湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

1/15 実感を伴わない災害への対処は(トンガ津波に思う)

2022-01-17 02:32:00 | 地震津波災害ボランティア

2022/01/15 

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 トンガの海底火山大爆発の影響が津波となって押し寄せている。私は災害の事態と同時に、コロナでうんざりしている人々の受け止め方に注目している。まずは、事態の推移から。

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「トンガ沖で大規模な海底噴火 沿岸部、津波で建物浸水:日本経済新聞」2022/1/15 18:59 (2022/1/16 0:32 更新)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB153630V10C22A1000000/

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「奄美群島 トカラ列島 岩手県に津波警報 北海道~沖縄に注意報」2022/01/16 04:12

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220116/k10013432901000.html

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夜間、スマホがけたたましい警報音を何回も発した。地震後ではないので、トンガの海底火山噴火との関係を思い起こした人は、まずいなかったのではないか。


母は、うるさいと、スマホを押入れの中に詰め込み、私のスマホもうるさいと、やむなくマンションのエントランスに出て、偶然昨日歩いてきた海岸線ブルーシート村の@@さんに、避難警告の電話をかけた。彼らの対応は速かった。台風の時などで、慣れているのだ。彼らの方法は、あえて書かない。


噴火の日本への津波の影響はないと気象庁は発表していた。今回は満潮と重なり、津波が増幅されている。だから判断が遅れたらしい。(後に爆発時の衝撃波が影響かとの説明が加わった。)地震と違い火山の場合は、影響が連続長期化または長期反復する可能性があることだ。それはまだなんともいえない。当面はトンガ国民の安否と、生活と社会インフラ回復の支援の手立ての準備という教科書通りの活動が必要だ。


しかし、オンラインの状況をみていても、徹底的にしらけている。それは数十cmの数値が表している被災想像力の無さというか、無知が露呈しているともいえるが、それだけではなく、自分に降りかかる実感が最低条件、契機になっていることだ。


新型コロナ感染の場合も然りだ。しかしそれも、自分の身の回りで亡くなった方がいてさえも、今への向かい方の変化は現れていない。


もし八丈島噴火で津波が起きたらどうだろう。トンガと同じ受け止め方だろうか。津波到達時間が短くなることが影響するから、同じではないだろうが、居住環境に目に見える危険が加わらない限り、やはり動かないだろうなと思う。


実感が伴わない災害が起きた時、対応をどうするか。お手上げではあるが、トンガ津波は、厄介な課題を加えることになった。

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(校正1回目済み)


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