日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

やってみようっと

2022年06月20日 | 自然 季節

 この蘇鉄を購入して何十年経つだろうか。店頭で見た時は、水栽培用の透明な容器に入っていた小さなものだった。子どもの握りこぶしほどで「育ちますか」と聞くと「しっかり世話をしてください」と店員、育たないとは言えないのでうまい説明だと思いながら、窓辺に置いていた。

 容器が小さくなり、家にあった小形の植木鉢に移した。それからも成長をしていたが数年前に冬枯れしたかのように葉が枯れた。なんの根拠もなく枯れた葉を付け根から切り落とし様子を見ていた。何がどのように効果あったのか、新しい葉が伸び始めそして育ち、小型ながら蘇鉄らしくなり、再び一回り大きな容器に移し替えて眺めていた。

 今月になり、中央部分から新葉が6枚伸び始めたた。さてこれからどうしたら良い物やらと、困った時のいつものネット検索、するとあれこれ記されている。伸びれば、葉が生き生きしていれば、そんなことくらいしか思っていなかったが、手を掛ければそれなりの姿になるとある。先ず、下向きになった古い葉をつけ根から切り落とせとのようだ。

 花の苗や種は咲けば終り、採種するのは朝顔くらいで、落ちた種が芽を出せばそれを植え替える。妻は今、そんな自家生えした芽を集め可愛がっている。いづれ狭庭を飾る大きな役目を担わされることになる。そういう意味では長く我が家に居ついていることになる。植物は枯れても甦れるが、人生100年といわれる時代になったが、万物の霊長という人間にそれはない、自然の勝か。

 (今日の575)  古い葉を切り落とされて長く生き
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする