日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

玉ねぎ

2022年06月04日 | 生活・ニュース

 今年1月から9月までの値上げは1万789品目、その平均値上げ率は13%アップという帝国データバンクの調査が発表された。このうち7月から9月の値上げは約4500品目、これは上場食品メーカー105社における価格動向調査によるという。国会でもこの数字は取り上げられている。

 こんななか、年に1度訪れる人が今年も「収穫の帰り、食べて」と土のついたタマネギとジャガイモを届けてくれた。玉ねぎは一束10個が頑丈に縛ってあり、すぐに干せる。農家ではないがこの縛り方には毎回感心する。今年は出来具合がバラバラ、大小混合と笑う。届いたのは大ばかりだった。

 玉ねぎが高い。スーパーで大きめの1個が200円という時もあった。高値の原因の一番は、北海道の昨年の干ばつによる影響と報じられている。その他に物流費に資材の値上げなどもあろう。昨秋ころからじわじわ上昇していたそうだ。飲食店もだが普通の家庭でも欠かせない食材の一つ。スーパーで超低価格の玉ねぎはお1人様3個までの制限、それでも競うように買い求める。

 今日の購読紙に「刻まなくても涙が出ます」の句、タイトルはズバリ「タマネギ高騰」。予算委員会の政府答弁者の複数が「自分では買い物をしていないので」と値上げ実態を知らないと恥じることなく平然と答弁した。これで物価高騰の対策を論じる神経が分からない。政治は誰のためか、参院選の投票先を考える指針の一つになる。

 (今日の575) 現金の支出でわかる物価高
コメント (2)
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