大森海岸君(仮名)の巡回をすませて、東京中小企業同友会の障害者雇用講演会に参加した。経営者団体の中で、昔から障害者雇用に積極的に取り組んでいる団体は少ない。今回は谷口真美氏(早大商学部准教授)の「ダイバーシティ・マネジメント」の講演。障碍者雇用も、多様性の観点から積極的に取り組むのが、これからの経営であるという話なのだが、経営学系の関心は、状況理由付けの理論後追いの感じがしてならない。今回の話の中で、概念の整理がどのようになされているかという点では参考になったが、「なぜ・いま」という問いが抜けていることが気になって、あまり面白くなかった。
むしろ、同友会特有のグループ討論が、経営者の感触が伝わり価値があると思っている。今回も会員外は役員さんの多いグループなので、関心の高さは標準にはならないが、課題への取り組みの意思が伝わってきた。
私が経営者団体にお邪魔するのは、実際に雇用を問題とするとき、企業がどのような枠組みを考えているのかという大枠の話と、実際雇用されてる事例の中で、何が問題にあがってきているかという具体事例をしっておきたいこと。それにどのような企業が雇用推進をしているかをつかんでおきたいという理由があるからだ。
今回も懇談というより講演が主の場なので、議論の時間が圧倒的に足らないのだが、安価な人材ということを超えて、障碍者という人材の可能性をまさぐっていることが伝わってくるのは、大企業とは少し様子が違っている。私は大企業の特例子会社拡大と同時に、中小企業の雇用枠の拡大が大事と思っているが、後者は人材包摂の観点がより大きなウェイトを占める意味で、生涯を支える地域と雇用という枠にも重なる重要性を感じている。
9月の全国交流会への準備会の意味合いがあったのだが、神奈川県がまだ障碍者委員会を正規に立ち上げていないようなことと、実際企業さんとのお付き合いが生まれたとき、それは地元であるに越したことはないのだが、直接就労する利害から距離のおける近隣の東京の関係者から、その遠距離の「安全」弁を介して、雇用の実際の意見を交わすことが出来るのではないかと思っている。その意見は神奈川県の経営者の意見を代弁してくれるという予測をたてているからだ。
「わーく」編集部は職場を取材する。このとき、具体的な「仕事」をめぐる話に立ち入ることになる。その話が私たち、就労困難な若者の手がかり提供になるように、下地を整えておく作業である。
約150名の参加者のうち3分の1が、大学関係者と行政・施設関係者・支援者だが、このなかからどのような雇用が生まれてくるのかをあれこれ想像していた。
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大森海岸君(仮名)が、私より立派なノートパソコンを買った。パーテーションも切らずにLinuxをかぶせてインストールしていた。大胆というか…これでしばらくは、彼の夜間傾聴はこのQ&Aになる。HDDを2分割してwinとlinuxの両方を使い分けられるようにしておいた方がいいと言おうと思っていた矢先のことだった。これで私もLinuxを少しいじっておかなくてはならなくなった。アプリの拡がりはつかんでおかないと…。私のKnoppix話が契機になったらしい。
講演会終了が21時だったので、食材補充は地元に戻ってとなってしまった。父の献立を考えて食材を買う。その特徴は、1食(実は間食)が、私たちの手を煩わせずに自分で暖めて食べられるもの。しかもガスではなくて、時間設定を使わない電子レンジ。間違えてもひどいことにならないものが基準になる。チャーハンすら、前の電子レンジ失敗に懲りて、温めずに食べてしまう猛者(もさ)なのだ。ガスは昨日も布巾を1枚焼いてしまったから、油断がならない。調理の場を離れないというひとつのことが守れない。家事と火事が同居している恐ろしさがある。
私の留守中に、父がトイレットペーパーを便器に落として騒ぎとなった。よくぞネタが尽きぬと感心している。トイレ掃除の宿題を残してくれた母親もいい根性しているが、父は2階のもうひとつの自分専用トイレを使えるが…なんとも掃除がおぞましい。
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5/31の参加表明された方のうち、一人の方がお子さんの行事との重なりで参加できない旨のメールあり。残念。しかし、硬く考える必要は無い。これから何回か企画を進めていくからだ。企業就職や専業主婦されている方をゲストに、テーマ懇談をこれからも行っていくので、そのとき参加してください。
それから、お子さん連れの話もありました。お子さんが飽きて話が続けられなくなったら、一時離脱してもいいじゃないですかと応答しましたが、私も抜けたほうがいいと判断したときは、合図しますので、会が始まる前に作戦をたてましょう。
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会合のお土産にヤンセンファーマ(株)の「Work and Recovery」という精神障碍関連のIPSの資料をいただいた。内容次第でPJで見てみようと思っている。
6/22の市長懇談の申込趣旨を今月中に出す。ひと寝入りしたら、書き始める。
夜間傾聴:町田さん(仮名)
町田2君(仮名:こちらから)
p.s. 父の杖の先のゴムを交換するので業者に連絡したら、昨日留守中に届けてくれた。なるほど、ケアの関係者だと感心した。
(校正2回目済み)
むしろ、同友会特有のグループ討論が、経営者の感触が伝わり価値があると思っている。今回も会員外は役員さんの多いグループなので、関心の高さは標準にはならないが、課題への取り組みの意思が伝わってきた。
私が経営者団体にお邪魔するのは、実際に雇用を問題とするとき、企業がどのような枠組みを考えているのかという大枠の話と、実際雇用されてる事例の中で、何が問題にあがってきているかという具体事例をしっておきたいこと。それにどのような企業が雇用推進をしているかをつかんでおきたいという理由があるからだ。
今回も懇談というより講演が主の場なので、議論の時間が圧倒的に足らないのだが、安価な人材ということを超えて、障碍者という人材の可能性をまさぐっていることが伝わってくるのは、大企業とは少し様子が違っている。私は大企業の特例子会社拡大と同時に、中小企業の雇用枠の拡大が大事と思っているが、後者は人材包摂の観点がより大きなウェイトを占める意味で、生涯を支える地域と雇用という枠にも重なる重要性を感じている。
9月の全国交流会への準備会の意味合いがあったのだが、神奈川県がまだ障碍者委員会を正規に立ち上げていないようなことと、実際企業さんとのお付き合いが生まれたとき、それは地元であるに越したことはないのだが、直接就労する利害から距離のおける近隣の東京の関係者から、その遠距離の「安全」弁を介して、雇用の実際の意見を交わすことが出来るのではないかと思っている。その意見は神奈川県の経営者の意見を代弁してくれるという予測をたてているからだ。
「わーく」編集部は職場を取材する。このとき、具体的な「仕事」をめぐる話に立ち入ることになる。その話が私たち、就労困難な若者の手がかり提供になるように、下地を整えておく作業である。
約150名の参加者のうち3分の1が、大学関係者と行政・施設関係者・支援者だが、このなかからどのような雇用が生まれてくるのかをあれこれ想像していた。
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大森海岸君(仮名)が、私より立派なノートパソコンを買った。パーテーションも切らずにLinuxをかぶせてインストールしていた。大胆というか…これでしばらくは、彼の夜間傾聴はこのQ&Aになる。HDDを2分割してwinとlinuxの両方を使い分けられるようにしておいた方がいいと言おうと思っていた矢先のことだった。これで私もLinuxを少しいじっておかなくてはならなくなった。アプリの拡がりはつかんでおかないと…。私のKnoppix話が契機になったらしい。
講演会終了が21時だったので、食材補充は地元に戻ってとなってしまった。父の献立を考えて食材を買う。その特徴は、1食(実は間食)が、私たちの手を煩わせずに自分で暖めて食べられるもの。しかもガスではなくて、時間設定を使わない電子レンジ。間違えてもひどいことにならないものが基準になる。チャーハンすら、前の電子レンジ失敗に懲りて、温めずに食べてしまう猛者(もさ)なのだ。ガスは昨日も布巾を1枚焼いてしまったから、油断がならない。調理の場を離れないというひとつのことが守れない。家事と火事が同居している恐ろしさがある。
私の留守中に、父がトイレットペーパーを便器に落として騒ぎとなった。よくぞネタが尽きぬと感心している。トイレ掃除の宿題を残してくれた母親もいい根性しているが、父は2階のもうひとつの自分専用トイレを使えるが…なんとも掃除がおぞましい。
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5/31の参加表明された方のうち、一人の方がお子さんの行事との重なりで参加できない旨のメールあり。残念。しかし、硬く考える必要は無い。これから何回か企画を進めていくからだ。企業就職や専業主婦されている方をゲストに、テーマ懇談をこれからも行っていくので、そのとき参加してください。
それから、お子さん連れの話もありました。お子さんが飽きて話が続けられなくなったら、一時離脱してもいいじゃないですかと応答しましたが、私も抜けたほうがいいと判断したときは、合図しますので、会が始まる前に作戦をたてましょう。
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会合のお土産にヤンセンファーマ(株)の「Work and Recovery」という精神障碍関連のIPSの資料をいただいた。内容次第でPJで見てみようと思っている。
6/22の市長懇談の申込趣旨を今月中に出す。ひと寝入りしたら、書き始める。
夜間傾聴:町田さん(仮名)
町田2君(仮名:こちらから)
p.s. 父の杖の先のゴムを交換するので業者に連絡したら、昨日留守中に届けてくれた。なるほど、ケアの関係者だと感心した。
(校正2回目済み)