市の広報、今年度のトップ記事は「イノシシ被害を考える」。これは当市だけでなく他の自治体でも悩ましい状況にあることは知られている。市の鳥獣による被害額は年間3千5百万円、その65%がイノシシ、サルが28%余りという。特集では「イノシシ被害は防げる」とし「策はあるがそれを実行するかどうかだ」とある。
農家の方は被害を最小にすべく策を講じておられるが、それでも被害が増える事に苦悩されていることは聞き及んでいる。こお特集効果が早く効をなすことを願っている。
イノシシの被害に悩まされる山間地のレストラン入り口に、実物と見間違いそうな棕櫚の皮でつくられたウリ坊が客待ちしている。ウリ坊も成獣になれば人をも襲う狂暴な姿にかわるが、目の前のそれからは想像できない。それらしく見せるため体の黒い線はマジックで書いたと店主は笑う。
特集によると、イノシシの野生での寿命は10年前後、成獣になると100キロを超えるものもいる。運動能力は極めて高く時速45キロで走り、1メートル20センチの柵を超えるとある。高齢化の進む山間部、野生のイノシシにどう対応し被害を防ぐ策は何だろうか。
特に被害が大きいのは「エゾシカ」で道庁職員がチームを
組んで市民ハンターと協力して駆除に努めている。
そのほか「アライグマ」被害も広がっていて道庁は
捕獲罠などの仕掛けを無料で農家に配っている・・
見た目は可愛いアライグマだが 凶暴な性格で人への
危害も心配されている。
こちらではイノシシとサルで93%、残りはクマ、タヌキのほか、ヒヨドリやカラスなどです。