日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

虫、受難の季節に

2017年05月29日 | 自然 季節

 ドラッグストア正面の自動ドアが開くと目に飛び込んでくるのは虫除けコーナー。天井から実物の何万倍もありそうな大きな蚊や蠅が吊り下げられ見下ろしている。その怖そうな目つきを見ると商品棚につい手を伸ばしそうになる。そこが発売元や店の願うことで、コーナー設置の効果はありそう。TV-CMも殺虫効果を自慢しあっている。 

 殺虫剤のCM、その年に新しく企画され登場した作品に交じって、昨年いや一昨年前など以前のCMを継続ドラマ風にしてその効き目路をPRする。効能を控えめに他社製品との違いを出すには、商品名を視聴者の脳裏に留まらせておくことが大切だ。55年間続いたヤン坊マー坊は今でも思い出せる。

 子どものころほど回りの虫が気にならないというか、少なくなった気がする。家の内外を問わず防虫剤が普及し排水路整備など効果が出ているのかもしれない。蚊帳を張り渦巻き状の蚊取り線香を焚く、乾燥させたミカンの皮をいぶして庭の草むしりをしたなど、半世紀以上も昔の経験を思い出す。

 虫といって侮ってはいけない。数年前、共同農園で「マダニ」に出会った。5㍉ほどの大きさだったが、かまれると重篤にもなりかねない。雑草や雑木の中で行動するときはとにかく注意が必要という。蚊に刺された、毛虫にふれたことはあるが、マダニは最近になって知った。犬や猫にも寄生するという。山間部で半袖半ズボンなどで過ごすときは特にご注意を。
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