お盆や墓参が行われるのは、親族が顔合わせ出来るため、生きるものが絆を確認しあう調整の機能を持っている。だから我が家のように、日がずれた行動をしてもそれは価値が無いかのようだ。しかし恒例行事のように墓苑に出かけてみると結構人手がある。土日がらみではないと日程が組めない人たちや、初盆の人たちがいるからだ。
父に荒らされ、断ち切られた親戚関係は割り切れば逆に気楽でもある。出かけたかった模様の母を父の見張りに残して、墓周りの掃除をしてきた。これをしてあれば母の気持ちが安定する。
帰り、私は横浜に出た。Big Issue の15日最新版を受け取ろうとジョイナス出口の販売員さんのところに立ち寄った。ところが彼もまたお盆休み。地下に戻ってそごうで買い物。私が市に提案していた「就労相談窓口を兼ねた喫茶(サロン)」の企画が、「本人活動の結集の話」からの組み替え出発になっている現状で、全く必要のなくなってしまった技能ではあるが、そこの収益をあげるために準備していたレシピの材料を買い込んだ。上新粉・スパイス・豆…。通販だと量が多くなってしまう材料を駅ビルで買えるのは助かる。このレシピの基本は「広義のせんべい」のメイクアップにある。
調理の技能を極限に磨くことを前提にするのではなく、初めに最終的なまとめあげをそれなりにやれば、安定した味を続けていけるメニューを育てていた。味の方は、材料の鮮度管理とタイマーで、何とかクリアできている。ただコストダウンしていかないと、純益がでない。原材料価格の部分の工夫に入っていた。企画が流れ、製菓学校も中途でやめ、今となっては使い道が無いものだが、工夫を少しづつ蓄積はしている。不器用だから盛り付けの見た目が悪く、とても教えられないので、この辺もスキルアップの練習をしながら、その一方で熟達不要な方法をあれこれ考えている。結局は調理の目的が説明しても納得しない私の両親の口にはいるだけだが、ともあれこぶし3つ分くらいのボリュームの素材をひとつの紙袋に仕込んで、父の実家に向かった。
叔父さん夫妻とは、父との関係では表向き絶交状態にある。しかし、叔母さんの遠縁に当たる方の娘さん(都内在住)のリスト・カットの件で、求められて1年弱関わったことから、私個人とは絶交解除の状態になっていた。この娘さんは、ある個人事務所の秘書として、今は復活している。優しく律儀な方だから、適職に就いたなと思っている。
「夜間傾聴」は「いのちの電話」のように「公開」するには、同士がいる。個人の紹介の方だけで手一杯の状態にあるからだ。ただこれをいくら積み上げても、そこから本人活動が生まれてくることはないから、どうしても、もうひとつの結集軸となる活動がいる。それが「わーく」の放送作りと取材を主とした活動となるのだが、引きこもりと精神、自閉症スペクトラムの青年を主眼にする私の提案する地域活動と、特別支援校の知的を中心とする卒業生の育て上げを基本におく活動のずれは、調理レシピ企画とともに接点が作れない空転の中に、虚しく日々が過ぎている。
結局叔父さん夫妻の夕げの時間に飛び込んだのだが、急に厨房に入るわけに行かず、父の近況を説明して訪問の役割を終えた。いとこがいれば、この年齢になっても「再婚せい」と居心地の悪い話題になるのだが、いとこもいない日だったので、のんびりさせてもらった。
帰りは海からの帰りの観光客で埋まった車両にもまれて帰ってきたが、昨日は相談専用電話は全く音がしなかった。私の波長の違う一日はこうして終わっていった。
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一方父のほうは、案の定トラブルを起こしていた。母が居眠りをしている間に入浴、そして足を滑らし、腰を抜かしていた。転倒と打撲がなかった分、幸運としなければならないが、足をひねったか2階の寝室まで、自力で上がっていけなくなっていた。帰宅早々、腹の張った父を背負って2階に運び、ベッドに寝かせたのだった。気が遠くなるほど重い。不安定な階段でふたりで倒れたら大騒ぎとなる。しかし、いま成しうることをしていかなかったら、新たなことは起こらない。やっても無駄だからしないというのは間違っている。「しなければ事が成らないことだけは厳然とした事実」だからだ。成り立つことは、なすことの条件にはならないのだ。
明日、久々に沼津に行った伊勢原君(仮名)の後見人の@@さんが平塚に帰ってきているので、再会の約束をした。静岡の就労支援活動情報が入るといいのだが。ひさびさにサポセンに寄る予定。
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<気になった記事>
●「内閣府調査:生活不安、初めて7割超える」
●「介護事業所:職員確保へ公費支援 厚労省」
●「障害者応益負担免除を」
●「放置自転車が公用車に変身/日高・毛呂山」
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夜間傾聴:なし
(校正2回目済み)
父に荒らされ、断ち切られた親戚関係は割り切れば逆に気楽でもある。出かけたかった模様の母を父の見張りに残して、墓周りの掃除をしてきた。これをしてあれば母の気持ちが安定する。
帰り、私は横浜に出た。Big Issue の15日最新版を受け取ろうとジョイナス出口の販売員さんのところに立ち寄った。ところが彼もまたお盆休み。地下に戻ってそごうで買い物。私が市に提案していた「就労相談窓口を兼ねた喫茶(サロン)」の企画が、「本人活動の結集の話」からの組み替え出発になっている現状で、全く必要のなくなってしまった技能ではあるが、そこの収益をあげるために準備していたレシピの材料を買い込んだ。上新粉・スパイス・豆…。通販だと量が多くなってしまう材料を駅ビルで買えるのは助かる。このレシピの基本は「広義のせんべい」のメイクアップにある。
調理の技能を極限に磨くことを前提にするのではなく、初めに最終的なまとめあげをそれなりにやれば、安定した味を続けていけるメニューを育てていた。味の方は、材料の鮮度管理とタイマーで、何とかクリアできている。ただコストダウンしていかないと、純益がでない。原材料価格の部分の工夫に入っていた。企画が流れ、製菓学校も中途でやめ、今となっては使い道が無いものだが、工夫を少しづつ蓄積はしている。不器用だから盛り付けの見た目が悪く、とても教えられないので、この辺もスキルアップの練習をしながら、その一方で熟達不要な方法をあれこれ考えている。結局は調理の目的が説明しても納得しない私の両親の口にはいるだけだが、ともあれこぶし3つ分くらいのボリュームの素材をひとつの紙袋に仕込んで、父の実家に向かった。
叔父さん夫妻とは、父との関係では表向き絶交状態にある。しかし、叔母さんの遠縁に当たる方の娘さん(都内在住)のリスト・カットの件で、求められて1年弱関わったことから、私個人とは絶交解除の状態になっていた。この娘さんは、ある個人事務所の秘書として、今は復活している。優しく律儀な方だから、適職に就いたなと思っている。
「夜間傾聴」は「いのちの電話」のように「公開」するには、同士がいる。個人の紹介の方だけで手一杯の状態にあるからだ。ただこれをいくら積み上げても、そこから本人活動が生まれてくることはないから、どうしても、もうひとつの結集軸となる活動がいる。それが「わーく」の放送作りと取材を主とした活動となるのだが、引きこもりと精神、自閉症スペクトラムの青年を主眼にする私の提案する地域活動と、特別支援校の知的を中心とする卒業生の育て上げを基本におく活動のずれは、調理レシピ企画とともに接点が作れない空転の中に、虚しく日々が過ぎている。
結局叔父さん夫妻の夕げの時間に飛び込んだのだが、急に厨房に入るわけに行かず、父の近況を説明して訪問の役割を終えた。いとこがいれば、この年齢になっても「再婚せい」と居心地の悪い話題になるのだが、いとこもいない日だったので、のんびりさせてもらった。
帰りは海からの帰りの観光客で埋まった車両にもまれて帰ってきたが、昨日は相談専用電話は全く音がしなかった。私の波長の違う一日はこうして終わっていった。
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一方父のほうは、案の定トラブルを起こしていた。母が居眠りをしている間に入浴、そして足を滑らし、腰を抜かしていた。転倒と打撲がなかった分、幸運としなければならないが、足をひねったか2階の寝室まで、自力で上がっていけなくなっていた。帰宅早々、腹の張った父を背負って2階に運び、ベッドに寝かせたのだった。気が遠くなるほど重い。不安定な階段でふたりで倒れたら大騒ぎとなる。しかし、いま成しうることをしていかなかったら、新たなことは起こらない。やっても無駄だからしないというのは間違っている。「しなければ事が成らないことだけは厳然とした事実」だからだ。成り立つことは、なすことの条件にはならないのだ。
明日、久々に沼津に行った伊勢原君(仮名)の後見人の@@さんが平塚に帰ってきているので、再会の約束をした。静岡の就労支援活動情報が入るといいのだが。ひさびさにサポセンに寄る予定。
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<気になった記事>
●「内閣府調査:生活不安、初めて7割超える」
●「介護事業所:職員確保へ公費支援 厚労省」
●「障害者応益負担免除を」
●「放置自転車が公用車に変身/日高・毛呂山」
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夜間傾聴:なし
(校正2回目済み)