2022/01/03 記
----------------
「不登校対応の大原則~不登校とお父さん~」なる会議が現れた。我が子の不登校を母親に任せきりの父親に、話し合い参加を促す意味で「大原則」と言ったのは推測がついたが、この人たちの無神経さに呆れて、抗議した。何をいっているのか、わからないという応答をした。
不登校は学校問題だから、親が守ってあげなくてはという運動は、まず当人の話を聞くということを疎かにして、親の判断で動いてはいまいか。また、不登校の課題は家庭の課題がのしかかっている場合もあることに無自覚なことがうんざりだった。家族間の危機を感じ取っている子が、学校生活のペースに乗れるか。さまざまな要因が絡んで不登校は現れる。
「大原則」と言われた時、進路を決めつける父親と息子の拒絶が自殺未遂にいたったり、刃傷沙汰になり仲介した経験を思い出し、その発想の落差に唖然とさせられた。家庭が戦場になることもあるのだ。
お父さん、手伝ってよーの話を「大原則」と言って憚らない、何十年同じ甘い混迷をつづけているのか、重要経験は引き継がれないのか、がっかりするのだった。私たちは何十年、何をしてきたのか。
-----------
新型コロナ、東京、月曜日160人を超えた。オミクロン株の侵襲が、いよいよはじまったの感あり。母のみまもり通院と、ビッグイシュー購入と配達が始まる。
-----------
-----------
(校正2回目済み)