子どものころは切手を収集していましたが、今はもう集めていません。先月20日に国土緑化運動を記念した樹木の切手が発売されたので、久しぶりにシートを買ってきました。
5月22日に全国植樹祭が開催された和歌山県が「紀州=木の国」ということと、今年が国際森林年であることから特別に発行されたようです。
切手に描かれているのは、写真の左上から横の順にヒノキ、ヤマザクラ、タブノキ、コウヤマキ、ウメ、イチイガシ、ナギ、オガタマノキ、トガサワラ、そして国際森林年のマーク。いずれも和歌山県に縁のある樹種のようですが、何故か県木であり、紀州が本場の備長炭の原料ウバメガシが登場しません。
ウバメガシ
植樹祭の現場では天皇陛下がそのウバメガシのほかナギとヒノキを、皇后陛下がイチイガシとヤマザクラとタブノキの苗木を植えられたそうです。切手の図案に採用された樹種が選ばれています。また、コウヤマキとクマノミズキの種も蒔かれたとか。この2種も紀伊半島に縁のある樹木です。
コウヤマキは「高野山の真木」。高野山に特に多く自生するところから命名されたそうです。クマノミズキは文字通り「熊野地方の水木」。この地方に特に多いいというわけではありませんが、たまたま命名者が熊野地方で発見したためにこの名前になったようです。
植物の切手や花の切手は時々発行されますが、樹木の切手はなかなか登場しません。このシートは貴重なのでしばらく使わずにとっておきます。
ちょっと選考を間違えたなあ。(笑)
ウバメガシの予定枠に国際森林年マークが割り込んできたのかな。
私が関係者なら、イチイガシよりもウバメガシを選びます。
和歌山の炭は知名度としては今や全国的だと思うのですが私もウバメガシがないことが理解できないです。
何かの意図があって外したとしか思えない・・・(笑)・・・
でもその意図が何かも理解できない・・・
まあそれはともかくあるものについてはこの切手シートは素晴らしいですね。
確かに花の切手はよく見ますが木は一般の人に向けては特徴の違いを出しにくいのでしょうね。
この切手シート、まだ郵便局で売っているはずなので、もう1枚買ってこようと思います。
ギタバさんも1枚いかがですか?(笑)