森林ボランティア「フォレスター宇治」の総会が4月17日に開かれました。京都府と宇治市から4名も来賓を迎えたり、ローカル新聞が取材に来たり、けっこう大層ですが、中味はリラックスしたもの。毎年、参加者が料理を一品持ち寄って懇親会を開きます。実は私はそちらに釣られて参加したのでした。
即席のテーブルに持ち寄りの一品を並べて会食
もちろん私も妻が気合を入れて作ってくれた料理を持参。会員であるプロの料理人の手の込んだ料理や旬のタケノコ料理、女性会員お手製のお菓子などをお腹いっぱい頂きました。
午後は活動拠点である「天ケ瀬森林公園」を全員で歩きながら、どこをどう整備するべきかをチェックしましたが、私はツリーウォッチングに専念しておりました。目立ったのはアセビとミツバツツジ。白とピンクの競演です。ミツバツツジが特定の谷に集中しているのが不思議でした。
アセビ
(コバノ)ミツバツツジ
その12日後の29日には、恒例のイベント「緑のウォークラリー」が開催されました。こちらも主催の宇治市が用意してくれるというお弁当に釣られての参加。食べ物に弱い私です。
わが班の担当は木工教室。あらかじめ、いろんな形やサイズの木片と道具を用意し、それを使って子どもたちが自由に工作するのを手伝うのです。
間伐材を加工した各種の木工材料
私の一人目のお客さんは4歳くらいの女の子。丸太の輪切りにビーズを散りばめ、絵の具で着色してモダンアート風の作品ができあがりました。私が手伝ったのはボンドをつけるくらい。
二人目のお客さんは小学1年くらいの男の子。輪切りの木片を組み合わせて、何やら作っています。「これ何?」と聞くと「フクロウ!」。それにしては足が長いようですが、ドリルで穴をあけてその足を接着してあげました。
子どもたちの発想は自由で独自でおもしろいです。私は子どもと遊ぶのが大好きで、時間が経つのを忘れて一緒になって戯れていました。
遊ばせてもらって、お弁当をいただいたうえに、花の苗と会が育てたシイタケをお土産にもらって、言うことのないボランティアでした。私はモノに弱いです。
お土産のシイタケは夕食でいただきました
なお、「フォレスター宇治」は今年の「森林レクリエーション地域美化運動コンクール」で銀メダルに当たる林野庁長官賞を受賞したそうです。どれくらい価値あることなのかよく知りませんが…。
コバノミツバツツジが一面に咲くと絶景ですね。毎年松ヶ崎の山(宝ヶ池)のミツバツツジを見に行くのですが、今年は見に行けないのが残念です。ちょうど今咲いているころです。
子どもたちが木で作るフクロウは表情がいろいろあって面白いですね、いいですよね。
A公園でも材をたくさん用意しておくには衣装ケースなど大きな容器が必要なんだとまたこちらの記事を見て分かったことがありました。
野外活動でも何でもやはり食べ物は欠かせないですね(笑)。
時々はフィールドで自然観察できるようになればいいですね。
私の担当した女の子がナイフで指をちょっと傷つけたのですが、泣きもせず、私が絆創膏を貼るまで自分で指を抑えていました。意外でした。
お母さんがこんなイベントに連れてくるような子どもたちは、ある意味で鍛えられているんでしょうね。小さいのにナイフを自分で使ったり、女の子でもノコギリで切ったりしていました。
頼もしい感じでもありました。
木工はかなり本格的で、サンダーやカッターなど電動工具も発電機で4~5台動かしますし、材料も木片やビーズ玉、針金、釘などそれぞれ細かい箱に入れて、プラスチックケースに収納しています。
会員には一人ずつヘルメットと剪定用ノコギリが与えられます。
40人ほどの小さな団体ですが、最近は環境関係の団体から経済的支援があるようで、道具類は不自由してないようです。
アホなコメントでごめんなさい、
美味しいですよ、いろいろ(笑)。
持ち寄りっていいですね、手作り料理をいろいろ食べられて。他の団体でもやればいいのに。