日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

笑顔の復活を

2016年05月05日 | 生活・ニュース

 敬老の日や成人式、子ども日などそれに合わせた対象の推計人口が発表される。そのたびに少子高齢化傾向が進み多くの問題と対策が示されるが、歯止めがかからない傾向は続く。今日、子どもの日に合わせ総務省が発表した15歳未満の子どもの推計人口は、前年より15万人少ない1605万人、これは1982(昭和57)年から35年連続の減少という。また、総人口に占める子どもの割合は12.6%でこちらは42年連続の低下という。

 男の子の節句は5月5日、女の子の節句は3月3日だったが、祝日に関する法律で「男女ひっくるめて5月5日を子どもの日」とした。そうはいっても端午の節句、強くたくましく成長することを祈って武者人形や鯉のぼりを飾る。最近は屋根より高い鯉のぼり、街中では見かけることがなくなった代わりに、軒下やベランダで小さな鯉が泳いでいる。その何か肩身が狭そうな泳ぎが気の毒でならない。

 遠くに住んでいる孫は子どもという年齢の枠を超え、目標を立て進んでいる。それでも、毎年、ひな祭りと端午には気持ちだけだが小さな飾りつけ、といっても、退職後に誘われて入会した陶芸教室での作品、その出来栄えは別にして並べている。手作りなのでほかにはないひと品、それなりの風格が備わっている、など自画自賛している。段飾りの兜は納戸に閉じ込められて何十年だろう。

 熊本地震で避難所生活の子どもたち、今年の子ども日はどんな気持ちで迎えたのだろう。「くまモン」が今日から活動を開始し避難所を訪問した。子どもらのうれしそうな顔を映像で見て胸熱く感じた。一日も早い子どもらの元気復活を念じる子どもの日だった。
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