2023/04/09 記
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ハッカーさん、こんばんは。少し早いですが、断片を書き始めます。
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蒲田の塾仲間から、ゲートキーパー職の若手研修の話があって、危険を感じて、やめるよう説得するつもりでいたが、考えてみると忌避されている仕事に若手がふたりも来ること自身、奇跡に近い。どうしたものかと、彼を知るJR相模原の塾長に相談した。
あはは、若手って私だよと笑って答える塾長。私が怒って怒鳴り込んでくることを見越した罠だという。私に会って夜間傾聴を再開させたいのだろうと、塾長は言う。若手2人とは、ふたりの元若手、爺いコンビである。
私は昨年3月、40年になる夜間傾聴を閉じた。契約講師をやめてから、対象者との出会いがなくなり、目の限界も重なった。切迫飛び込み以外、再開するつもりはない。
塾長は、緊急時の手伝いを承諾したという。そういえば、彼は電話相談を始めて20数年になる。怒鳴り込まず、ケーキでも買って行ってやろう。左党、甘味が苦手な酒好きだからだ。
不可解な研修話は偶然解けた。残りはテキストの謎だ。
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選挙に行った。前の家の地域投票所と異なり、部屋が暗い。前々回の選挙のとき、投票用紙が見えず、そのことを市議を通じて、改善を要望した結果、手元灯が準備された。
視覚障害があると受付に伝えると、過剰に世話をやいてくれるが、慣れていない。当人の要望に応じるのが原則、それが出来ていない。
高齢の杖をついた女性に、杖を忘れないようにと声かけをした職員に、私は杖がないと危なくて歩けないから、忘れない、大丈夫だと説明が始まり、困惑する同僚を、近くにいた職員が笑いを堪えていた。まあ、のんびりした光景だった。
図書館に移動。借りていた書籍の交換をしていたら、知的障害の方と外出補佐をしている方の2人連れに出会った。大きな声で「とびただ、とびただ」という。よく見たら、前の家のお隣さん。5年ぶりだが、覚えていてくれた。ボランティアさんも知り合いだった。3.11直後、サポセンで災害上映会をしたとき、会場係をしてくれた方だった。とすると、十数年経っている。図書館の外で立ち話をしたが、今日は古い話がやたらと復活する日だった。
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「阪神・淡路大震災と子どもの心身 災害・トラウマ・ストレス」(ISBN :4-8158-0364-1)を買うことにしたが、書店にない。出版元をチェックしてもらっている。明日月曜には在庫がわかるだろう。
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明日、鶴嶺高校と西浜高校のJRCを訪ねる。災害ボランティア移植再開だ。
(校正一回済み)