今年も4地点のガンカモ調査を担当しました。まず1月7日は淀競馬場の池。昨年は飼われていたコブハクチョウが鳥インフルエンザに感染したためすべて殺処分されました。
池の周囲は消毒用の石灰で真っ白(昨年撮影)
「今年は給餌もないので、おこぼれを期待するカモも激減しただろう」と思いながらカウントしたところ、予想に反して昨年の2.3倍の505羽。しかも、昨年は記録されていないマガモやヨシガモ、ハシビロガモもいます。さらに、ミコアイサも1羽。
毎年、朝7時前に行くと開場前の正門に数十人の観客が並んでいますが、今年は人数が多い。後で分かったことですが、キタサンブラックの引退式が行われたようです。
同じ日の午後は、近くの池で調査。「ガンカモ調査を見学したい」という女性会員を連れて、ゆっくり観察しながらカウントしました。12月の探鳥会で確認したミコアイサが3羽います。頭が茶色なので、以前なら「雌」と即断できましたが、氏原さんの『日本のカモ識別図鑑』が発行されて以降は、単純には雌雄を判別できなくなりました。淀の個体も雌タイプでした。
昨年の調査では京都府下で確認されたミコアイサはわずか2羽。今年の集計はまだですが、私は淀とこの池ですでに4羽観察したことになります。下の動画は別の場所で撮ったミコアイサの雌(確認済)。
1月13日は京都府北部の阿蘇海(天橋立の内海)と日置(丹後半島の東海岸)の調査。私の故郷ですが、この時期はほとんど毎日雪か雨で、昨年は2回延期させられ、今年も1月8日の予定が雨で13日に延期。しかも午後は雨かみぞれという予報でしたが、再延期しても晴れるかどうか分からないので強行しました。
調査結果は、阿蘇海が昨年より600羽も少ない1,720羽、日置も220羽少ない280羽。スコープを左右に振りながら海面を観察するので、昨年は同行メンバー2人が船酔い症状に見舞われましたが、今年は数が少ないためかそういう症状もなかったようです。
数が減った反面、昨年も一昨年も記録されなかったオカヨシガモを6羽確認しました。淀競馬場では倍増した一方、丹後では激減。そして、いずれでも従来記録されていない種類が出現。私が担当した調査地点に限ってですが、ちょっとした異変でした。
池の周囲は消毒用の石灰で真っ白(昨年撮影)
「今年は給餌もないので、おこぼれを期待するカモも激減しただろう」と思いながらカウントしたところ、予想に反して昨年の2.3倍の505羽。しかも、昨年は記録されていないマガモやヨシガモ、ハシビロガモもいます。さらに、ミコアイサも1羽。
毎年、朝7時前に行くと開場前の正門に数十人の観客が並んでいますが、今年は人数が多い。後で分かったことですが、キタサンブラックの引退式が行われたようです。
同じ日の午後は、近くの池で調査。「ガンカモ調査を見学したい」という女性会員を連れて、ゆっくり観察しながらカウントしました。12月の探鳥会で確認したミコアイサが3羽います。頭が茶色なので、以前なら「雌」と即断できましたが、氏原さんの『日本のカモ識別図鑑』が発行されて以降は、単純には雌雄を判別できなくなりました。淀の個体も雌タイプでした。
昨年の調査では京都府下で確認されたミコアイサはわずか2羽。今年の集計はまだですが、私は淀とこの池ですでに4羽観察したことになります。下の動画は別の場所で撮ったミコアイサの雌(確認済)。
1月13日は京都府北部の阿蘇海(天橋立の内海)と日置(丹後半島の東海岸)の調査。私の故郷ですが、この時期はほとんど毎日雪か雨で、昨年は2回延期させられ、今年も1月8日の予定が雨で13日に延期。しかも午後は雨かみぞれという予報でしたが、再延期しても晴れるかどうか分からないので強行しました。
調査結果は、阿蘇海が昨年より600羽も少ない1,720羽、日置も220羽少ない280羽。スコープを左右に振りながら海面を観察するので、昨年は同行メンバー2人が船酔い症状に見舞われましたが、今年は数が少ないためかそういう症状もなかったようです。
数が減った反面、昨年も一昨年も記録されなかったオカヨシガモを6羽確認しました。淀競馬場では倍増した一方、丹後では激減。そして、いずれでも従来記録されていない種類が出現。私が担当した調査地点に限ってですが、ちょっとした異変でした。