フクロウは「福来郎」とか「不苦労」と書いて幸福のシンボルのように扱われ、さまざまなグッズが販売されています。
また、古代ギリシャでは知恵の神とされていたようで、今でも「豆知識」みたいなコラムに大学帽をかぶったフクロウが登場するのはその流れでしょう。
今年5月に隣の町の神社にやってきたフクロウ
ところが、平安時代は全く逆で、災いのシンボルだったようです。例えば、『源氏物語』にはフクロウが3回登場するそうですが、いずれも不吉で恐ろしい鳥として描かれているとのこと。
その一つ「夕顔」では、深夜に新しい愛人の夕顔が急死し、その遺体を前に光源氏が呆然としている時にフクロウが鳴くシーンを、「怪しげな鳥が恐ろしい声で鳴いている。これがあの梟なのだな」と描いています。このほか、「梟は親を食う鳥」という表現もあります。
今はあまり使わないようですが、「梟雄(きゅうゆう)」という言葉があって、「残忍で荒々しいこと」や「悪者のボス」を意味するそうです。
中国で生まれた熟語でしょうが、その中国でもフクロウの評価は時代によって大きく異なるようで、漢代まではフクロウの鳴き声を凶兆としていたのに、その後の唐代には吉兆と考えられるようになったそうです。
これだけ毀誉褒貶(きよほうへん)が相半ばするというか、時代によって評価が激しく変わった鳥も珍しいのではないでしょうか。
また、古代ギリシャでは知恵の神とされていたようで、今でも「豆知識」みたいなコラムに大学帽をかぶったフクロウが登場するのはその流れでしょう。
今年5月に隣の町の神社にやってきたフクロウ
ところが、平安時代は全く逆で、災いのシンボルだったようです。例えば、『源氏物語』にはフクロウが3回登場するそうですが、いずれも不吉で恐ろしい鳥として描かれているとのこと。
その一つ「夕顔」では、深夜に新しい愛人の夕顔が急死し、その遺体を前に光源氏が呆然としている時にフクロウが鳴くシーンを、「怪しげな鳥が恐ろしい声で鳴いている。これがあの梟なのだな」と描いています。このほか、「梟は親を食う鳥」という表現もあります。
今はあまり使わないようですが、「梟雄(きゅうゆう)」という言葉があって、「残忍で荒々しいこと」や「悪者のボス」を意味するそうです。
中国で生まれた熟語でしょうが、その中国でもフクロウの評価は時代によって大きく異なるようで、漢代まではフクロウの鳴き声を凶兆としていたのに、その後の唐代には吉兆と考えられるようになったそうです。
これだけ毀誉褒貶(きよほうへん)が相半ばするというか、時代によって評価が激しく変わった鳥も珍しいのではないでしょうか。
私の誕生日は6月29日で、よく考えると、並び替えると「296」、フクロウなのです(笑)。
ちなみに日本では、2はどうか分からないけど6と9は不人気の数字ですね。
私は9がいちばん好きな一桁の数字なのですが(笑)。
フクロウはこの冬にA公園で夜に声が聞こえたので、繁殖するのかと期待したのですが、1日だけしか確認できませんでした。
やはり大きな木がないので繁殖は難しいかな。
A公園にもフクロウはやってくるんですね。動画のフクロウはある神社の巨木に営巣する個体です。
私の誕生日は7月28日なので、ギタバさんとはほぼ1カ月違いですね。
フクロウにこんなダーティーなイメージがあったなんて知りませんでした。音も立てずに獲物を狩るところから「梟雄」などと呼ばれたのでしょうか。
声のゴロスケホッホはかわいいと思うけどなあ。
コノハズクは昔の人も「可愛い」と思っていたかも知れませんね。
今の私たちは先入観があるから「ゴロスケホッホ」と可愛く聴きますが、先入観なしで夜中に一人であの声を聴いたら怖いかもしれませんよ。