日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

うり坊

2015年04月03日 | 地域


 市の広報、今年度のトップ記事は「イノシシ被害を考える」。これは当市だけでなく他の自治体でも悩ましい状況にあることは知られている。市の鳥獣による被害額は年間3千5百万円、その65%がイノシシ、サルが28%余りという。特集では「イノシシ被害は防げる」とし「策はあるがそれを実行するかどうかだ」とある。

 農家の方は被害を最小にすべく策を講じておられるが、それでも被害が増える事に苦悩されていることは聞き及んでいる。こお特集効果が早く効をなすことを願っている。

 イノシシの被害に悩まされる山間地のレストラン入り口に、実物と見間違いそうな棕櫚の皮でつくられたウリ坊が客待ちしている。ウリ坊も成獣になれば人をも襲う狂暴な姿にかわるが、目の前のそれからは想像できない。それらしく見せるため体の黒い線はマジックで書いたと店主は笑う。

 特集によると、イノシシの野生での寿命は10年前後、成獣になると100キロを超えるものもいる。運動能力は極めて高く時速45キロで走り、1メートル20センチの柵を超えるとある。高齢化の進む山間部、野生のイノシシにどう対応し被害を防ぐ策は何だろうか。
コメント (2)
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