日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

緑が好きだから

2017年05月04日 | 生活・ニュース

 色合いの異なる緑が思い思いに山肌を覆い変化にとんだ模様を作り出している。まるで手芸のパッチワークをまねたような自然のおりなす業が目を引く。植物の葉は。光合成で二酸化炭素を吸い酸素放出し自らの養分を作る。樹木は人の生活には欠かせない大切な植物、とは小学校の理科で教わる。今は山林業の事情は厳しいという。

 40数年前、一般家庭にも自家用車が普及し始めたころに聞いた話し。農業の傍ら山林業を営む人が夢のよう高価な車を買うという。驚いていると向かいの山を指さし「あそこの杉を数本売ればおつりがくる」と笑っていた。そうした山も人手が入らず荒れる、河川改修などもあり海への養分が減少、漁業にも影響が出ている、購読紙の連載記事が教える。みどりは戻るのだろうか。 

 憲法記念日の次は「みどりの日」、昭和天皇は植物に造詣が深く、自然をこよなく愛したことから「緑」にちなんだ名がふさわしいという主旨から決まったという。これは、天皇誕生日が4月29日から12月23日に変更になることで、従来の天皇誕生日をみどりの日としたたうえで祝日としたことによる。その後、祝日法の改正で10年前から祝日と祝日の間の5月4日を祝日とする際みどりの日とし、4月29日は昭和の日としGWは充実された。

 山を見ても草木を眺めても緑色も種類が多い。緑色系統の色をチェックしてみたらなんと30種類以上ある。茶系統ではと思うものもあるが、よく分けたものよと感心する。日本の歴史上における緑色は、古くは「青」のカテゴリーに属していたそうだ。そんなことから交通信号機の進めの色は青と決まっているが、緑色にも見えるのかもしれない。
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