日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

創作中

2017年05月14日 | 自然 季節

 月1回の農作業。畑周辺の茂った雑草を心配したが、一昨日の雨をものともせず、草刈り機を左右に振りながら除草作業された方があり、すっきりさっぱりの状態に安堵して作業にかかる。私の作業は主に、ほうれん草などこれから大きくなる葉物の育ちを邪魔する雑草抜き。雨の影響もあってか思いのほか簡単に抜ける。時々立ち上がって腰を伸ばす、無理がこたえることを学んでいる。

 耕運機操作のできる人はレバーを切り替えながら行ったり来たり、見ていると面白そうだが運転する人はそうではない。小さな農園でも機械力が高齢集団の「老力」をカバーしてくれる。農家の高齢化は進み、牛馬の消えた田んぼ、そこで地力を呼び起こす黄や赤の農機具は日本農業から欠かせない光景に変わった。

 農家の苦労を知らない体調1㌢あまり青虫たちがあちらでもこちらでも一心にキャベツの葉を食べている。ただ生き抜き子孫を絶やさないために好物の葉を食べて食べ続ける。その跡は意志ある者が切り抜いたかのように様々な姿形になっている。もしかして芸術家のつもりではなかろうか、写真に撮ってみたが面白い。これも撮ってと駆除した青虫を並べる。丸まって身を守る。

 無農薬だから虫たちも安心して食べる。虫を防ぐなら、毎日毎日、虫取りで畑に足を運ぶことになる。有機や無農薬野菜を作る人の苦労は並み大抵ではない。来月の農園作業日、どこまで創作が進んでいるか楽しみだ。
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