日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

軽快なタッチ

2017年05月13日 | 生活・ニュース

 今年もパステル画展を訪れた。30点ほどの作品が目線の高さに並んでいる。生物に静物、風景などいろんな対象が画材となり描かれている。友達から届いた写真を描いたという作品もあり、離れた地の風景も楽しめた。

 パステルは、乾燥した顔料を粉末にし粘着剤で固めた画材、いつだったか展示してあった。その画材をナイフ等で粉末に戻して塗る。塗り方はスポンジや手で行う。園児が喜びそうだ、と話したら「そんな簡単容易なものではない」と教えられたことがる。芸術だから奥深いことは当然だろう。

 一見したとき、写真のような迫力、油絵のような力強い盛り上がりは感じないが、静かなタッチの色合いに対象の美を感じる。綺麗な作品だと思う。抽象的な作品は展示されていなかった。そういえばパステル画には不似合いな気もした。

 沖縄や奄美は梅雨入りしたという。これからは鬱陶しくなる、すると展示されているパステル画のさわやかな画風は気分をさわやかにしてくれる、そんなことを思いながら、他に来場者はなくひとり占めの会場でゆっくり鑑賞した。
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