日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

初体験 火渡り

2010年05月08日 | 地域
               

毎年5月8日は砂山町にある薬師院の春季大祭の日。ここにある木造薬師如来坐像(彫刻)は1970(昭和45)8月市の指定文化財に指定されている。

初めて訪れた。教えられて護摩木に供養の願い事を書き祭礼の始まりを待つ。ほら貝の音とともに山伏姿の行者が登場しそれは始まった。「燃え上がる火の上を渡り家内安全・交通安全・祈願成就のご祈願をいたします」とある。どれも初めて目にする光景だった。

行者が火の残る中を渡る。「火傷しない火渡りは火渡りではない」というそうだ。何度か行者は渡る。やがて火床が整えられ参拝者が渡る。火床の熱いうちに渡るのがよいと教えられれまま10数番目に並んだ。

前の人等は声を出すこともなく粛々と渡る。背中に呪文をかけた行者に背を押される。火渡りの初体験。何か急ぎ足で渡ったようなだが、緊張が解けるに従い何かが軽くなった自分に気づく。足を洗わないでお帰りなさい、という年配の方の教えに素直に従う。今日はいくつも教えられた。感想は改めてアップしたい。

(写真:初めて目にした行者の火渡り)
コメント (4)
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