日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

追加した願い

2014年01月10日 | エッセイサロン
2014年01月10日 毎日新聞「はがき随筆」掲載



 氏神様の石段は長くて急。子どもは3歳くらい、その父娘の後ろに続いて上る。中ほどまで上がった時、息をはずませ「パパ、神様はどうして高いところにいるの」と聞く。何十年も参拝するが、思ったこともない質問に、これは難問と思った。 

 間をおかず「それは、子どもが仲良く遊んでいるのがよく見えるから」とパパは質問を待っていたかのように教えた。

  神は身近にいて子どもを見守ると教えたひと言。機に応じて出せる知恵を頓知という。これは物忘れ対策に役立つと直感、家内安全に急きょ、頓知の2字をプラスし初詣の柏手を打つ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする