3日の東京・JR有楽町駅付近の火災で新幹線を含む鉄路は大きな混乱が生じた。Uターンする人の困惑した人らで混雑する風景を映像で、「4日から仕事なので今日中に東京へ着かないと」という人の顔もアップで映る。9連休の人もあればそうでない人も多いのだろう。
そんな混乱のニュースと箱根駅伝を見ながら折り込みチラシを見るともなく見る。「冬物大バーゲン」の折り込み広告がある。冬はこれから本番、これから買いが入るのではと思うのは素人なのだろか。確定ではないが景気は上向き、賃金は上がりそうなどと先行きの良さが報道される。一方で消費税は上がる、買うなら今、それでバーゲンかも。車に住宅と高額商品の呼びかけが多い。
そんなチラシの中にお年玉がもらえると載っている。今年の年賀はがき番号の下2桁が、店の指定する番号ならお年玉をくれるという。年賀状を読み直しながら番号を調べると30枚に1枚の割で当たっている。もしかしたら、本番の当たりより高い確率と喜ぶ。しかし、当たれば必ず店に足を運ぶ、いや運ばせるように仕掛けられている。それはそうだろう。
年賀状本家のお年玉抽選は19日、これまでは切手シート以外の当選はなし。今年の1等(下5けた)は1万円の現金になる。それも10万本に1本、これまでの10倍の当選数になるという。2等(下4けた)はふるさと小包が1万本に1本、3等(下2けた)はこれまで通り切手シートで100本に2本。利用者のアンケート結果から現金に変わったとか。午年の運だめし、楽しみに待っていよう。