日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

コースアウトしない

2016年05月26日 | 生活・ニュース


 75歳を超えての運転免許更新はそれまでと違い厳しさが増す。気になるのが講習予備検査と言われる認知機能検査、自分の記憶力や判断力の状態を知ることになる。昨年の更新時に検査を受けたが始まる前はなんとなく緊張した。検査時間は短いが、結果を聞くまでは一抹の不安はある。昨日、予備検査を受けた知人は準備だといい、あれこれ聞かれたが結果はどうなっただろう。

 とは言っても高齢に関わる事故も多い。典型は高速道での逆走やブレーキとアクセルの踏み間違い、報道を見るたびに決して他人事ではないと言い聞かせる。また、重大事故が身近で発生するとなお気を引き締める。当市で3日連続して死亡事故発生、全国放送された事故もある。警察メルマガでは、いづれも中央線突破のはみだしが原因とある。発生場所は国道187号と188号、前者は山間部を貫く「いやな」、後者は海岸に沿う「いやや」と通称するカーブの多い片側1車線の古い国道だが、ここらでは幹線の役目を担っている。

 メルマガでは「コースアウト4(し)ない運動の推進」として「ぼんやりしない、脇見しない、居眠りしない、携帯電話を使用しない」の4項目が載っている。携帯はしないが残り3つはこれから先その可能性を完全否定はできない。どれも一瞬の不注意だろうが、取り返しのつかない大きな交通事故につながることはこれまでの事例が示す。適当な緊張感を持った運転を心がけたい。

 「コースアウトしない」は何も車の運転だけではなく日々の生活にも当てはまる戒めだろう。ここまで幾つかの山と谷の超え方を教わりながら何とか過ごせた。人生は一生学びというが、これまでを活かしはみだししないよう過ごし、次回の講習予備検査も突破するぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする