日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

芒種の朝

2022年06月06日 | 自然 季節

 今日は二十四節気11番目の芒種、米や麦など穂の出る穀物の種を撒く時期という意味で、とくに米を指しているとある。寒冷に弱い性質を持っていた米はこの時期に種まきをしていたそうだ。品質が改良され苗代で育った苗を田植えするこの頃にはちょっと差を生じた感じもするが、今年の出来具合はどうだろう。

 関東甲信地方は九州や西日本より先に今日、梅雨入りした。西日本が遅れているようだ。昨日、当地では梅雨らしい静かな雨の一日だったが梅雨入りの発表は無かった。このところの降雨量が平年の三分の一ほどで田植えを見合わせている農家もあると聞いたが、昨日の雨は田植えの足しになっただろうか。

 この時期、田植えのブログ記事に次いで梅を収穫したという記事も多い。この季節の作業の一つではあるが季節感のある風景に思う。我が家は今年も段ボール箱一杯に詰めた取り立ての香りがする梅が届いた。例年、義姉が親戚中の梅を集め梅ジュースやジャムを手作りし配ってくれる。大きめの空き瓶を届けるだけ、有難いことと感謝している。

 今朝の6時ころ、小雨の降る道路に、塀の外にはみ出した梅の木の枝から実が落ちている。いくつかは車につぶされていたが、1個だけ落ちたまま残っていた。実の半分は緑、半分は綺麗な黄と赤桃色のグラデーション、思わずつまんで車からの難を避けさせた。これが幸か不幸かは分からないが生梅は口にするな、子どものころの大人の教えを思い出した。

 (今日の575) 丸顔にほどよく紅の梅の顔
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