湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

1/19 車中の読書難におもうこと/他

2019-01-20 05:46:42 | 地震津波災害ボランティア
2019/01/19 記
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午前中診療の地元医に、面倒がる母を連れて行く。薬の効果はあったものの、再発を恐れ食事を忌避する母は、困ったほどに元気だ。食事の大切さを説くそばから、言葉の底が抜けてしまう。わかってやっているだけに、手こずる。

母を趣味のサークルのお茶会に預けて、東京にでる。生業の関係者の会合が新富町で、あるためだ。今年は生活に大きな変化があるから、私の本来の仕事を一日前のように、なし崩しにしたくなかった。悔いても仕方ないと思いつつ、大事な話をどこかうわの空で聴いているわたしがいた。築地で食事をと勧める知人を丁寧にことわって、東銀座から馬喰町、戸塚経由で茅ヶ崎に戻った。

帰りの車中で、持参した「東日本大震災と高齢化〜宮城県沿岸部の経験〜」(ISBN: 9784495442811 熊沢由美編著)を開いて読み始めたが、異様な事態が起こった。この書は、字体が間隔が大きいが明瞭で、文脈に穴が開いていても補完できたから選んだのだが、眼を5cm近くに寄せないと読めないので、行移動が不安定で、ひどく疲れるのだった。家では、読み上げ機の補助がある。その差だった。スマホの文は、画面が縦長なら読めるが、横長だと読みにくい。それと同じ理屈だった。

またひとつ能力が失われて行く悲しさ。湘南被災の際、「高齢化」は、地方ほど顕著な形では現れない。「重層化した地域・目的型コミュニティ」が破壊され、個々人が原子化して、急遽提供された絆システムへの取り付き力がそのままでは弱く、政策としてのセイフティネットの網の粗さが問われるだろう。都市・都市周辺部は、高齢化の環境が違う。過疎地域化を問う本書は、大事だがまとつどうしても今、読まなくてもいい、などと自分を納得させて、熊沢さんの観点メモも中止した。

悔しかった。何か出来ることをと、あがきなのだが、後半部の「セツルメント運動の再評価」メモを解決した。明日は成田洋樹記者の講演会で、##氏と久々に会う。母が留守番なので、不安あり。父のときのように、セコムの首下げ緊急ボタンを契約した方がいいのかもしれない。

夜間傾聴: ひとり
(校正2回目済み)



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