であり、できる限り環境影響の回避または低減を図っていきます。
 ルート・工事マップ
  品川~名古屋の詳しい地図で説明されているので、JR東海が発表する 中央新幹線工事の契約状況 などから地図で確認するにも役立つと思います。
 全線開業へのプロセス
  これは名古屋~大阪間のルート、駅位置の決定、建設ついて述べられています。このサイトに「財政投融資を活用した長期借入について」の記事もあります。
 山岳部のトンネル工事
  リニア中央新幹線の山岳部においては、一般的なトンネル工事と同じく「NATM(ナトム:New Austrian Tunneling Method)」が採用されています。 掘削した箇所の表面を吹付けコンクリートで固め、さらに、トンネル周囲の岩盤をボルトとコンクリートで固定し、地山(じやま)と一体化させることで、地山が本来持っている支える力を利用して掘進していく工法です。 地山の状況に応じて施工ができ、地質の変化や障害物などに対応しやすいという特長があります。
 都市部のトンネル工事
  都市部の地下におけるトンネル工事では、一般的に「シールド工法」が広く採用されています。 シールド工法は、鋼製の筒(シールドマシン)に守られる中をカッターがゆっくり回転し、土を削りながら掘り進める工法で、都市部などの地上部が開発されているところや河川の下などの地下水位が高いところでも、安全にトンネルを造ることが可能な手法です。 リニア中央新幹線の都市部のトンネル工事においても、基本的にシールド工法を採用しています。
 ターミナル駅の工事
  品川駅、名古屋駅の両ターミナル駅の工事は、運行中の鉄道の地下に 大空間の構造物を設けるという、細心の注意を要する工事であり、 難易度が高く、高度な施工技術が必要となります。 工事は地表部から掘り下げていく開削工法でおこないます。
 環境保全措置
  リニア中央新幹線の工事では、周辺の環境に配慮しながら工事をおこないます。 ここでは、実施している主な環境保全措置について紹介します。
 安全対策
  リニア中央新幹線の工事では、安全に工事を実施するため、 交通事故防止を目的として、関係する作業員への安全運転教育や、現地に注意喚起の看板を設置しています。 ここでは、そうした取り組みの中で、工事用車両に関する安全対策について紹介します。
 地域との連携
  リニア中央新幹線の事業の実施にあたっては、沿線の方々をはじめ、関係する多くの方々の理解を深めていただくため、 各種説明会の開催や資料などの公開をおこなっております。 また工事事務所や環境保全事務所を沿線都県に設け、地域の皆様からのご意見やご質問などにきめ細かく対応しております。

2027年度中(2028年3月末まで)の品川~名古屋の開通は不能となったようで、その原因は静岡県とも言えない沿線各地の状況があるようです。『環境の保全に十分配慮』することがどれほど難しいか、考えさせられます。

南アルプス市民のリニア訴訟

2023-03-25 23:00:00 | リニア中央新幹線
2023.03.17 リニア、山梨県の南アルプスのリニア差止訴訟、いよいよ来年判決か…?「記事の裏だって伝えたい」(樫田秀樹)
「南アルプス市リニア対策協議会」という名称を私はメモしていたのですが、フォローする気力も無いので樫田様の記事でハッとしました。

井澤宏明様の記事で リニア初の建設差し止め訴訟 山梨県南アルプス市(2019年5月30日 週刊金曜日)の記事が今も読めます。この件だろうと思いますのでメモしておきます。

日本工業経済新聞の記事で リニア南アルプス市説明会(2014/11/22 山梨建設新聞)が掲載されています。
 『JR東日本は、リニア中央新幹線建設に向けた事業説明会を南アルプス市で20日に開催し、市内の工事計画や用地取得・補償などについて理解を求めた。』・・・と始まる記事ですが私には理解困難です。
 『説明後、参加者からは、磁界の影響、ルートの決定過程、騒音・振動対策、用地取得の考え方、南アルプスを通すトンネル工事の安全対策などに質問が出た。ルートの緩衝帯に側道を付けてほしいという要望があり、JR東海では「地元自治体が行うことになる。リニアに支障がなければ話をさせていただく」とした。』・・・と終っています。

南アルプス市藤田地区リニア対策協議会の活動から
関係者各位
平成28年10月16日

藤田地区リニア対策協議会から

 稲の刈取りも進み秋の気配が濃くなってきました、JR東海から別紙の通り地下水を利用して井戸を持っている家や、湧水を農業用水として利用している農家等、リニア中央新幹線の高架橋設置で地下水に変化が起きる可能性があるので、利用者の把握を調査するようです、
地下水に対しては私が平成26年11月20日の甲西農村環境改善センターで行われた中央新幹線建設に係る事業説明会で
 『南アルプス市藤田地区の野菜ハウス栽培者は地下水利用して野菜を栽培しています。リニア中央新幹線建設において地下水への影響が懸念され、事前に地下水用状況を把握して頂き建設後に著しい影響の場合の対策をお願いしたいと思います。』
と文章で渡しました、今回藤田地区リニア対策協議会も事前に対象者を知りたいので、地下水利用者は下記に記入の上、****ポストに入れておいてください。
※JR東海あるいは南アルプス市役所から何らかの情報があった場合は**まで連絡ください。

リニア中央新幹線事業に関する情報確認でネット巡回中に気付いた記事から引用しておきます。公開ページですが、連絡先のお名前は伏せ字にしておきます。「誰がどこで」という情報ではなく「何を」が大切であり、同様な活動はリニア新幹線沿線各地でも行なわれているはずなのです。
しかし、そのような状況はマスメディアはもちろん、リニア事業関連のネット発信からも分かることは少ないと思います。

山梨県では県政も地域行政もリニア事業を推進する立場ですから、この藤田地区リニア対策協議会がアンチ・リニア新幹線事業の立場で構成されているとは私は考えていません。
しかし、この事業により生活が変る、人生が変る人々が何を求めておられるか、その為に何をなさろうとしているかは、この告知から察しがつきますし、これは沿線各地で共通の問題だと思っています。

望むだけの補償を得て別な土地で新たな人生を踏み出せる方々には関係無い事でしょうが、先祖伝来の土地、農地を守ってきた、これからも守っていこうとする方々にとって、山梨県南アルプス市藤田地区でこのような調査がされていることは、参考になるのではないかと考えます。ネットは情報を共有できる道具なのです。 

そして私の主たる関心は、このようなリニア新幹線沿線地域住民の要望・要請に対して地域行政がどのように動いているか、それが地域の外からも誰にも読み取れる情報として行政サイドから発信されているか否かという事です。
リニア中央新幹線中間駅をベースにして地域活性化を図ろうとする地域行政の姿を、リニア新幹線開通を機会にその地域に移住することも考える人々はしっかり確認しているはずなのです。ホームページや誘致活動の美辞麗句だけで企業誘致や移住促進は可能なのでしょうか。

ちなみに、この告知に書かれているような地域毎に開催されるJR東海説明会の内容・状況はJR東海からは発信されていません。それぞれの地域の住民の方からはリニア批判集会などでの発言はありますが、ネット発信はほとんど無く、長野県大鹿村の状況がかなり知られているのは地域の方々のネット発信やジャーナリストの方々の取材が機能している例だと思います。

2016年11月11日に記録した記事です。他にも関連情報は記録してあるはずなので可能な限り追録したいと思います。

JR東海「リニア2027年開業」無理と認める(報道記録)

2023-03-11 21:00:00 | リニア中央新幹線
2023.03.10 JR東海「リニア2027年開業」無理だとついに認める…川勝静岡県知事、執念の工事妨害史(FLASH編集部)
 3月9日、JR東海の金子慎社長が、会見で「静岡工区の着工のめどがたっていない。ここの工区は難しい。いま始めても遅れを取り戻すことができない」と述べた。目標としてきたリニア新幹線の2027年の開業が不可能だと、初めて明言したことになる。
・・・上記事のYahoo!掲載版 読者コメント多数
2023.03.10  リニア工事 削孔で地下水の流出否定 JR社長定例会見(あなたの静岡新聞)
 JR東海の金子慎社長は9日に名古屋市で開いた定例記者会見で、リニア中央新幹線トンネル工事で山梨県内から静岡県境に向かって削孔(さっこう)を開始した高速長尺先進ボーリングについて、県境に近づいても静岡県が指摘するような静岡県内の地下水が流出する恐れはないとの認識を示した。
2023.03.09 リニア中央新幹線“2027年の開業は遅れる”JR東海が認める(日テレNEWS)
JR東海・金子慎社長「静岡工区の着工のめどが立っていないので。ここの工区は難しいし、いまはじめても遅れを取り戻すことができない」  金子慎社長は会見で静岡工区の遅れによって、計画全体に影響が出ているなどと述べました。  JR東海は、9日、初めて2027年の開業は遅れると認めました。
2023.03.09  リニアのダイヤ決定「開業時期が近づいた時点で」 JR東海の金子社長会見 開業時期は?「遅れると何度も・・・」(岐阜新聞)
 金子社長は「私たちはリニアと東海道新幹線を一体的に運営する立場」とした上で、両者の役割について「どういう分担が利用者の皆さんにとって一番いい形か、よく考えて(ダイヤを決めていく)ということになる」と話した。   ただ、リニアは南アルプストンネルの静岡工区で工事が始まっておらず、2027年の開業は絶望的な状況にある。金子社長は改めて「今(工事を)始めても(工期の)遅れを取り戻せない」と説明。開業時期を確認する記者の問いかけに「もう、遅れるということを何回も申し上げている」と語気を強める場面もあった。
2023.03.01 川勝・静岡県知事「工事やめて説明に来い」JR批判するも “犬の遠吠え” 状態…秘策の「田代ダム還水作戦」で最終局面との報道も(FLASH編集部) 【この記事は、『静岡県民からも愛想をつかされ始めている川勝知事。今年こそ、局面は動くのか。』と終っています。「Smart FLASH」 このサイト私はこれまで知らなかったのですが光文社のサイトでした。】
参考サイト・・・
樫田秀樹様の Facebook 記事(2023.01.12)
 一部記者らによる執拗なまでの静岡バッシング。
 静岡県の川勝知事、そして、リニア工事で失われる水の全量戻しについてJR東海と協議している県の環境保全連絡会議の有識者たちのスタンスは「リニアは建設してもいい。だけど、県の水源を守り、生態系も維持する方策を構築してほしい」ということだ。その方策の具体策がJR東海から出てこないから、県はリニア工事を許可していない。だが一部記者らは「静岡はごねている」「静岡のせいでリニアが完成しない」との記事を書く。【以下長文です。】
 【編注】ジャーナリスト・樫田秀樹様のメインサイトは 記事の裏だって伝えたい、ご覧なった方は多いと存じますがご紹介させていただきます。
ストップ・リニア!訴訟原告団&リニア新幹線沿線住民ネットワーク(2016.06.13 公開・23日公式スタート)

静岡朝日テレビがリニア中央新幹線の静岡工事状況を報じた(追録 2月22日)

2023-02-22 22:30:00 | リニア中央新幹線
2月20日に共同通信がこの件の記事を掲載し YouTube で掲載されて読者メッセージも多数
2/20(月) 21:23配信 山梨のリニア地質調査21日開始 JR東海、静岡県が懸念
2023年02月20日 共同通信 山梨のリニア地質調査21日開始 JR東海、静岡県が懸念
 
【編注】2023.02.05 このブログに掲載 静岡県知事が 2023年1月24日に総理に提出した文書が公開されました
リニア中央新幹線事業に感心ある方ならご承知と存じますが、工事の遅れは静岡県だけではありません。しかし、それを総合的に整理し報じているサイトを自分は知りませんので少しずつ調べています。
日本でもコロナ禍が問題となった2020年からの3年間、私はリニア関連の情報確認も記事まとめも殆どせずに過ごしました。2023年度からはリニア中央新幹線の情報整理にも時間を使う事になりそうだと思っています。

2023.02.19 【リニア】JR社長「今から着手しても遅れ取り戻せない」 静岡県は大井川「上流部の水」や「残土」などの環境への影響懸念 /今週の静岡(静岡朝日テレビ)(2月18日放送)
記事冒頭・・『品川―名古屋間の2027年開業が掲げられたリニア中央新幹線。大井川の水問題や南アルプスの自然などに対する懸念から、静岡県内ではまだ工事が始まっておらず、2027年の開業は絶望的な状況です。』

長文記事です・・・中見出しは / JR社長 「静岡未着工が2027年開業を難しくしている」 / 静岡県 環境への影響を懸念 / 問題① 大井川の上流部の水 / 問題② 工事による残土
ページの最後にメッセージ JR東海担当者、静岡県の川勝平太知事、JR東海の金子慎社長(去年8月)

JR金子慎社長との QとA を引用しておきます・・・
 Q.静岡県の盛り土規制条例が7月に施行され、対策土の盛り土が原則禁止となった。対策土を藤島沢に置く計画を維持しているが、例外的に盛り土できる適用除外を受ける事の条件の1つに、工事の事業区域内に盛り土すると条例では定められているが?

 A.「自然由来の重金属を含む対策土に対する盛り土に関する適用の除外の情報について、これから適用されるのかどうか県と相談していく」

 条例では、適切な措置が行われていれば、適用除外もできるとしています。しかし、県は、リニア工事で出た要対策土は、除外の対象にはならないとしています。
静岡県の盛り土規制条例について確認しておきます・・・
盛土等に係る情報・申請
静岡県盛土等の規制に関する条例Q&A
盛土対策課 【このページに条例など詳細が掲載されていました。私はドシロウトですからリンクのみ。リニア中央新幹線工事が進んでいる都県ではトンネル工事などで出てきた土の処分についてどんな法令規則があるのか全く知りません、調べたこともなかった・・・】

南アルプストンネルの概要・リニア中央新幹線チャンネル【JR東海】

2023-02-21 23:00:00 | リニア中央新幹線
南アルプストンネルの概要(静岡県内)やトンネル内に湧き出る水を大井川に戻す方法

掲載した動画のアドレスです。別ページで開くことができます。
JR東海の YouTube サイトで2023年1月に掲載された動画情報のようです。
JR東海から・・・
 南アルプストンネルの概要(静岡県内)やトンネル内に湧き出る水を大井川に戻す方法について、3D映像を交えて解説しています。
 大井川の水資源に関する当社の取組み(工事の一定期間、例外的に静岡県外へ流出するトンネル内の湧き水の量と同量を大井川に戻す方策を含む)について、より詳しく知りたい方は
 大井川の水を守るために 南アルプストンネルにおける取組み


「大井川の水を守るために」 最後のページに以下のメッセージがあります・・・
ご意見、ご質問を・・と示されたアドレスは 静岡県・工事の安全・環境の保全・地域との連携
【このページはリニア事業中の都県別に設定されたページの一つで、記事の末尾に連絡先メールアドレスや電話番号が掲載されています。】

山梨県内中央道とリニア新幹線が交差する新設工事

2023-02-17 23:00:00 | リニア中央新幹線
JR東海の発表から・・・
JR東海発表
中央新幹線第一・第二中央自動車道架道橋ほか新設工事の契約について
工事業者との契約締結日は2023年2月13日、工期は2023年2月14日から2027年7月16日までと書かれています。
『本工事は、中央自動車道を笛吹市と甲府市の2か所で交差する橋りょうと高架橋を新設する工事です。』 とのことです。
その他、請負業者など詳しい事はリンクした発表ページをお読みください。
工事の技術的な事は全く知りませんが、リニア中央新幹線が中央自動車道をまたぐ橋と、それにつながる新幹線の線路(高架橋)を工事するのだと思います。リニア工事による中央自動車道の通行制限などは別に公表されるのでしょう。
この工期が2027年7月16日までとのことですから、リニア中央新幹線開通予定が遅れていることが、初めて明確に示されたと私は感じました。

静岡県知事が 2023年1月24日に総理に提出した文書が公開されました

2023-02-05 16:00:00 | リニア中央新幹線
2023年1月24日に静岡県知事が総理大臣に提出した文書は修正されて再掲載されました・・・
リニア中央新幹線事業に関する対話の状況
 2023年1月24日
 「東海道新幹線需要動向(静岡県へのメリット)調査について」を知事から内閣総理大臣あて提出しました。

 東海道新幹線の需要動向(静岡県へのメリット)調査について
  書簡(1月30日一部訂正) (PDF 138.6KB)
【編注・書簡(1月30日一部訂正)のリンク先ページも同じです。】
【なお、最初の発表アドレス(下記にリンク)も現在のアドレスに自動的に移動する設定になっています、お見事な静岡県庁さんです。】
【静岡県知事から総理に提出した書簡のPDFファイルは更新されていますから、下記のメッセージが表示されます】
 申し訳ありませんが、指定されたページ、またはファイルは見つかりませんでした。
 静岡県公式ホームページは、2023年1月31日(火曜日)にリニューアルいたしました。
 そのため、各ページのアドレスを変更いたしました。
 お手数をおかけいたしますが、トップページから該当のページをお探しください。 

以下は1月24日にブログ掲載した最初の情報です・・・
2023年1月24日に静岡県知事が総理大臣に提出した文書の全部がネットで公開されました。【以下に部分のみ表示します。】
冒頭・

末尾・


2023年1月24日 「東海道新幹線の需要動向(静岡県へのメリット)調査について」を知事から内閣総理大臣あてに提出しました。
書簡(PDF:139KB)全文
2023年1月25日 リニア「メリット説明を」 川勝静岡県知事、岸田首相に文書(静岡新聞)【首相宛の文書について主な項目も紹介した記事です】
2023年1月24日 静岡知事「首相はメリット説明を」 リニア問題で文書(日本経済新聞 有料会員限定なので部分表示)
2023年1月24日 「品川~名古屋の部分開業で乗客にメリットあるのか」川勝静岡県知事が“リニア問題”で岸田総理に手紙(TBS NEWS DIG)
2023年1月24日・静岡県 知事定例記者会見(ふじのくにメディアチャンネル/静岡県庁 広聴広報課)【掲載は YouTube です】
 総理にリニア中央新幹線について書簡をお届けになった件も話された。
 記者会見始まって 12分20秒 頃から総理に書簡を届けたと説明、13分ほど長文を読まれた。
 その後、複数の記者質問あり、最後は静岡新聞記者の質問と知事回答で終了。
静岡県・知事記者会見【テキスト掲載サイト】記者会見
 2022年12月16日(金)までの記者会見記事が、読み難いほど、発言のまま掲載されています。リニア中央新幹線に関する質疑応答がいつも含まれています。
 上記 2023年1月24日記者会見のテキスト掲載を待ちます。

混迷するリニア中央新幹線建設/週刊金曜日 2月3日(1410)号

2023-02-03 22:22:22 | リニア中央新幹線
金曜日
掲載記事リストから抜粋(ページの順序通りではありません)

藤井聡・京都大学大学院教授に聞く 「現時点でリニア計画を見直す必要はない」
 これまで、国土強靱化、地方創生、デフレ脱却と経済成長のためにリニア中央新幹線建設は進めるべきと発言をしてきた藤井聡教授。マクロシミュレーションで名古屋―大阪区間の開業前倒しの必要性を説き、財政投融資導入の大きなきっかけをつくった。藤井教授に、リニア建設をめぐる疑問をぶつけてみた。

開業遅れの原因と名指しされた静岡県が反論 「JR東海の不十分なアセスのツケで、長引いている」
 リニア中央新幹線の沿線7都県で唯一、工事が始まっていない静岡県。トンネル掘削により大井川の水が減ったり南アルプスの生態系が破壊されたりする問題が解決していないからだが、開業遅れの原因だとする「静岡悪者論」が止まない。「オール静岡」の中心となってきたキーパーソン、織部康宏氏を直撃した。(聞き手・井澤宏明)
【編注・井澤宏明氏については、ご公開記事を私のサイトでリンク集としてご紹介しています・・夢か悪夢かリニアが通る!

樫田秀樹 2027年開通はありえないこれだけの理由
樫田秀樹 リニア中央新幹線工事の進捗状況
【編注・樫田秀樹氏のサイトでは、記事の裏だって伝えたい、このサイトは良く知られています。Facebook 樫田 秀樹 も発信が多いです。】

石橋克彦 南海トラフ巨大地震でリニアは被災し、震災を拡大・深刻化させる

桜井 徹 コロナ禍が露呈させた「国策民営」の矛盾 
どんな事でも同じと思いますが、その件に賛成するなら反対する人々の意見も確認する、反対するなら賛成意見を確認・理解して反対意見を述べる、そういうものであるべきだと自分は思っています。
インターネットの存在がそれを可能にしたと思うので、特定組織がネットそのものを自在に操作できるような形になっていないか、この点にも注意は忘れません。

リニア中央新幹線事業の動向は・・・樫田秀樹氏語る

2023-01-25 09:50:00 | リニア中央新幹線
樫田 秀樹氏が 2023.01.12 ご自身のFacebookに掲載された記事
一部記者らによる執拗なまでの静岡バッシング。
 静岡県の川勝知事、そして、リニア工事で失われる水の全量戻しについてJR東海と協議している県の環境保全連絡会議の有識者たちのスタンスは「リニアは建設してもいい。だけど、県の水源を守り、生態系も維持する方策を構築してほしい」ということだ。その方策の具体策がJR東海から出てこないから、県はリニア工事を許可していない。だが一部記者らは「静岡はごねている」「静岡のせいでリニアが完成しない」との記事を書く。
 2027年リニア開通が不可能なのは、静岡のせいというよりも、他県での工事の遅れこそが原因だ。その一覧表はここでも何度か投稿してきた。
 そしてなかには、工事の遅れ以前に工事が始まっていない工区がある。もっといえば、工事契約すらしていない工区もある。
 1.リニア神奈川県駅。4つの工区があるが、その一つ「非開削工区」は工事未契約。工期10年なので、仮に今年着工でも完成は2033年。その後、電気調整試験や走行実験などに2年かかるとすれば2035年になる。その時点で8年遅れ。
 2.リニア山梨県駅。工期9年だが未契約。今年着工でも完成は2032年。同じく、その後の電気調整試験や走行実験などに2年かかる。
 3.岐阜県可児市の久々利トンネル。工期11年だが工事未契約。今年着工でも2034年完成。7年遅れ。
 4.岐阜県恵那市の第一大井トンネル。工期10年だが工事未契約。同じく2033年完成。6年遅れ。
 5.岐阜県恵那市の第二大井トンネル。工事11年だが工事未契約。同じく2034年完成。7年遅れ。
 2020年6月。金子慎JR東海社長は「6月中に着工させてもらえれば2027年開通に間に合う」と静岡県に要請した。ということは、現在、静岡県での遅れは2年半ということになるが、上記の遅れからははるかに少ない。
 工事未契約工区についてはJR東海のHPでも公開しているのに、こんな簡単な事実も抑えずに静岡バッシングに走る記者たちの魂胆は何だろうか。
 画像の「L地区(山岳トンネル①)」とあるのが「久々利トンネル」の工程表。JR東海が「我々のお約束」と明言している環境影響評価書に掲載されております。
下の樫田様の記事は私の記事 「JR東海社長が4月に交代、1月11日に各紙が報じた」 に追録しておいたのですが、樫田様が関連記事をアップロードされましたので、2本をまとめて置きます。
私はコロナ禍の情報確認に時間を取られてリニア情報はこの3年間、ほとんど確認していません。今回の樫田様の記事は東京~名古屋間の工事状況確認に有意義な情報が発信されましたので記録しておく事にしました。

樫田 秀樹氏が 2023.01.11 ご自身のFacebookに掲載された記事です、冒頭を引用・・・
●●横行する杜撰な記事や恣意的に事実を曲げている記事
  私はリニア建設に賛成でも反対でもない立場だ。だが、事業者JR東海のリニアを推進するその姿勢、つまり、対住民や対自治体の姿勢には十分な問題意識を覚えている。それはこれまでも書いてきたから繰り返さないが、加えて、今悩ましいのは、メディアのリニア報道が極めて貧弱であることだ。(以下引用省略 / Facebook・この記事のアドレス
【編注】ジャーナリスト・樫田秀樹氏のメインサイトは 記事の裏だって伝えたい、ご覧なった方は多いと存じます。ご紹介したFacebook記事は1月12日早朝にアップされたようで、既に読者コメントも複数入っています。JR東海の発表を記録した記事に付け加えておきますが、皮肉ではありません・・・