昨日の続き。
偶然、昨年の岩国薬師院の大祭に参加された女性行者のブログへ行き当たった。「山伏を束ねる講元の家に生まれた尼僧」で修行に出ること、お花を生けることが趣味と自己紹介されている。
「今年(昨年のこと)も五月八日御薬師様の御縁日に火渡りの修行がありました。年々御詣りの方も増えに増え、今年も賑やかにでも修行は厳しく執り行われ、滞り無く帰って参りました」という書き出しで始まり「火はキツくて皆行者は結構ひどく焼きましたよ」と火傷を思わせる短い文もある。
いきなり点火師の役目を仰せつかった、とある。今年の点火も女性行者、昨年と同じ人に間違いないだろう。長い青竹の先の仕掛けに火がつけられる。火のついた青竹をぐるぐる回す。それは火を清めるためだと知った。上手く火が点くか心配した心境も伝わる。
熱い修行が無事終えられた事について、周りの皆さんへ短いが心のこもった感謝が述べられている。「火傷に効く薬草を足にまいてくれたおばさん。ありがとう。」苦笑しなが厳しい修行の一端を知る。
足は水泡だらけです、笑いないがら書いてある。尼僧の火渡りの修行についてはまたの機会にします。今日の修行はどこの地だろうか。
(写真:この後、炎はさらに高く勢いをます)
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