日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

干支の午試作

2013年11月12日 | 陶芸


 誘われて入会した陶芸の会。楽しんでいるうちにこの暮れで満6年が過ぎる。そこは同世代のメンバー30人ほど、月2回、楽しみながら思い思いの作品作りをしている。作品について制作の記録を几帳面に残されている方の作品は、そうでない私の何倍もの見栄えのする姿や色合となっている。その日に粘土をこねながら何を作るか思案するようでは作品にはならない。

 これまで記憶に残っている作品はと問われると、初期のころの何点か。そこで、ここ何回かは作品に挑戦せず、器の厚さを薄くしながら成形することを、指導を受けながら復習している。まだ、ある厚さより薄くなると形が崩れる。芯出しだが確かでないことが原因のひとつ、とわかっているが、難しい。頑張る、努力、練習しかない。

 毎年、最後の作品は干支でこれまで丑・寅・卯・辰・巳を作った。これも形など構想を持って挑戦したのでなく、粘土に触りながら思いついた形だった。6個目となる来年の午は、反省を生かし、準備した形の作品にしよう、と、30数年も前に買ったレタリング集を繰りながら図を描いた。今、平面図を3Dプリンターにかければ立体造形となる時代だが、それでは陶芸にならない。

 紙粘土を購入、それと図を眺めながらどう立体形の午にするか思案。思案だけでは形にならずと工夫すること30分、イメージした形に何とかなった。しかし、戌にも似ている感じだ。乾燥を待って、黒色で全体の縁取り、顔や飾りを描き午の字を中央にアレンジした。戌の感じは消え午らしく見えると自賛。本番での注意点も何点か掴んだ。次は粘土と相性よく取り組もう。
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