湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

今日はヒュースタ青少年セミナーで語るのだが~幕前の闇の中~

2006-05-28 07:14:47 | 引きこもり
 中間テスト期間中。それは心乱れる期間という事もできる。皆が先に行ってしまう不安の語りを私は傾聴しつつも、むやみに励ますことは出来ない。やがて私の心も渦を巻く。

 昨日は茅ケ崎サポセンで、6月の会員懇談の発題者綿引さんへの期待をこめた通信第二面を書いていた。今日の丸山さんたちの青少年支援セミナー春夏には間に合わなかった。今日私は「働くを疑え」というテーマの話をする。以前コロンブスアカデミーの尾根山さんと並んで話したときの、参加者の困惑した表情が思い出されて、果たして私は共通の言葉を持つことが出来るか自問していた。

 今、自分の子どもが苦しみ家族と衝突している。そういう情況下のご家族が解決への道を求めて会に参加している。そこに「就労支援」という話は、何とも場違いなのだ。私が語りかけている方たちは、こうした戦いをくぐり、時間が彼を再度社会に押し出そうとしている方たちなのだ。家庭というとりあえずの居場所を確保しつつも、今の自分の再構成を試み始めた方たちに語りかけている。

 そういう相手違いの空転の意味で、また「まあ、がんばってください」とばっさり切られるのかなとも思いつつ、それでもなお、出会いを求めて、ひととの出会いのひとつの道を提案してみようと思っている。相手と出会えない支援者ではどうしようもない。提案の具体的な形が未成熟なまま、何を語れるのかを問い直している。

 そこにサポセンの紹介ガイドブックに載せる懇談会紹介の記事の校正についてサポセンの**さんが質問にやってきた。電話連絡の応答が無かったので校正は時間切れで、サポセンと市の間で校正を行ったとの了解を求めにやってきたのだ。考えてみればガイドDBに並ぶHPは、皆公的な顔をしている。そこに「超」私的なとぐろを巻いたブログが登場するのは、何とも不釣合いだ。サポセン・市の担当の方がどうのというわけではなく、まずは実際に具体的な活動が根付かねば、なんともいえぬというような言いよどみを起こして、内容は別としてただ承諾の首を振った。こんな調子ではならない、突き抜けなければという思いがつのる。

 そういう私の異常は対面相談の場では、私自身を管理、ガスを抜いて相手の胸元の仮想の花を見ることにしている。私はいわゆる心理臨床のカウンセラーではないから、自分を客観には置かない。しかし、しょうもない話をしつつも、それでもやがて波長があってくるものだ。しかしだからこそ、こういうへこみはしまいこんでも相手に届くと見え、中間テストにへこむ彼は、するりとゲームの話に閉じてしまう。もうひとりは「顔色が悪いよ」と、話は逆の立場になってしまったりとする。後者の子はその言葉の通り、私を受け入れてくれた子だから、「ありがとう」といいつつ、私はその観察眼の素晴らしさを彼に語り、実は場をつくろった。花とは彼らの魅力だ。へこむほど、私はしがみつくようにそこを見ている。これはやはり変だ。

 ヒューマンスタジオのセミナーに持ち出す、残りものの古い通信を集めて困ったことに気がついた。丸山さんから届いたプログラムには、「持ち込み資料1種類」とある。私のは3種類。さてどうしたものかと考えて、結局早めに出かけて、丸山さんに渡してある通信を回収して、会場でホチキス止めの作業をすることにした。会場が13時。60部は騒ぎだなと思いつつ、11時には出かけなければならないことに、白髪頭をぽりぽりとかいている。仮眠3時間ちょい。いつものことといいつつ、これで4日、会場でへんちょこりんなことを言い出さねば良いがと思う。

 今回は穴掘りなり。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする