2023/09/27 記
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母と東京通院して来ました。案外病院隣接駅の近くから、ビッグサイトに直結する路線バスがあって、往復とも母と再合流も順調、ただりんかい線大崎から戸塚まで、母が座れなかったのが不安。戸塚から辻堂までは、席を譲ってくれたが、戸塚までは,皆スマホから目をはずさず、母を座らせてくれなかったのは、ため息が出た。情けない。
ハッカーさん、譲り派ですか、そういうことに、むかつく派ですか。席を譲ってくださいと言葉を発しなかった私もいけなかったのでしょうか。母は見かけではわからないから、なおさら厄介なのです。
さてHCR2023の話を書きます。
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約束の日本福祉用具・生活支援用具協会のブースで、@@さんと再会。ブースはあちこちの発災時関連用具を回る形で、依頼しておいた用具を見せてもらった。
在宅介護寝たきり者緊急垂直避難関連
●引きずり型シュラフ
分類からは担架に属するのだが、ひとりで引く。寝たきり成人を単身で緊急移送するとき、身近な材料なら毛布を使うが、開いたままだと偏って,やたらに直さねばならず、袋状にすると、安全ピンが危ない。改良の余地があるので、商品を見て、参考になるところを探す。
今回の会では、災害対策の出店は、日本セルプセンター位なので、これは私の依頼に応えてもってきてくれたものだ。
見てすぐにわかった。ごつい。重いし,値段から個人持ちではなく、かたづけにくく、使用頻度が少ないから、勧められない。裏地は厚く滑るが。
さすがに「@@さん、実験台になって」とは言えなかったが、本を借りて、引く感触を確かめた。床は滑りやすい環境だが、重い。女性介護者一人が操作するには無理がある。当たり前の話だが、移送は引くもの。体重がかかる「持ち上げ」は、単身操作は無理だ。
裏地の写真も考えたが、見ても何かわからないと判断した。
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●雨避け用フック付きシート
厚手ビニシート。寝たきりの方をベッドから床に落とすスロープにする。ずり落ちないように、ベッド上下柵にフックをかけるが、既製品の規格があわない。本来は座位をとらせ、椅子に移送し、椅子で移送する。ただ、椅子は持ち上げるには重く、傾けて背もたれを押すまたは引くが、かなり力技だし、左右の支えのない椅子の場合、ずり落ちもある。だから床に敷いた毛布がベターなのだ。
全く流用できなかった。
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停電パニック回避
●蓄電型LED電球
急な停電の際、特別な設備がなくとも、点灯状態を維持する電球。
かりはな製作所製
口金E26 電球60w
定格消費電力9w
バッテリー点灯時間 約3時間
¥2,500-強
これは家のすべての電球を置き換える必要はない。要所の明かりにする。パニックの軽減に使える。3時間つけば、次の対策をとるのに充分だろう。ただ致命的な欠陥は、消灯出来ないことだ。スイッチ内蔵すれば、利便性にかける矛盾がある。周辺の明るさを自動判断して、自動点滅する機能が組み込まれているかが、チェックポイントだった。
現物を見たのは初めてだった。重さはやや重いが,外見からは見分けがつかない。スイッチは見当たらない。残念なことに、現物は未充電で、それ以上の情報は得られなかったが、カタログ請求の価値がある。
(続く)
(校正1回目済み)