日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

脇役の登場

2017年05月06日 | 社会 政治

 GW、逆帰省が始まり新幹線の混雑や高速道の渋滞が始まっている。我が家の前の通り、帰省した孫はじじばばと手をつなぎ、その後を若夫婦は楽しそうに話しながらついていく。我が家はとっくに卒業した光景だが見ていていいものだ。そんなことを思いながら、小さな子供1人に大人4人、最近報道された人口問題を思い出した。

 日本の人口推計。2016年11月の確定総人口1億2692万人で、前年同期に比べ15万8千人減少している。来年4月の概算値は1億2679万人でさらに減少スピードは増す。人口減少の加速は今の状況では避けられず、1億人を切るのは2035年、その30年後は8800万人まで減少すると推計するのは厚労省の国立社会保障・人口問題研究所。

 人口の年齢構成別で増加しているのは65歳以上で、15歳未満、15歳から64歳ともに減少している。15歳から64歳の生産年齢人口の減少は産業界への影響は大きい。少子高齢化は人口推計の通りで労働力の確保が重要な課題となる。そのため女性活用、定年延長、年金支給開始年齢の先送りなど労働人口確保に対して策が練られ実行にも移されている。外国人の受け入れも加速されている。

 若い人の家庭は共働きが多く、祖父母などに預かってもらえないと保育施設に頼るしかないが、その不足は政治問題化している。保育施設には管理規則があり、待機児童の一気解消は困難なようだ。そこで、かっては主役、今は脇役となった爺ちゃんばあちゃん達の活用は出来ないのだろうか。最近のドラマではかって脇役だった人らが主役として、安心して観られるドラマを作っている。積み重ねた経験はきっと役立つだろう。
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