日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

うるさくても

2016年05月19日 | 社会 政治
 
 「同じことを何度も繰りかえされるので、いやになり心を閉ざしたくなる感じ」、これを「うるさい」という。どんな行為か具体的に並べてみる。しつこくされてやりきれない、わざとらしくていや気がする、扱いに手間がかかり厄介である、音や声が邪魔になり腹立たしい、あれこれ言われる、高い水準を求めてしつこい、気が許せない、などいくつも並ぶ。

 こんな行為を「する側とされた側」では言い分は違うだろう。大方の人は双方を経験しているのではなかろうか。する側は悪意などなく相手を思えばこその行為でも、される側には悪意と感じることがある。そこには度がすぎないように気配りがいる。「冗談も度が過ぎれば喧嘩になる」。おろかな行為にならないよう肝に銘じておこう。

 うるさい、漢字では「煩い」と思い込んでいた。ところが「五月蝿い」と書いてそう読むことを知った。なるほど辞書には載っている。「5月のハエは何故うるさい」、この5月は旧暦を指すから今では梅雨のころになる。群がり騒ぐハエを表す「五月蝿(さばえ)」から派生したともいわれる。ハエは気温が15度を超えると活動を始め、25度を超えると一番活発になる、人が暑いころをハエは好むようだ。

 「うるさすぎ」と言われても思われても引っ込めてはいけない場合がある。その一例、週刊誌の記事から判明した政治と金で首都の首長が苦しい弁明に明け暮れるが、次々と疑わしい新たな指摘がされる。これまで秘書が、会計責任者が、単純なミス記載なので訂正、同じ繰り返しで幕切れが多い。ハエに負けないパワーで真相を解明してほしい。
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